きとやん日記                       
 2005年12月23日〜2006年2月5日

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2006年2月5日(日)
野沢温泉スキー by 夜行バス
バスケの友人ら、男ばっかり7人でスキーへ行ってきた。夜行バスに乗るなんて何年ぶりやろう。今週末は、東京も激冷えやったけど、現地・長野もえらい雪と寒さやった。頂上の「毛無山」なんて、誰が毛ぇないねん!(自分ツッコミ)、マイナス13℃!寒ぅ〜どころやないし粉雪が舞うとコースが見えなくなった。
信州のスキーそのものも久しぶりで、「あー、この雪質。はい、はい。ちょっと湿り気があって重いんよなぁ」と感じた。もうずっと北海道か新潟・群馬ばかりしか行ってない。

野沢温泉スキーのもう一つの楽しみは、当然温泉!バスから降りた瞬間から硫黄の匂いがした。

1日目の夜、ぼくたちは民宿(あ、これも久しぶりや)の素朴な晩飯を食べたら、することがなくなった。6時に食べて、テレビは100円入れなくちゃ見れないし、酒はぼく以外誰も飲まないしと、「この余った時間をどうすんの?」状態やった。
とりあえずぼくは、たまたま隣にあった酒屋でビールとおつまみを買い込んで、一人で飲んだ。みんなを巻き込んでしゃべるが、しかし1人で飲んでもイマイチ盛り上がらない。「よっしゃ外湯行ってこよ」と、だいぶええ感じに酒が入ったところで立ち上がった。みんな、少なくとも数人は行くかと思ったが、寒いですしぼくたち明日スキーせずに温泉巡りします、なんて言う。ええー、まじで?!

そんなわけで、ぼくは一人で夜、てくてく散歩がてらに外湯めぐりに行った。

歩いて2分のところの『新田の湯』。
外湯は無料で、地元の人たちが使うためのもの。本当に現地の方達が、家族で、おじいちゃん一人で、民宿経営のおっちゃんらや、が来ていた。ぼくの行った時間帯のせいだろうが、地元8でスキー客が2という割合だった。そして施設には「うわっ」の連続やった。

まず小さい入り口を開けると、すぐ脱衣所があり、からからとガラス戸を開けたら、浴槽。洗い場は4つ程度で、湯船に大人が体育座りで6人でいっぱいになった。お湯が「うわっ熱!」と叫ぶほど熱い。でも、慣れると外気の冷たさと相まって、ええ感じになってきた。

次に行った「十王堂の湯」は、外から入ると、いきなり湯船が視界に飛び込んでくる。
「うわっ、脱衣所と湯船が一緒や」

湯船があって、横2面に脱衣ボックスの木箱が並んでた。湯の花浮かぶ熱いお湯につかりながら、「あ〜風情やなぁ」と最高の気分やった。
2006年2月1日(水)
おぇぇ、ぎもぢわるい〜

今日のは”きた”。

あ、やばいと瞬間的に思い、やっていた資料作成に集中力を高めたが、そんな頭んなかでのコントロールなんかは無駄な抵抗で、体の全細胞が求める無条件の反応には逆らえず、トイレへ直行。うなだれ、頭のなかは真っ暗で、呼吸は荒くなるばかりで、何もできず、何も考えられず、ただひたすら時間が経って回復するのを待つのみ。

静にしていたい。吐き気だけでもおさまってほしい。うー、気持ち悪い。

ようやく立ち上がれるようになりデスクに戻ると、さっきより閑散としていて40分以上経っていることがわかった。
体の機能の稼働率は30バーセントぐらいでふらふらと前に歩けるだけや。おぇ気持ち悪い。こんなんがじわじわーと1、2時間は続く。ひどいときは半日や一日使いものにならん。今日のはひどい。会社の5階におったのが不運や。最低限動けるだけという感じか。

あーうー、気持ち悪い。こんなに使いもんにならんとは。

2006年1月31日(火)
頭んなかで、ぐるぐる

マーラーの交響曲第5番で、映画などでもよく使われる第4楽章。ゆっったりしたリズムで弦楽器の旋律にのせてハーブの音が響き、心地いいことこの上ない。ここんとこずっと頭んなかで鳴ってるわ。

土曜日、HMVのポイントが3倍になったんで、うろうろ長居してて、そのときにボストン交響楽団時代の小澤征爾が指揮したのを見つけて即購入した。
毎朝のシャワーで聴き、毎夜の長風呂で聴いていてただいま大満足。

2006年1月30日(月)
大学生、それも東京人

H.I.Sへ行ったら、この時期、あほ面した学生でいっぱいやった。

卒業旅行か。ふーん。しかしまー、ぞろぞろと連れ立ってようさんおるわ。一人でええやろ、もしくは二人で。そんな全員で来んな。しかし、どいつもこいつも男も女も、村上龍が『半島を出よ』の中で書いている"魂が入っていない"という表現がぴったりあてはまる空気が漂ってる。

なんやこの無気力感。生きるも死ぬにも執着がなさそうな。あ〜こいつら海外で掠われて死ね、死ねと過激なことを心の中でつぶやいてしまうぐらい、こいつらにはイライラさせられるものがある。
こいつらが何してるわけやないけど、理由もなく「ワレ、真剣にやれや」と怒鳴りたくなった。「やれや」に深い意味はなく、憤りの気持ちを表したらこの言葉になった。

ぼくも学生時代、だらだら、だらだら過ごした時期があった。日本の学生は、なんやろな、世の中(見えている範囲、つまり日本の社会)のなまぬるい平和風呂に感受して、やる気を失せるんやろな。それはめちゃ無駄な時間を過ごすことになる。でも、その無駄があったからこそ今頃になって後悔し、今のほんのちょっっぴりの反骨心と、活動の原動力になっとうと思う。

2006年1月28日(土)
映画『歓びを歌にのせて』

やばい!絶対観たほうがえぞ!逃すと人生のなかで大きい損になる。やばい、なんて今風の言葉なんて使いたくないけど、絶対観たほうがいい。あー文字にすると陳腐や。ぼくはこの映画からめっちゃええもんを受け取った。まるでドイツ公演をもう一回体験したようや。

純粋で優しくて音楽があって強くて人生がある。ドイツの風景が空気がクラブハウスが移動バスがあいつらの顔が浮かぶ。触れることができる。
あれもこれも記憶がよみがえって、気持ちが洗われた。

2006年1月26日(木)
読書の冬?

 『嫌われ松子の一生』をあっという間に読んで、続いて直木賞を受賞した東野圭吾の『容疑者Xの献身』も1日半で読みきった。その間に、おやつ的にグインの外伝(これはイマイチやった)も読んで、ただいま村上龍の『半島を出よ』がスタート。これもえらい勢いで読んでいけそう。良質な作品ばかりや。
あ、次に読む本も購入済み。佐藤賢一の新作『カポネ』や。

2006年1月23日(月)
携帯カメラで撮ったら

昨日、舞子後楽園スキー場へ日帰りで行ってきた。
携帯カメラで景色を撮ったら、こんな絵画っぽい絵になった。なんで???

2006年1月21日(土)
コーヒーとウォークマンと本

ぼたん雪がふわーと落ちてくる。スタバの、二階の広い窓越しから見える。降る雪に音なんてないはずやのに、ふわーしずしずと聞こえてくる気がする。

今日は寒風吹きすさぶ部屋から脱出して、コーヒーとウォークマンと本を楽しんでる。CDはMOBYのアルバム「HOTEL」からアンビエントのディスクのほうを選んだ。雪にむちゃくちゃマッチしてて、自分でも驚くぐらい当たりや。

明日のスキーは電車大丈夫かなぁ?東京の足はすぐ止まるからなぁ。

2006年1月21日(土)
映画観まくり

 水曜日に映画『SAYURI』を観にいき、今日は会社を早くあがって『キング・コング』を観にいってきた。仕事が激暇になったせいもあり、今のうち話題作と興味ある映画がどんどん観ておこうと思う。

キングコングは、昔のキングコングをちゃんと観たことがないので、これが純粋なリメイクなのか、だいぶストーリーが違うのか知らない。でも最後のシーン、NYで一番高いビルに登るところはめっちゃ有名や。今回の、このクライマックスでぼくは泣いてしまった。キングコングは悲しい話しやった。人間の身勝手さを思い知らされた。

単純な構図のストーリーは、絵本のように、人間の心の一面をずばり描いていた。クライマックスのシーンは、映像的にも素晴らしかった。自然でかつスリリングな映像に魅入ってしまった。途中までの、島のシーンなどは(まーしゃーないか)と思いながら、少し退屈ぎみやったが、ラストのキングコングとNY(と人間)の対比はあまりにも圧巻で、印象に残った。

クライマックスの高所映像は(しまった)と思った。ぼくは高いところがまったく駄目で、映像だけでも駄目やの。せやのに、この映画を選んでしまい(ビルに登るって知っとんのに!そこまで考えが及ばず、とほほ)、(のわ〜!勘弁してくれ〜、あかん見れんー、くらくらするー。うわーーあんな高いところに登って信じられーん、あかん、無理無理無理)と心んなかで叫びながら、目を伏せてはちらっと見てを繰り返してなんとか観た。

だからクライマックスは、余計にどきどきして力が入った。リアルな高さを感じさせる映像はあかんよ。R指定のように年齢制限する映画があるんやったら、高さ制限も加えるべきや。ちなみにぼくは5階以上は駄目なんで、H5(High5、勝手に今作った)指定の作品になったら見ない。

2006年1月18日(水)
今シーズン 初スキー

【昼飯】
今シーズン初スキーや。あ、会社は休みました。雪質良し、風がなくときたま晴れ間が挿して気候も良し、ゲレンデは空いてて絶好のスキー日和。唯一、ビール腹の脂肪が邪魔!たぷんたぶん波打つわ、ほんまにもー。
ふむ、6本目で板に乗れてきた。あ、手袋に穴が空いてるわ。ボーダーが8割やなぁ。スキーが少ない。そこら中でコケてボーゲンのみでゲレンデを削るような初心者が皆無。ますますスキー人口が減っていくんやろうなぁ。平日やし大学生ぽいやつらばっかりやな。ボードのジャンプ台は楽しそうでやってみたいな。ぼくはショートスキー。
まだ板に対して体が遅れてる。乗り切れてないわ。ガーラ湯沢は圧雪がちゃんとされててええねんけど、コースが短く平凡やねんな。コース同士の連絡も悪い。調整にはええがバリエーションがないんで楽しさが少ない。さてと第2クォーター行ってみよか。

【おやつ】
9時半にスキーオンして、昼超えてさすがにロングやともう足がもたん。途中でストップせな吹っ飛ばされそうになる。総合的に運動能力が落ちてるな〜、歳や〜。コーヒーブレイクをはさんでラストは無理せんと適度に滑って終わろ。

【帰り】
ラストは本数を5本に決めて、ガンガン飛ばした。気持ちよかったー。いっぺんでええから自分の姿を外から見たい。こんなでっかいおっさんが、えらい短いショートスキーで飛ばしてる姿は奇妙なんちゃうやろか。帰って、時間あればレイトショー行こ。今日は評判がいい「SAYURI」に行ってこよ。

2006年1月17日(火)
震災から11年

震災と言えば、長田が燃えている空撮の映像がよくテレビで使われる。ぼくはあの火の下にいた。

昼なのに空はどんより暗く灰色に包まれ、しばらく見上げていると黒い煤がぱらぱら降ってきた。「長田のゴム工場が燃えてるらしいで」と近所の人が言ってきた。どれだけの範囲が燃えれば、ここ花隈まで火の粉が飛んでくるんやろうと想像もつかなかった。煤が降るのは夕方まで続き、夜になると、暗い空にはヘリコプターのライトがいつまでも浮かんでいた。

ぼくは、前も後ろも立っている場所もわからない灰の中にいた。
いつ晴れるかもわからず、次の瞬間に死ぬかもしれない、という思いだけが強烈にあった。でも精神とは正反対に、肉体まったく怯えておらず、むしろ若さと持て余した体格は積極的に活動した。祖父母を安全な場所へ移し、最低限の家財道具や食料を集め、避難所を確保し、近所の様子を確認しながら倒れた家屋から知らない人を助け出した。情報を集めるためあちこち走りまわって、人から話しを聞いた。

この夜は車の中にいた、と思う。避難した中学校の校庭や。いや、親戚のおばちゃんの非難場所を確保するため、違う学校や集会所の空きスペースを探していたっけ?覚えてない。翌日はどんな朝を迎えたんやったっけ?

そして11年が経った。
この間、ぼくはどう生きてきたんやろう?

 ☆ ☆ ☆

昨夜急に食べたくなって会社帰りに材料を買って、今朝早く起きて、きのこたっぷりのミートソースを作った。パスタは200gで、腹いっぱい食べて大満足。これ朝食なり。人はこうやって罪や理性なんて関係なく、ただ食って生きていくんやろう。

2006年1月16日(月)
よっしゃ、ぼちぼち体作っていこ

風邪は治った。ベルトの穴1個ぶん太ってしまった。お腹がぽよんと出てるし、体全体に脂肪がたぷんと付いてる。しかも筋肉がなくなってる。オーノー、これじゃろくなスポーツができん。ぼくは飲み込み悪いしどんくさいけど、なんとか運動神経だけでカバーしてたのに、それすらもできん。

風邪も治り仕事も落ち着いた。今日は暖かく、きっかけにはちょうどええ。
ランニングからスタートや。なるべく欠かさへんように、軽く、無理せず、てってってという感じで走ろ。そんで、時間見つけてプールを再開やな。プールができるような運動能力が備わってくると、まーまーええ感じになる。あとは、それを続けられればええ。えーと、とりあえず目標は春祭り!4月までには体を整えておこ。4月言うたかて、なんやかんやあっという間やもん。

2006年1月15日(日)
10月からの不摂生

 風邪もすっかり良くなり、今日は会社のテニスに行ってきた。しかし、いつまでたっても上達せぇへんわぁ。上手くなって兆しもなく、なーーんかいつも同じ調子や。体動かして汗流すんが好きで、そのあとのビールが最高にうまい!
しかし10月からの運動なしの生活と、飲み食いしすぎの生活が続いてたんで、またもや脂肪が体全体にたっぷりとついてた。動きにくいーーー。あかん、まずは運動を増やして、それから食事の量を減らしていかな。

2006年1月13日(金)
巧妙な迷惑メール

 最近、迷惑メールが一気に増えてきた。今までまったくなかったのに。
昨日きたメールのタイトルは「入金をお断りしますか?」と書かれていた。(は?入金?そんな覚えないで)と中身を読むと『あすか様(人妻)からあなたへ入金希望があります。・・・なんたらかんたら』とあった。クリックするとどこかのサイトに飛ぶようになってた。
なんじゃそれ〜。これに似たような『お誘いメール』が毎日、ぽろぽろ2・3通くる。女の子が書いたような文面のものもあり、迷惑メールの創意工夫は見習うものがあると、ほんまつくづく思った。おれおれ詐欺にしても、そのテクニックと心理学の応用は、人づきあいの基本の上に成り立っててすごい。

2006年1月12日(木)
またもや風邪

また始まった。のどがヒリヒリ熱い。だんだんひどくなってくる。のど飴を嘗めても一時しのぎで、ヒリ度と熱さはひどくなっていく一方で、しまいには熱もじょじょに上がってくる。はぁ〜、丈夫そうに見えんのになんでこうも風邪には弱いんや。
マスクして寝て予防してても、うがいを欠かさずやっても、あかん。今回は、寝不足というか抵抗力が弱ってたというか、火曜日ぐらいから胸が痛くて、内やなく筋肉の部分やと思うが、まるで寝違えたような感じで息をするとビリっと電気が走ったように痛くて、眠たくても眠れず寝不足になった。プラス、周りがコホンコホンとやってて、あっさり風邪ひいた。

2006年1月10日(火)
焼酎にはまってます

焼酎にハマってます。芋・米などの種類に関係なく、店に行くといろんなのを注文し、どれがええかなぁ〜といつも探しています。そのなかでも鹿児島の芋焼酎【克】が、ぼくにぴったり合いました。調べると限定品らしく、ネットでも売っていませんでした。ところが1月に新しく詰めなおしたものが販売されるようになり、早速発注しました。転売されたくない、という理由で3本頼まなあかんかったので、とりあえず芋焼酎のベスト3を頼みました。【克】は、芋焼酎のベスト2でした。

昨日届き、さっき「ちょっと飲んでみよ」と思い、3位の【導師】を開けました。
これはいわゆる芋臭さがぜんぜんありませんでした。芋焼酎は、あの香りが苦手な人も多いんですが、これはほのかな香りで、芋というよりフルーティという感じです。一口、口に含んでも鼻につく臭いもなく、すっと入ってきます。ぐっと飲みこむと、お・お・おって感じで、じわ〜香り高い旨さが広がってきます。胸から頭のてっぺんまでみたし、飲んだ瞬間より20・30秒後に旨さがぶわ〜っと広がってくるので不思議です。さらにこれがしばらく持続します。癖になる旨さです。3位でも抜群の旨さ。

2006年1月6日(金)
映画『YAMATO 男たちの大和』

戦闘シーンはほんま良かったわ。鬼気迫るものがあり、体験者の話しに基づいて作られただけあって生々しく描かれていた。ここは見る価値があった。が、しかし・・・。

2006年1月5日(木)
初夢?

 昨日(今朝?)は、えらいようさん夢をみた。すごかったのは流れ星の夢やな。あれは綺麗やった〜。と、夢の話しを書こうと思って、ふと、(あ、これが2006年の初夢か?!)と思った。
さ、番茶でも飲みながらぽちぽちキーボードを叩いて書いていこ。

夢は3つ見た、と思う。2つは確実に覚えてるが1つが曖昧や。
@大流れ星
A(自分の・・・、あ!3つ目を思い出した、これは心の暗い部分かな。なのでここでは書けん)
B素っ裸で百貨店で買い物。

大流れ星やった。都内で、ビルの谷間から夜空を仰ぎ見たら、だーーーーと何本も流れ星が空を流れていった。まるで飛行機雲のように線を残していく。濃い群青色の夜空に、きらきら光る粒子の線が残る。それが何本も、奥から手前に流れ行く。右へそれていくもの、左へそれていくもの。だーーーと、何本も流れいく。いつまでも、いつまでも。冬の空は透きとおっている。ぽっかり月が浮かび、ちぎれた薄雲がふんわり浮いている。これと流れ星がセットで夜空に絵を描いてる。あ、でもこれ、しぶんぎ流星群(4日3時ピーク)とぴったり重なってる?「見たいなー」という自分の願望が夢になった???

3個目の夢も解説できそう。これたぶん、テレビで流れてた「百貨店の福袋が売れてる」というニュースの影響かな。なんですっぽんぽんなんかはわからん。めっちゃ全身裸、パンツも履かずに、吊るしのコートとかを選んでたわ。わはは。なんで?

写真は、年末年始に神戸に帰ったときに、ひょいと撮った写真。上のはメリケンパークを散歩しててパチリ。下のは、地下鉄降りて地上へ出て行くときに、ちょうど朝日がまっすぐ入ってきてておもろかったのでパチリ。

2005年12月31日(土)
つるてんの「あつ・ぶっ・そ・だい」

神戸に帰ったら、絶対食べにいく店が3軒ある。

 @「もっこすラーメン」 ラーメン
 A「つるてん生楽」 ぶっかけそば
 B「赤萬」 餃子

今日、紹介するのは「つるてん」のぶっかけそば。通称「ぶっそ」。温かいツユと冷たいツユの2種類があり、温かいのは「あつぶっそ」、冷たいのは「ひやぶっそ」と呼ばれている。国内産の蕎麦粉を使った白そばと、かつおと昆布から取ったツユに、鰹節・大根おろし・ねぎ・天かす・生卵と薬味として山葵が乗っててそれらをがばっと混ぜて食べる。ぼくはこれが大好きなんよなぁ。
ほわっと口の中に広がるツユの香りと、相性が抜群にマッチしている蕎麦が最高にうまい。たっぷりの大根おろし・ねぎ・天かすと生卵がからんで、これまたうまい。なので、いつも大盛りを頼んで満足するまで食べる。注文を頼むときは「あつ・ぶっ・そ・だい」。

2005年12月27日(火)
三丁目の夕日で往生しまっせ〜

「うちの炊飯器の話し聞くぅ?」(大木こだま調)
「炊き込みご飯をすると芯が残るんや〜。水にさらす時間がすくなかったかなと思ったら、ジャーが壊れとったわ。なんジャーこれ!」
「そうそううちの掃除機も壊れててん」(大木ひびき調)
「ほんで電器屋に買いに行ったら、最近の掃除機は機能がいっぱいついてて目が飛び出そうなぐらい値段が高かったんでやめたわ」
「えー、掃除機買いに行ったら目が飛び出たんかいな?そしたら目医者行かんかいや〜」
「ちゃうちゃう、掃除機が目が飛び出るぐらい高かったの」
「ほなら冷蔵庫買いに行ったら歯が出るんか?お前、おもろいやないか〜」

「目黒駅ビルの新星堂がHMVに変わっててん」
「突然、話し変わっとるやん!」
「HMV派のワシとしてはラッキー。ちょっと覗いてMARY J BRIGEのアルバムを衝動買いしてしまってん。これが2005年を締め括るのに最高や。かっこよくて骨太のR&Bや。やっぱベテランはええで。KATE BUSHの”AERIAL”なんてむちゃくちゃええもんな」
「そうそう、ぼくもな、CD買うてん。ほんでな・・・」

三丁目の夕日の話し聞くぅ?」
「話し途中やっちゅうねん!それにネタバレはあかんで」
「ええ映画やったわ〜。ストーリーはわかっててもじんわり温か味が伝わってくるんや。ハリウッド映画のドカドカドンパチが薄っぺらいもんに思えたわ。日本映画はええなぁとあらためて感じたわ。原作がコミック(アニメと表現するよりこっちのほうがぴったり!)で、俳優さんらがだんだんそのキャラクターに見えてくるから不思議やで。堤真一のあのシーンが最高に笑えた!もういっぺん見たいわ。もちろんあのシーンでも涙がぽろ、あそこでも涙がぽろ。心があったまる映画やったわぁ。お母さん・お父さんらにもお薦め。親と行って来るとええんちゃうかぁ。
劇場に来てる人らは年齢層が高く、突然「たかお〜!」と叫んだボケおばあちゃんがおったし(家族の人らが必死に「おばあちゃん、静かにして」って言うてた)、痰を切るじいちゃんやでかいいびきのおじいちゃんもおったし、この騒々しさが劇場で味を出しててなお良かった。往生しまっせ〜」

2005年12月23日(金)
のんびりだらだらと

今日はパソコンに向ってぽちぽちとリニューアル作業。そして”ながら”で、今年買ったCDから2005年ベストを選曲しながら、1枚のMDにまとめていっている。

一番の曲と言われるとなんやろなー、と真っ先に頭に浮かんだのが、きっと定番として心に残る曲のMARIA RITA(マリア・ヒタと読む)や。

セカンド・アルバム『segundo』の”Caminho das Aguas”が今年の一番や。

ふわっと入ってくる歌声と優しい旋律のピアノが、気持ちを和やかにしてくれる。
ささくれたり、ぎすぎすしたときに聴くと、ぼくの本来のフラットな気持ちに戻してくれ、その上、前向きにさせてくれる。そんな不思議な曲や。

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