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2006年 | 8月20日 | 第22回 三茶フェスティバル |
くぉらーーーっ!新人二人、遅刻すんなーーー! (写真手前のほそちぃは、違います) 前頁と同じ文言でスタートやないか。ほんまに、もう。 「東横線に乗っちゃいました」 って、おのれらどこ行くんじゃい! 遅刻はダメです。 |
スタート地点へ行くと、すごい数のカメラの放列です。しかも、おっさんばっかり。 おいおい、そんな望遠でどこ狙ってんねん? |
スタート直前にシャワーのような夕立があり路面の温度が下がり、さらに空は曇天で、真夏において、これ以上ない贅沢な条件が揃いました。 新人くんらは新調した衣装を纏い、ワキリーダーの智恵ちゃん は未だに帯締めを手伝ってもらって準備完了。植田は、首に鎖を付けていないとどこかへ飛んでってしまいそうなほどハイテンションになってます。 沿道にはたくさんの観客がいて、ダンサーさんたちが現れると、一斉にレンズがそっちへ向きます。 やらしいです。 スタートラインで並ぶと、ぼくらは、バフーン、ブフーンと鼻息が荒くなりました。まるで出走直前の競争馬のようです。 スタートの合図を今か今かと待ったそのときに、ジレトールの合図でスタートしました! 初サンバ、初パレードの始まりです! |
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スタートから100%全開、どこまでこのペースで行けるのか? そんな心配は無視して、みんな舞い上がったまま、声を張り上げて歌って踊りまくりました。 |
みんなよくやった!やればできるどころか、予想以上に爆発しました。むちゃくちゃ燃えました! 練習の成果をじゅうぶんに感じることができて、いよいよ来週が浅草サンバの本番です。ぼくの体力はこれしきでは尽きず、力の出しどころがよくわかりました。 沿道で見てた子供たちが、獅子の中まで入ってきてのぞいてくることがありました。そんなとき、ぼくはニカっと笑って、「中に入ってみる?」と声を掛けてあげます。 子供は「ううん」と首を横に振りながら、「覗いてみただけー」と目で答えてくれます。 獅子のなかは蒸し風呂のようで、ぼくらは曲の節目でポジションをローテーションして体力の回復をはかります。そのときに給水してもらったり、頭から水を掛けてもらうと、生き返るように元気になりました。 審査員席を見逃してしまいました。 お祭りに付き物の、ギャラリー同士の喧嘩がありました。 長かったようで、あっという間だったパレードは「あれ、もう終わり?」って感じでした。 汗を吸った法被は、水をかぶったようにびしょびしょでした。 「最高の気分!クルゼイロさん、ありがとう!三茶のみなさん、ありがとう!」 |
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表彰式があり、獅子からはぼくを含めて2名が参列しました。6つのサンバチームが、三茶フェスティバルに参加し、このなかから最優秀賞と優秀賞が与えられます。 そしてなんと、クルゼイロ・ド・スゥルは2位でした! いぇぇぇーーい!優秀賞!2年連続ゲーーーット!だそうです。 クルゼイロ、おめでとう!!! |
しかしま〜、ゲッチュウさんの駅伝ファッションは、似合いすぎです。 アルモニア(タイムキーパー)として沿道を走って給水する姿がむちゃくちゃ印象的でした。お尻がぷりぷりで、体はむっちむちりで、笑顔が素敵でした!平たく言うと、コミカルでした。 |
打ち上げ大宴会がスタートです。 しばらくもしないうちにギターが始まり、歌い、演奏が始まりました。みなさん、プロのようで気持ちいい〜! 気付くとダンスが始まり、踊れないぼくたちにまで丁寧にステップを教えてくれました。楽器のショカーリョを「やってみる?簡単よ」と、優しくコツを教えてくれ、初めて触るぼくたちに「うまい!」と褒めていただき、めちゃええ気分です。 みんなでダンスしてると、いつのまにかゲッチュウさんが駅伝スタイルに着替えていました。 一体いつの間に?どこで?! 頭につける羽飾りも出てきました。もう何が何だかわかりませんが、大暴れです。 最高!ハッピー!こんな経験、二度と出来ましぇん! よーし、来週、がんばるぞーーー!!! |
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いや、だからね。先に言うとくと、遊んでばっかりのように思えますが、踊るときは踊る。遊ぶときは遊ぶ。 どちらも思いっきり楽しみます! |