根津美術館   
Nezu Museum

2017年 10月7日 根津美術館(表参道・青山)
初、美術館!

外国人観光客が列をなして入る。
企画展は『ほとけを支える』。

大日如来や文殊菩薩が座っている、乗っている、踏みつけているモノにクローズアップした企画や。

霊獣のなかに、獅子がいる。

なんで獅子なんやろ?
獅子ってライオンのことでええんかな?

そういう疑問が前々からあり、今日はスライドショーによる解説もあって、疑問に答えてくれそう。
雨上がりのあとの晴れ間で、濡れた木々や葉っぱ、石畳がめっちゃええ感じ!
生い茂る木々。
噴井。
川。
ほんまに、表参道・青山のど真ん中?
贅沢な空間。
学芸員のシラハラさんによるスライドショー解説。
如来→菩薩→四天王。

普賢菩薩は象。象は、法華経に、熱心な信者に現れる、と書かれている。当時、女性は信者になれなかったが、法華経だけは入れた。だから白い象。

文殊菩薩は獅子。文殊菩薩は、実在の人物。東北の山に住んでいる、と書かれていて、それは中国の五台山ではないか?と言われていた。中国から見たときに文殊がインドから獅子(=最強の動物)に乗ってきた、というイメージ。

インドの仏教は、ヒンズー教が流行り始めてて、仏教はヒンズーの神々を取り入れて、ヒンズー教を従わせようしていた。仏教+ヒンズーの神々=密教。

日本に仏教が入ってきたのは、538年。密教は空海が本格的に導入した。

獅子は、大音声=獅子吼。

稚児文殊像、15世紀(室町時代)。子供の神(若宮=文殊)が獅子にまたがっている絵。

多聞天と毘沙門天は同じで、多聞天と呼ぶときは四天王のとき。単独のときは毘沙門天と呼ぶ。

大日如来は、太陽神。
密教は「7」と深い関係にある。獅子はトップのみ。

不動明王が立っているところは、岩かシツシツと決まっている。

円珍の曼陀羅。
神戸の太山寺に、胎蔵界曼陀羅がある?
きとやん日記

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