木曽御嶽山    
Mt.Kiso_Ontake

2014年 7月25日 1日目 御嶽神社里宮と清滝・新滝
7:40
平日の金曜日。朝に新宿集合。

山田さんとはJR「木曽福島」で合流です。
ところが7月の大雨の影響で中央本線が通行止めになってて、神戸から(このときは広島から来るもんやと思ってた)来る山田さんは、新横浜まで来て、中央本線の下りに乗って木曽福島に向かっているそうです。

ええ天気や。
都心を脱出して、ぼくらは中央道をドライブ。
「塩尻?」みたいなことがありましたが、信州木曽路のそば『くるまや』でランチ。JR『木曽福島』駅で山田さんと合流!
14:40
御嶽神社里宮

この参道の途中で、明らかに空気が変わります。めっちゃ不思議。「ここから変わる!」というところが、はっきりとわかります。
371段の石段を上がりきったところに、講祖本社里宮本殿拝殿があります。

ぼくはこの講祖本社の岩に、すんごい竜がいるように感じます。滝昇、黒龍がいるように見えます。毎回、岩に見つめられている感じがします。
お山にご挨拶して、清滝へ向かいます。
15:25
滝が目に入ってくると、すーっと気持ちが澄んできます。
そこに向かうことだけを考える、というか、引き込まれるというか、無心になる感じ。

 ☆ ☆ ☆

時間の感覚が途中からなくなります。
冷たかった水温が突然温かくなり、時間の概念がふわ〜と消えていき、肉体が消えて自然に包まれ、意識だけになり、その意識もなくなっていきます。

人、細胞、大地、自然、大きな力。

後からお講の方たちが入ってきたようで、ぼくの周りでお経?真言を唱えてたようですが、お経の文言が中空に浮いていて、まるで明王たちに取り囲まれているような感じがしました。

む〜、やっぱ不思議。
16:05
新滝。

毎日通ってらっしゃるような、おばあちゃんが一人いました。

竜と虹は同意語で、水と鏡も同様や。
滝にかかる虹。
それらがすべて入っている。

新滝には祠があります。

祠(ほこら)って言葉では知ってるけど(ドラクエ!)、リアルの祠なんて!なかは、ずっといつまでも居られそうな空間でした。

心が安らぎ、何かに吸い込まれていくようで、ここに入っているだけでも、ずいぶんと心が軽くなりました。
新滝を包む、渓谷全体の在りようが気持ちええです。
何か超越した空間です。
清滝とは、またぜんぜん違います。どっちがいいとか、そういうもんやないです。

試されているというか、受け入れられているというか、滝が会話をしてきてるというか、自分自身とは何なのか。

より厳しくて、すんごい優しくて。

 ☆ ☆ ☆

るっちゃんが入滝するところ。
動画 YouTube
やっぱり滝はたまらん!
500倍すっきりした!
さぁ、今夜、仮眠を取らせてもらう宿へ向かいます。
よっくんヒュッテNは20周年だそうです。
おばちゃんがぼくのことを覚えてくれてました。「えー、えー、覚えてますよ。あの、TKOの、あの頭が・・・、あの方にね、似てるなぁと思ってて」、「TKO木下ですね!」、「そうそう!そうです」と。


ボリューム満点で、美味しい味噌鍋を食べて、お風呂に入って4時間ほど仮眠します。今夜は新月で、満天の星空になりそうです。


きとやん日記