キャニオニング 水上 | |||
Canyoning | |||
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2008年 | 9月15日 | キャニオング(群馬県水上) |
会社のスキー&スノボ部で、夏の企画でキャニオニング。いっぺん行っときたかってんなぁ。これで、やりたかったことの一つが実現! (他にも、シーカヤックとか宿坊に泊まるとか、やりたいことはたくさんある) 行き先は、群馬県の水上。 東京駅を、朝6時8分発やで!よくみんな起きれてたもんや。東京から新幹線とローカル線で、約3時間で到着。 |
ガイドさんは、オーストラリア人のリンカーンさんと地元出身のアキさん。 ここを運営するcanyonsは、ニュージーランド人が経営してて、たくさんの世界各国の山岳ガイドさんがスタッフとして常駐している。 大自然に囲まれた日本の田舎に来たのに、このベースは、まるで海外に来たような感じ。オープンウッドデッキに、djブースを備えたゲストルーム、長期のサマーバケーションが出来るようになっている。 |
うちらのパーティは、ぼくら10人と、ここで一緒になったカップルさんが1組。それと、ガイドさんが2人がつく。 ぼくらは男1人に、おかま1人と女の子が8人の妙な集団や。この組み合わせだと、みんなから「なぜ、男1人なの?」と訊かれる。 「9人の妻たちです!」 「1ヶ月ごとに妻を換えます。January Wife、February Wife、・・・、今は9月まで揃っていて、残り冬の妻を募集中です」 |
川沿いの登山道を、完全フル装備(メット、ウェットスーツ、ライジャケ、ケツパッド)で歩いていく。
9月になって少し涼しくなってきたけど、まだまだ暑い。 途中休憩で「水に入ってもいいよ」とガイドさんに言われたままジャブジャブ遊んだら、体は浮くし、気持ちよかった。 が、水を含んだウェットスーツはさらに重くなった。だから、ガイドさんたちは「見ーてーるー」"だけやったんや。 |
ここから、ひーひー言いながら上を目指すことになった。 斜度がきついところはロープを伝ってあがり、たった30分のウォークで汗だくなって、ようやく目指してたポイントに到着した。 |
ここでガイドさんからレクチャーを受けて、次々に川に入った。スライディングすると、「うひょー!」と滑っていける。こんなん初体験!プールのジェットスライダーなんて目やない!!!だって自然やねんもん。 ところどころ進めないところは、立ちあがるのがめんどくさいので匍匐前進で進む。 うちら10人とカップルさんが参加してるので12人のパーティが連なって、川のなかを滑ったりした。岩が張り出して、川幅が狭まってるところがおもしろい。びゅーん、じゃぼーん。 完全フル装備のおかげで、浮くし、岩肌にあたっても痛くない。安心して遊べる。 重い思いをして歩いてきた甲斐があった。めちゃ、楽しいー! |
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小さい滝つぼに着いた。
「ここは飛び込んでみましょう!」 「はーい、行きます!」 岩の先っちょに立つと少し緊張する。思い切って飛び込む。 じゃぼーん!勢いで少し沈むが、すぐに浮いてくる。 わはは、気持ちいいーーー! 大人になって、こういう経験をすることはほとんどない。 2回、飛び込んだ。 |
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ほな、次行ってみよー!
滝になるほどでないが急斜面をロープワークで降りた。まるでロッククライミングしてるみたい。 |
これで午前の部はおわり。
今日はコンボコースで頼んでる。半日コースが2パックに、ランチがついている。 午前は「鼻毛の滝」コースで、午後は「フォックス・キャニオン」コース。どちらも初中級コースや。 ランチは、ベースに戻って食べた。ワンプレートに、チキンのバーベキューとサラダとピラフがのってる。大盛りにしてもらった。お腹がぺこぺこで、ぱくぱく食った。 |
午後は、車を置いて2分ほど歩いただけでポイントに着いた。
午前で体が冷えて、ランチで温まり、そうするとまるでプールのあとのようにぽわーんとしてたので、冷たい川に再度入るのはちょっと勇気がいった。それでもじゃぼじゃぼ行ってると、慣れてくる。 午前より川幅は狭く、流れはゆるやかに見える。でも、中にはいると圧倒的な水量でどーーっと流される。 ここは、いきなり20mの大滝や。 |
ほぼ垂直!それだけに滝つぼもでかい。
ロープに吊るされながら、途中で離されて自然落下していく。待つ側は、吊るされた人がおりていくと、あとはロープを握ってるガイドしか見えない。 ガイドのアキさんは「途中まで吊るして、ロープを離す」の「離す」の行為がむちゃくちゃあっさりしてる。まるで"見放した"ような見える。それを見て、待つ側の怖さが増す。え、え、大丈夫なん? 行った。すごく高かった。訳がわからんかったが、あんな高いところを降りてきたんか、と驚くしかなかった。 |
ちょっと進むと、今度は8m高の小滝。ここはスライディングをしたり、その横の張り出した岩から飛び込んだりした。8mはけっこう高い。自ら飛び込むには、かなり勇気がいった。慣れればそうでもないだろうが、むちゃくちゃ怖い。 飛んでる間は、瞬間やった。ゴッ、ボーーーン、ブクブクブク〜。 締めは、5mほどのミニ滝つぼ。どっぼん、どっぼん飛び込んで遊んだ。 これで今日一日のコース終了。大満足! |
ツアー料金は少々お高かったが、完全フル装備のウェアとギアのレンタル費と、ガイドさん、保険代などをいれたら、妥当かな。めっちゃお勧めの体験や。
頭をすっぽり切り離して、本能に近い感覚で大自然と遊べた。 帰りは、水上温泉であったまった。男風呂に一人。 水上渓谷が見渡せる露天風呂。 ☆ ☆ ☆ あー、腹が減った! 電車を待つまで、駅前で何か食べよ。 って、17時すぎたら、駅前のほとんどの店が閉まってるやん!なんぼ田舎でも早すぎ!こんなものか?えー、どっか空いてへんのかなぁと思ったら、同じ思いをしてる外人さんと遭遇。 閉まりかけの、うどん屋さんを見つけて一緒に入った。 |
外国人マイクさんと地元名物の手打ちうどんを食べて、東京へ戻る、長岡まで車中でしゃべり、『英語でしりとり』をした。ハードルが高い。
長岡で別れ、ぼくはビール2本を買って、一気に飲み干したら新幹線のなかで爆睡。 翌日、会社でみんなと会うと、「筋肉痛〜」とあちこち痛がってたけど満足げな顔。いい企画やった。 |