国立公文図書館    
National Archives of JAPAN

2013年 9月2日 国立公文図書館、北の丸公園、靖国神社
国立公文図書館なんて、初めて入る。公文書などを閲覧できる図書館や。

『第3回 空襲の記録―全国主要都市戦災概況図―』、昭和20年(1945)12月に第一復員省が編纂し、引揚者に故郷の戦災状況を伝えたものや。
これが、期間限定で、記録原本が展示がされてる。

神戸の町の地図もあり、自分の目で見たかった。
地図は、デジタルアーカイブされててネットで閲覧できるようになってるが、やっぱり原本を見たかった。
紙質や、古びてる様子や、折り目や、書かれている筆跡やハンコなどを見たい。

昭和館で保存されている、アメリカの国立公文図書館所蔵の写真に驚いた。

めちゃくちゃ爆弾を落としまくってるやん!
「雨あられのよう」とよく言われてるが、ほんまにそうやん!

この下に何万人の市民がおるのに、落とすほうは何を考えとんねん?

「神戸大空襲」
ボーイングB-29爆撃機の焼夷弾が神戸に降り注ぐ。昭和20年6月5日撮影。

神戸には造船所と港があったので、周りの京阪神のなかでも突出して、被害が大きかった。

442,638人の被災者。
(うち死者が7051人、傷者が4061人)

11,112棟の家屋が全焼。

うちの実家(花隈)があったところを見る。

1ブロック隣りは被災してるが、うちはぎりぎりセーフやった。おじいちゃん、おばあちゃんの言う通りやった。
(おおげさに言うてるもんや、と思ってた)

展示は地域で入れ替えがされてて、今は、関西・九州圏が展示されている。ぼくが見ている間は、おっちゃんが一人だけの来場者やった。

国立公文図書館を出て、これまた初めての
北の丸公園
ここには武道館もある。

北の丸公園を九段下のほうへ抜けると、靖国神社があった。
行っておこう。ここも初めてや。


国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社。
今、ぼくらが在るのは、命を捧げた人たちの上にある。よく外交問題で注目を浴びるが、日本人として、何かを思い、感じることは大事やと思う。

しかし、空襲図録からここへ来たのはたまたまやけど、呼ばれたんかなぁ???ここはすんごいパワーが漲ってて、右の掌にびんびん感じた。

きとやん日記