市原アート×ミックス    
ICHIHARA ART×MIX

2014年 4月19日 市原アートミックス(千葉)
千葉県の市原市で開催中の市原アートミックスに行ってきた!

市原市内に点在する廃校になった小学校などを使った現代アート展や。小湊鐵道や巡回バスを利用して、ゆっくりまわるのが楽しい。

小湊鐵道と巡回バスの1日乗車券と入館料がセットになったフリーパスが3800円。

キハ201のディーゼル車に乗ったんは初めてや。騒音と振動が大きいけど、里山風景になじんでる。
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駅には、変わったかかしが駅ごとにあって楽しめて、これもアートです。
廃校になった小学校です。
立派な学校で、体育館もあるし、教室もたくさんあるし、なんで廃校になったんやろ?やっぱ過疎化?
廃校を使ってのアートは建物そのものに懐かしさがあり、アートをするのにぴったり!

人なつっこそうなおじさんが、丁寧に学校内のアートの説明をしてくれました。

「野菜が飛んでくるのをイメージするといいですよ」
「次の部屋、いろんな国旗が出てきます」

2階にはこの『もぐらの穴』を通ってあがります。
これもアート。

なんかわくわくする〜!


入口を開けると連動して、吊るされた楽器が音を奏でます。涼しく透明な音が、教室に響きます。
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暗がりのなか、怪しげなモノが飾られています。
オバケのアート。8番目の謎は…?!(ふふふ)
これ、観たかったのに、14:30かぁ〜。残念。
ここは線路沿いに植えられた菜の花が有名や。でも菜の花の季節はもう終わりかけやった。
電車やバスは1時間に12本で、1本逃すと、周りには何もないし、ぼーっとするしかない。

の〜んびりした遠足やね。

ワンデイパスポートは、小湊鉄道と巡回バスが乗り放題です。
旧里見小学校に来ました。IAAESと呼ばれてました。
パーカッションの体験をやってました。
めっちゃ楽しそう!
「ここ大人気で、今、空いてますよ」と、入ったのが『プリンシバル・オフィス』という、校長室をそのまま凍らせたアート!

入ったとたんに、息が真っ白になって「さぶーーー!」と言わずにおれんほどの寒さ。寒さというより、
凍る一歩手前やがな!

校長の寒いギャグのせいでこうなったのか?とか、どんどん想像力が広がった。
しかし、この寒さは体感しないとわからん!すんごい強風で噴き出す冷風気の轟音が寒さを増した。
もうちょっとおりたかったけど、1回2分まで。
「生きてますか〜?」とドアが開いて、次の人へと交代した。
学校なので、入り口を開けるまで、中に何があるかわかりません。

開けて「なんじゃ、これ!」と驚くことばかり。やっぱ現代アートはおもろい。頭んなかをぐちゃぐちゃにされる。

ほんで、これ。
めっちゃ動いています。(YouTube
『美術室』というアート。
「うわっ!お菓子の部屋!」

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この部屋に入ってくる人は、みんな暗幕を潜って中に入った瞬間に「すご!」と言います。

ぼくも言いました。

部屋全体が撮れないんで伝えられんけど、教室中に、文字がすんごいスピードで周っています。
再びバスに乗って、一番楽しみにしてた、市原湖畔美術館に来ました。
一番期待してた市原美術館はそこそこやった。各地で若手アーティストさんたちののうほうが、弾けっぷりがよくて秀でてた。
現代アートは体感できるのが特徴や。くぐったり、何かを動かしたり、自分がぐるっと廻ったりして、アートが完成する。

外に出て触れるアート。日常のせせこましさが一気に解放されて、ゆっくりした休日を味わえた。

きとやん日記