きとやん日記                       
 2012年1月22日~3月19日

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2012年3月19日(月)
村上 龍『半島を出よ』 2周目

村上龍『半島を出よ』の文庫本(上下)がブックオフで安かったので買い置きしてた。もともと単行本は持ってて、これは旅行にでも持って行く用の、ボロボロになってもええ用や。何年ぶりに読んだやろう。(2周目)

初めて読んだときは、頭のなかは北朝鮮の兵士でいっぱいになった。夢中で読みきった。
ちょうど当時福岡に住んでた従姉妹を訪ねる機会があり、もちろんシーホークホテルを目指した。従姉妹から「どこ行きたい?」と訊かれ「シーホークホテルと大濠公園」と答えたときには訝れた。シーホークホテルでは、1Fのフロント前にある、吹き抜けの庭園で、腰をかがめて限りなく地面近く、木の根っこ近くで「ここで耐えてたのかぁ」と、今にも伏せの姿勢をとろうとしてた。そして用も無いのに客室フロアの8Fにあがり、「ここにV型成形爆破線を仕掛けたんかぁ」と柱をすりすりした。傍からは「あの人、気違い?」と思われてたかもしれん。


そして「世の中狭いようなぁ」と思うことがあった。なんと週が明けて、会社の後輩が「きとーさん、週末にシーホークホテルにいましたか?」と、かなり「そんな訳ないと思いますが・・・」という感じで訊いてきた。「え?いたけど、え!まさか福岡におったん???」、「はい。忌引きで実家に帰ってて、きとーさんらしき人を見かけて、でもまさかと思って声を掛けなかったんですが、でもやっぱりだったんですね!」と、うわちゃー。あの姿を見られてたんか?!とかなり焦った。そんなことがあった。

そして、今、2周目。

村上龍の作品は、他のをほとんど読んだことがないが、毎日メールで送られてくる"JMM [Japan Mail Media] "はチェックしている。だから村上龍の文章には慣れている。
たくさん登場人物が出てくるので、今回は最初からメモを取ってみた。こういうのは初めての試みや。目次のところには人物表があるが、自分で書いたメモのほうがすんごいわかりやすかった。

2012年3月18日(日)
新しいPCが届いた

新しいPCが届き、本や写真アルバムが雑多に置いてある棚を整理せな置かれんことに気付き、それを整理にするには、これをこっちへ移動して・・・って、結局部屋の模様替えになってしまった。どこまでやねん!
テレビのアンテナ線が短くて途方に暮れたところで、あきらめた。まるで引越しあとの部屋のような状態。今日は隙間で寝る。

2012年3月18日(日)
ニュートリノは光速を超えてなかった

去年の9月23日に、「ニュートリノが光速を超えた」という、アインシュタインの相対性理論を覆す実験結果が発表された。それは現代物理を根底から覆す結果で、「そんな訳ない!」と、さらなる検証が必要とされていた。
もしも光速を超えてたら、ニュートリノには質量がないはずなのに、なぜ質量を持ったまま光速を超えられるのか?

何度か、時計の合わせ方(GPS)や配線に誤りがあったのでは?という疑いが起こり、今回イタリアのチームが再実験を行い、
「光速は超えてなかった」と論文を発表した。(3月16日発表)

2012年3月17日(土)
リアルタイムの探偵ナイト!スクープ

昨日から神戸に帰ってた。
脳梗塞で倒れたおばあちゃんのお見舞いや。
反応はあるようでない。ずっと寝てた。

 ☆ ☆ ☆

ウン十年ぶりに、金曜の23:17~リアルタイムで『探偵!ナイトスクープ』を観た。こういうときに視聴率調査が来たらなぁと期待したが、もちろん来なかった。

2012年3月16日(金)
ヒアルロン酸注射 5回目

火曜日に5回目の注射をした。直後はこれまでと同じように、異物混入した気分。体が拒否反応している感じで
疲れる。
水曜日、膝まわり全体がじんじん痛む。びっこ歩きに戻る。
木曜日、変わらず膝まわり全体が痛み、びっこ歩き。時々、電気的な鋭痛が走ってびくっとなる。
金曜日、まだ膝全体がじんじん痛い。歩くのが億劫や。

2012年3月15日(木)
宵の明星が二つ

この時期、18時すぎぐらい、ふと空を見上げると、めっちゃ明るい星が2つある。
宵の明星や。

めっちゃ明るいほうが、金星
その上で少し明るめに光ってるのが、木星

冬は空が澄んでるんで、東京都心でも辛うじて3等星ぐらいまで楽しむことができる。夜空を見上げよう!

(『宵の明星』は金星のことを指すので、宵の明星が二つというのは正確には間違いね。でもこの表現がぴったり)

2012年3月11日(日)
東日本大震災から1年

東日本大震災から1年。ケツメイシの♪手紙~未来が頭のなかでまわる。(You Tube
リフレインを繰り返すメロディが心に入ってくる。

 まだ見たことない未来で、
 勇敢に戦う俺がいる
 きっとそうだろ?どうなの?
 未来の俺らの状況は?


10年後の未来に向かって。

2012年3月11日(日)
ボランティア考

ボランティア考。

宮城・福島から演舞の依頼がときどきくる。実際にボランティア活動をしている団体からの依頼が多い。おそらく依頼すればお金が掛かる、とわかっているところは問い合わせすら見合わせていると思う。でも、ぼくらはお金をいただかなくても、都合があえば行きたいと思っているし、実際そうしてきた。
だから「頼めばタダで来てもらえる」と思ってるところからでも、(または誰かに何かを依頼したらお金がかかる、という考えすら及んでないところからでも)、自分たちのスケジュールや都合と照らし合わせて回答するようにしている。

意義や気持ちは、ぼくらも一番大切にしているところや。ただ、ボランティアの気持ちは他人から強制されるものやない。実際にあったが「適当に来て、適当にやって、適当に帰ってもらっていいですよ。これであなたも一員となります。」という依頼は、乱暴すぎると感じた。

ぼくも阪神淡路大震災で避難所暮らしを経験した者として、(東日本大震災とは比べられないけど)、いわゆる「ボランティア慣れ」にならないようにしてほしい。

ボランティアする側は、戻れる生活基盤があったうえで、現地へ一過性のイベントとして赴く。できることがあれば少しでもお手伝いして、イベントを行い、少しでも時を忘れてもらい、心を癒す手助けをしたい。でも受ける側は、この一過性のお祭り騒ぎを「当たり前」と思ってしまうと、普通の暮らしができなくなってしまい、自立が遠のいてしまう。きっと以前では、お客さんを呼んだら、すんごいもてなす風習があったと思う。田舎へ遊びに行くと、見ず知らずの人でも決まって大歓迎をしてくれる。何の損得もない「おもてなしの心」があった。

すごい厳しいことを言うかもしれんが、どんな境遇でもあの心を取り戻せるようになってほしいと願う。強く立ち上がってほしい。尊厳を失わないでほしい。ぼくたちはそのための手助けは惜しまない。
そしてボランティアの人たちは、被災した人たちや町の復興のため「何かしてあげる」ばかりでなく、ときには厳しく自立を促すことが、本当のボランティアや。

ボランティア団体もいろいろで、ちゃんとしたところもあれば、運営者がいい加減であったり、特定の目的があるところもある。心意気や意義だけではやっていけない。ボランティアするには経済活動が不可欠で、綺麗すぎる心意気や気持ちだけでは破綻してしまう。だからいろんな目的があってもよくて、経済活動をしてほしいと思う。復興ボランティアのための、株式会社が出てきてもええんやないやろか。復興のためのシステム作り、交渉、実行をパッケージにして請け負うところや。
国や、地元の有志や、ボランティアらがリーダーシップを取るのと同じく、株式会社という形態もありやで。むしろそのほうがスピードと経済発展が見込まれる。悪い側面もあるけど、議論は議論で同時にしつつ実行していくことが大事やと思う。

今日で一年が立つ。
地震・津波、そして放射能汚染。天災と人災の複合的な国難や。

「前を向いて!」、「頑張ろう!」のメッセージは強すぎると感じる人もいるやろう。今にもくじけそうに弱っている人もいる。理不尽なこと、無念、悲しみの底にいる人、不安、それらすべてひっくるめて、しっかり見て、受け入れて、行動していきたい。 

2012年3月10日(土)
映画『おかえり、はやぶさ』

1日2人・5分までと言われてる。
今日帰っても会えない。明日も叔父さんたちが行くんで、行っても会えない。来週のどこかで帰ろう。

 ☆ ☆ ☆


膝は相変わらず、脈拍と連動して、じんじん痛みを訴えてくる。膝だけでなく、足の付け根から下全部が30%ほど腫れているような感じもする。
今日は真冬の並みの寒さ。めっちゃ寒い。3~7℃ぐらい。
隙間だらけのこの部屋は、これぐらい寒くなると、布団から出たくなくなる。

映画『おかえり、はやぶさ』に行ってきた。
うーん、かなり残念。期待してたのになぁ。ドラマで勝負するのは避けたほうがええよなぁ。(渡辺謙の『はやぶさ』が素晴らしすぎたから)
しかし、あの年月日や地名などのテロップは要らんと思う。映画やなくて、なんかのVPになってしまってる。そしてドラマ部分はテレビドラマ並みで、撮影も編集も演出もあれは映画やない。つぎはぎの脚本やったし、何かの歯車が狂ってる感じがした。こども向けに作るんであれば良かったのに。割り切って、そういう路線で行くのが正解やったと思う。

the Cranberriesの11年ぶりの新作『ROSES』と、capsuleの『STEREO WORXXX』を購入。
帰宅し、途中まで見てた、このBSで放送してた黒澤明の『生きる』の続きを見た。泣いた。ストーリーは何の変哲もないもんやけど、これこそが映画。

 ☆ ☆ ☆


おばあちゃんは、集中治療室からは出たようや。でも意識はない。

2012年3月10日(土)
96歳

うーん、おばあちゃんが倒れてもた。
ぼくはおじいちゃん・おばあちゃん子。かなり堪えてる。

先週にも一度倒れてる。
もう意識は回復しないかもしれない。

2012年3月8日(木)
5歳児、1人で、3分の舞台

週末までに3案を提出する約束をした。ずっとあれこれ考えてたが、細切れで埒があかん。
まとめて集中して考えよう。そう思って、仕事帰りに、五反田のサイゼリヤにこもった。こんなん初めて。ウォークマンで音楽を聞きながら、ドリンクバーでエスプレッスを2杯入れては、おかわりを繰り返して3時間ほど。

ぼくのスケジュールは空けられるか?
実際をイメージして、何が必要か?
構成によって、お客さんはどんな空気になってるか?

実際の絵が浮かぶぐらい集中して想像する。見落としはあるだろうけど、できるだけ実際的に。一応、3案できたが、どやろな~。やっぱやってみなわからん。でもまた視点を変えて想像し、「やってみなわからん」という部分を少しづつ潰していく作業を繰り返した。
久しぶりに知恵熱が出た。何かに集中するっちゅうのはおもろい。

2012年3月6日(火)
注射4回目

ヒアルロン酸注射を4回目。
打った直後から、異物が体内に混入してきた気持ち悪い感覚。特に膝まわりはすぐに反応して、びくんびくんする。しばらくしてると、膝全体がじーんと痛くなってくる。しばらく何も考えたくない、したくない。ひたすら膝の痛みというか、異感覚に集中する。集中したら収まる訳やないけど、じっとしていたい。

帰宅してからも、じんじん、する。
何もしたくない。早く寝たい。早く寝よ。

が、その前に、今日の状態。
びっこでえっちらおっちら歩くのは、ようやく少しマシになってきた。それでも両脚でしっかり立って、加重することはできない。人間が運動しなくなって、食って、飲んでばかりいると、太る。そんな見本みたいに太ってきた。特に顔がひどい。めっちゃぱんぱんやがな。

あーーー、しかし、じんじん痛い!

2012年3月5日(月)
NHKスペシャル

震災から1年近くが経ち、連日、テレビ番組はその特集を組んでいる。
圧倒的な津波。驚愕、呆然と立ち尽くす、嘆く、悲嘆にくれる。

何を感じ、何を考える。

行方不明の家族を今も待つ方々に、何も言えない。胸が苦しくなるだけ。涙がにじむ。

ぼくは何を感じ、何を考えるのか。

映像の多さに今の時代を感じる。携帯電話、デジカメで気軽に撮れるようになった。報道とは、記録とは、の意味を考えさせられる。それが残っているから、後世への遺産となる。
が、それを残すことが大事か、その場で一人でも救うことが大事か。救おうとしても何もできないかもしれん。自分にできることは?と自問したときに、報道カメラマンの人は「俺にできることはこれだけや」と、カメラを回しかもしれん。でもほんまにそうか?とても難しい問題や。

今は何も答えがでない。ずっと出ないかもしれん。
でも、何かを感じてる。心に刻まれる深い何かや。これが何かかはわからん。でも、だから、そして、ぼくはずっと考え続ける。

ぼくは何を感じ、何を考え、どう行動していくのか。

2012年3月3日(土)
映画『戦火の馬』

映画『戦火の馬』
監督はスティーブン・スピルバーグで、音楽はジョン・ウィリアムズ。往年のコンビで、王道。泣けるストーリーに期待していったけど、展開が綺麗すぎて、あんまり感情移入できなかった。
サラブレッドの姿はほんまに美しいし走るシーンは本物に勝るものはない!と思えた。それだけでも映画に収めておく価値はある。でも映像や展開はまるでアニメ。やたら綺麗すぎる映像は最近の潮流やね。合成大会の映画はこうなってしまう。
ただし戦争の原野での奇襲をかけていくシーンや、塹壕での戦いは、これが戦争映画なら最高の出来栄え。撮影、編集、音響効果の本物さに、これまでに見た戦争シーンのなかで最高。痛さ、怖さ、怯えに没入してしまって、思わず顔をそむけたくなるほど。

 ☆ ☆ ☆

ドライブが壊れてたけど直った。
ラッキーと思って音楽CDを入れ替えたらまた動なくなった。なんやねん!この一時的な復活はなんやってん。最後っ屁か。

バソコンは獅子のホームページの更新と、メールと写真整理、ホームページの閲覧ぐらいや。動画は編集せぇへんけど今後扱う可能性はある。

獅子のホームページは加速を増してでかくなり読み込むのに去年から4、5分待たされるようになってきた。(これからもっとでかくなったらビルダーは立ち上がるんやろか?)

ディスククリーンアップとデフラグはこまめにやってるが動作は遅くなってきた。

xpのサポートサービスは2014年4月で打ち切られる。Windows7に切り替えるのは抵抗ある。持ってるソフトが、7に対応してないからや。HDDの寿命は5,6年やと言うからまだ大丈夫や。このパソコンは4年目(2008年9月12日に購入)で、サポート終了まで使えそうや。でも、クラッシュする前に買い替えたほうがええよな。
と、年末からそう考えながら使ってきたが、
「まだ使える、引っ越しがうまくいけるか心配、壊れてたドライブが直った」などと思っているうちに今日や。しかしドライブが直ったと思わせといて、今日また動かなくなった。あかん、これはサインかもしれん。

DELLの年末決算5,000円引きの宣伝が目に付く。
発注してしまった。タブレットが流行っているのに、今更デスクトップ。比較的、仕事などが落ち着いてきている今のうちや。忙しくなると、土日が完全になくなってそれが数ヶ月続くもんな。

2012年3月3日(土)
矢野顕子×上原ひろみ、一夜かぎりの共演ライブCD

矢野顕子×上原ひろみ、一夜かぎりの共演ライブCD『Get Together - LIVE IN TOKYO -』を聴きながらメールの整理。矢野顕子と上原ひろみのワールドが広がりまくり!!!贅沢わなぁ。
まずは1曲目の
"CHILDREN IN THE SUMMER"だけでも試聴で聴いてみるべし!

[収録曲]
01. CHILDREN IN THE SUMMER
02. あんたがたアフロ(あんたがたどこさ/アフロ・ブルー)
03. ケープコッド・チップス -LIVE IN TOKYO-
04. リーン・オン・ミー
05. 学べよ
06. 月と太陽
07. りんご祭り(リンゴの木陰で/リンゴの唄)
08. ラーメンたべたい

2012年3月2日(金)
夢枕獏の『東天の獅子』第3巻と4巻
ノベルズで再販された『東天の獅子』、全4巻。

柔道(柔術)、空手(唐手)、合気道(大東流)の草創期を知ることができた。明治初期はすんごい時代やってなぁ。
あとがきで、柔道がスポーツ化されていくことを嘆いている。この本を読んだら、誰しもそう思うやろう。日本の柔術の再興を願う。
2012年3月1日(木)
映画の日。『はやぶさ 遥かなる帰還』と『ヒューゴの不思議な発明』
映画『はやぶさ 遥かなる帰還』
渡辺謙、一同のチームワークがすばらしい映画やった。はやぶさとドラマ部分のバランスが絶妙にあいまって泣けた。比較するもんやないと分かってて、どうしても各社が制作する『はやぶさ』を比べてしまう。視点も構成もぜんぜんちゃうねんけどね。この東映版の『はやぶさ』は、渡辺謙の"熱演"に尽きる。脇を固める俳優陣も渡辺謙に引っ張られて、素晴らしかった。

映画『ヒューゴの不思議な発明』
映像(撮影)は素晴らしかったが、作品としては絶賛するほどやなかった。3Dの見せ方が話題になってるから、ストーリーが良かったら2回目を3Dで観に行ってもええかなと思ってたけどええわ。アカデミー賞を5部門受賞。

今日は会社を休んで映画を2本観て、夜は宴会!
銀座のスペイン&イタリアンのお洒落な店で、いつものメンバーで大騒ぎした。美味しい料理に、美味しいお酒、それとしゃべりまくりの爆笑トークで楽しかった!
2012年2月28日(火)
寒っ。体を温めよう!

今日は3回目のヒアルロン酸を注射。
注射打ってからのほうが、治りが悪いような気がする。関節の間は滑らかな感じがするようになったが、痛みはむしろ増してる。日に日に痛くなるところは違うし、痛み方も違う。注射打った直後の3日間は、膝の上部から下部を含めて全体が腫れぼったくなり、じんじん痛くなる。膝の裏の筋も痛くなったりする。ここは注射打つ前にはなかった症状や。昨日は、膝の内側の靭帯が電気を打たれてるように、びくんびくん痛かった。これは靭帯が治ろうとして活発化してるせいか?
それをお
医者さんに相談したら、「とりあえず5回打って、様子を見ましょう」と。やっぱこのドクターはあかん?
加重はできへんし、びっこ歩きをせぇへんと歩けへんし、今はまっすぐ立つ姿勢ですら厳しい。毎日、毎時間、考えることは膝の靭帯の痛みのことばかり。じんじん痛みが四六時中直撃してきてしんどい。

 ☆ ☆ ☆


昨日から急激に寒くなり、気温は1~5℃。今夜から明日の午前中いっぱいまでは都心でも雪が降るらしい。積雪する可能性がある、と天気予報が言ってる。ほんま寒い。肌が出ている部分は、突き刺さるように寒さが痛い。

こうなったら
体の芯というか、内臓から温めようと思って、ビール1本飲んでから、テキーラに切り替えた。蒸留酒の、ガツンとしたアルコールが体の内側にしみいっていく。内臓からぽっぽと温かくなってきた。

2012年2月26日(日)
獅子を干す

演舞のあとは、必ず獅子を干す。

2012年2月25日(土)
年に1・2回ある猛烈な眠気

春先によくなる、冬眠から覚めた動物のように、起きてしばらくは普通に元気やのに、2・3時間するとめっちゃ眠くなってくる。そんなバイオリズムがすんごい低調な時期がある。だいたい1週間から10日間ぐらい続く。

今まさに、そう。

今日は昼に獅子があるから、このナルコプレシーみたいな状態にならんように、「夜にたっぷり寝貯めしてやろう」と9時間ほど寝たのに、やっぱり獅子の本番前から、猛烈というか耐えられない眠さに襲われてきた。

獅子は無事終了させたが、みんなとの受け答えはあやしかった。帰宅し、獅子を干して、衣装を干しながら、「あかん、いつでも寝れそう」との欲求と戦いながら、やることだけやって昼寝に入った。すんごい深い眠り。気付いたら18時を過ぎてた。

猛烈に眠たい。ただそれだけ。あとは何にも考えられんようになる。こんな症状の人、多いんとちゃうかなぁ。ぼくは、これが年に1・2回ある。

こんな時間に中途半端に起きて、
太平サブロー・シローのシローが亡くなったときにニュースで流れてた彼らの漫才をまた見たくなって、『漫才ゴールデンエイジ3』を観た。

2012年2月23日(木)
1年前の純米吟醸

「1年前のよ」と橋和屋酒店の店主。
「はい、熟成の文字に騙されてみます」と、ぼく。

橋和屋酒店のお酒の瓶には、木札がかかっていて、この解説を参考にしながらいつもお酒を選んでる。書店で言うなら、手書きのpopやね。
今日、選んだのは純米吟醸の『開華』。栃木県。生原酒なのに、1年熟成とは。

これが、うま~く、まぁるくええ感じに熟成されてた。こなれた、ええ味。
ぐびっと煽ると、ぶわっと米が体の中に入ってくる。美味い!

2012年2月21日(火)
『楊令伝』第9巻、注射2回目

童貫戦が終に終わった。
綺麗な戦がしたかったんやな。童貫も楊令も。

そして国作りが始まる。

それは戦とはまたぜんぜん違う。おそらく戦うことに生きる意味を見出していた奴らには無理かもしれん。また戦場を求めるんとちゃうか。だから政治の場からは去っていくんとちゃうか。
でもまた、争乱が起こりそうな気配がある。そうして9巻が終わり、10巻へ続く。

 ☆ ☆ ☆

今日は2回目の注射
前回、打った直後はヘロヘロになったんで、仕事の案件が一段落したこともあって、今日は会社を休みにした。だから先に美術館へ行って、それから病院や。

午前の部が13:00までやったんで、12:30に滑り込んだが、診察の受け付けは終了してた。もーーー、早いわぁ。しゃーないんで午後の部で行ってきた。

1回で2.5ccだそうで、今日は問診もなしで注射打って
1分で終了
これって治療?これで診察?5回打って入る保険料だけが目当てにしか思えん。だって、ぼくが治るか治らへんか興味なさそうやねんもん。ヒアルロン酸は"関節の痛みを緩和する"だけ。ぼくは、膝の靭帯を治してもらいたいねんけどなぁ。

体内に異物が混入する感覚は慣れず、注射直後からびくびくと脚が反応して、なんかバスケの試合をダブルヘッダーしたような感覚。じんじん痛みが脚全体から訴えてくる。

2012年2月21日(火)
松井冬子展 『世界中の子と友達になれる』 横浜美術館

横浜美術館で開催中の『松井冬子展』

本人のメモまである下絵、写生、習作までが展示されてて、すべてさらけ出されていた。個展では珍しいかも。そこに、女性の思い切りのよさ、割り切りの良さを感じた。

狂女、内蔵、鳥、水仙、女の本質、死と生命、髪、まっすぐな観想。シンメトリー。

暗い、虚ろな構図と色使いなのに、さっぱりした気持ちを感じた。
計算しつくされた、画材、表現の自由さ、日本人の情感にあったものが日本画かもしれん。
情念と重力には関係がある。この考え方も興味深かった。絵画には全身全霊のパワーがこめられていて、いろんなことを感じて、いろんなことを考えさせながら、楽んだ。

学生やおばさんたちが多く来ていた。平日の午前でも入ってた。おばちゃんたちは何を感じたのか。学生たちは何を感じて、自分のものとしていくのか。

映画や芸術を観て、何が流行ってるか。何が時代を表してるか。それを読み取りたい。知りたい。流行りは世相を映す。ぼくは時代の流れを感じたい。

2012年2月19日(日)
映画『ドラゴン・タトゥーの女』

映画『ドラゴン・タトゥーの女』、このハリウッド版はどう評価されるのか。

一族の隠された秘密を、キレ者が暴いていくという痛快さに加えて、人間のおぞましい裏の姿をまぜて描く。海外が好むテーマで原作はベストセラーとなってる。分析力と推察力に優れたリスベットに対する光の当て方がヨーロッパ版とハリウッド版では違う。特に締め方が。
サクッと痛快に次に行くか、湿っぽくリスベットの人間味を見せて終わるか。

公開から二週目の今日でも大箱が一杯や。大量宣伝費の効果が出てて20~40代の大人を取り込みまずまずは成功。これが第二部、第三部へつながるか。
ぼくはスウェーデン/デンマーク/ドイツ版では続きを観たいと思った。そして実際観ようとしたが、少数の劇場でしかもBlu-ray上映だったので諦めた。そのときはGAGAの配給やった。今回はSONYの配給。

もう一本レイトショーで観た。
映画(アニメ)『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』。アニメの作画技術は、3Dで描けるCGアニメの進化に合わせてどんどんあがってきている。合戦シーンは、書き込み線の量が多すぎてアニメで描くのは難しいシーンの一つや。キャラクターは個性があって興味深いが、キャラクターたちが立つ舞台が貧弱すぎて、SFにするならSFにして舞台を変えてほしかった。

2012年2月19日(日)
掃除しながらボスの"I'm on fire"、PC作業しながらSTINGのベスト盤!

身震いするほど音がめっちゃいいいいいい!!!!
何これ?
声の艶、ギターの音色、すべてが極上のハーモニーになってる。まるで別物。例えるなら、オリジナルのCDがAC-3/2-0/192に圧縮された音のようにスカスカに思える。HMCDの実力はすごい!いや、リマスタリングのスタッフと技術が素晴らしい!

多くのアーティストがBEST盤を出すが、このSTINGの『THE BEST OF 25YEARS』HMCD盤は恐ろしい出来や。買って大正解!

2012年2月18日(土)
映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

なんちゅう寒さや!朝から気温は1~5℃ぐらい。膝は痛いままで、余計にあんまり動きたくない。たまったビデオを観まくった。探偵!ナイトスクープ、ビルボードTOP40、そして滅多に(まったく)観ないドラマ、『運命の人』。ドラマはほんまに見ないが、山崎豊子原作のこれは、真木よう子も出てる。真木よう子の目力が好き。

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
脚本の勝利。最後にぐわっと泣いた。サンドラ・ブロックはやっぱりチャーミングでかわいい。多感な少年と母親。そして父親、おばあちゃん、おじいちゃんとの交流を描く。鍵に合う鍵穴(錠前)を探し、出会う人々との交流を描く。

 ☆ ☆ ☆

STING『BEST OF 25YEARS』を買ってしまった。スティングのCDはほぼ全部持ってるんで、買う必要はないのに、HMCDに惑わされてつい購入。
もう1枚、
BRUCE SPRINGSTEENの『BORN IN THE U.S.A』。これ持ってたのに、どこいったんやろう?映画『ハンター』のなかで、"I'm on fire"がめっちゃ印象的に使われていた。久しぶりに聴き直そうと思ってCDを探したらなかって、SPECIAL PRICEで1,000円で売ってたので買い!1984年のアルバムや。

2012年2月17日(金)
夢枕獏『東天の獅子』 第1巻と第2巻

夢枕獏の『東天の獅子』の第1巻と第2巻がノベルズになって、再販された。

今野敏の『義珍の拳』を読んだばかりで、この時代(明治初期から戦後)の、柔道・合気道・空手の創世記の話しが続く。めっちゃおもろい。強さを求める人間たちがひしめいてる。
夢枕獏のキャラクターたちは、いつも個性が立っていて、まるでそこにいるかのように感じる。徹底した取材に基づく裏づけで、きちんとその人物ができている。だから、立ち居振る舞いから匂いまで感じる。

 * * *

今日は久しぶりの宴会。美味しい魚と美味しい焼酎と日本酒。たらふく飲んだ。
追っかけで家に戻ってからも飲んでしまった。
プレゼントでもらった日本酒や。
気持ちがこもっとうもんは美味しいな~!その気持ちを味わいながら呑む!

 * * *

そして今日は、北方謙三の『楊令伝』の第9巻が発売日。(文庫版)
しばらく楊令伝にどっぷり浸かろう。

租永が腹に傷を受けて死んだ。その死に方がかっこええ。男の意地ぞ!

「ちゃんと生きたら、ちゃんと死ねる。ざまあみろ。俺は、寝たまま死んだりはしねえんだよ。自分の脚で、立って死ぬ」(60p)

童貫をぶちやぶる直前から、ぶつぶつ途切れる文体になった。北方謙三も戦っている。それがびんびん一言一句伝わってくる。


2012年2月16日(木)
横浜美術館のラジオ美術館

今度、横浜美術館で開催中の『松井冬子展 世界中の子と友達になれる』を観に行こうと思ってる。
その横浜美術館のホームページで、『松井冬子×早川洋平』のラジオ美術館というのをやってて、第1回のぶんから聴けるようになってる。めちゃええ試みや。

横浜美術館のラジオ美術館

めちゃ興味深く、知的好奇心をつんつん刺激されながら聴けた。

 ☆ ☆ ☆

膝は、火曜日に注射して、その夜はぱんぱんに腫れたようになり、ぐったり疲れた。痛みNAX。
水曜日、痛みは注射を打つ前よりひどい。痛くなかった膝裏までも痛い。夜、寝るまで続いた。
木曜日、今日。新に痛くなった膝裏の痛みはまだ取れへんし、鈍痛はずーっと続く。歩くのはつらく、歩くとズッキンズッキン鋭角的な痛みが走る。うーん、痛い。しんどい。

2012年2月14日(火)
高分子ヒアルロン酸 1回目の注射

あかん、ぜんぜん回復が遅い。1週間おとなしくしてると、ちょっとづつは良くなってたのに、今回はぜんぜんや。まだびっこひいて、階段は手すりなしでは上がれない。歩くのが億劫で、動きたくない。
それじゃあ仕事も何もできんので困る。

観念して、とりあえず試しに、ヒアルロン酸注射をしてもらいに行った。ほんま、効果あるんか?ぼったくりだけなんとちゃうん???

「注射する気になりましたか?」
「はい、痛すぎて、ぜんぜん治る気配がないんで・・・」

それだけで、ろくに問診も触診もせず、「じゃ、膝出してください」とチューーーっと5~10ccほどかな、注射して完了。これ、診察&治療って言うん???

入れてるそばから、なんか膝んなかに異物が入ってきてるぅ、という気持ち悪い感じがした。そっから膝がびくんびくん反応して、ずきんずきん痛みが増した。異物混入を嫌がってるんか?これがほんまに効果あるん???めっちゃ疑問や。

「1週間に1回来てくださいね。連続5回やってみましょう」「効果が個人差があるんで、それで良くなる人もいれば、変わらない人もいます」「5回やってみて、だめなら再建(手術=膝専門医を紹介)を検討ですね」これで1,320円なり。
まぁ、なんもせんよりマシになるやろう。そう思っとこ。

しかし、膝の重さ、痛さは増してる。
ぐったり横になりたい。じんじんじんじん痛みがくる。

2012年2月12日(日)
南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)

前厄だ、本厄だ、後厄だなんて、まぁ、こんなもん諸説あるから気にしてない。が、あまりにも降りかかる良くないことに、「周りも巻き込む」なんて言われてるんで行ってきた。うちから1時間ぐらいで行ける川崎大師や。

朝9:00のに参加した。8:45に着いたぼくは遅いほうで、説法はもう始まっていた。せいぜい数十人やろうと思ってたら、なんと400~500人いてた。みんな、そんなに厄とかを気にしてんの?!

お護摩修行と呼ぶらしい。一番安いご祈祷料で5,000円。高っ!護摩炊きが行われて、ご本尊を拝んで小一時間ほどで、?をいただいた。最初から最後までベルトコンベア式でこんなんでええんか?たくさんの参拝客をさばくためとはいえ、こうなったらあかんような気がする。境内にはたくさんの屋台が出てて、記念碑や銅像の前など気にせず出店している。これが余計に商売っけしか感じさせない。決して、お坊さんが修行している場とは思えない。
仏様に手を合わせてお祈りするのは、今年も恵教さんとこで、きちんとさせていただこ。

 ☆ ☆ ☆

HMVでAir(エール/フランスのバンドやからフランス語読み)の『月世界旅行』が売り切れてて、NOEL GALLEGHERを買った。あ~ウォークマンのデータを整理しなくちゃ。もう入んない。
あ、しまった!CD買ったはええけど、PCのドライブが壊れてるんやったっけ。取り込まれへんがなぁ~。


川崎チネチッタでポイントを使って映画『ハンター』を観た。
緊張感ありながら、自然のなかで一人地味に、仕掛けて・調べて・食事して・夜は寝て、と同じことが繰り返される狩り(ハンティング)。絶滅危惧種のタスマニアタイガーを狙う。
自然保護、絶滅危惧種、企業の倫理、田舎町に暮らす人々の葛藤、人と人の触れ合い、子どもたち。人間と自然に対するメッセージ、何か大きなものを感じる作品やった。いい映画やった。
決して商業的でない、今年はこういう『無言歌』や『ヒミズ』のように、作品性の高い映画が当たり年やね。

2012年2月11日(土)
久しぶりに部屋の掃除

毎週末に獅子舞があり、仕事もたまたま大至急&大量案件があり、めちゃくちゃヘビーやった。ようやく何週間ぶりに時間ができて、部屋の掃除をした。

その前に、ぜんぜんこの一週間で膝の痛みはよくなら、毎日、痛み止め(ロキソニン)を飲んで湿布で冷やしてたが、腫れはおさまらず、熱を持ったまま。じんじん、四六時中痛みがして、考えることと言えば膝の痛みだけやった。あかん。観念して、また病院へ行って、ヒアルロン酸の注射をしてもらおう。ヒアルロン酸は何回かやって効果が出てくるもんらしいが、この痛み我慢できん。土曜日は午前中診療してるんで、行った。

が休みやん!なんで~???
この痛みをちょっとでもマシにしてもらおと思ったのに。

できれば動きたくないという気持ちを堪えて、部屋の掃除。何週間ぶりやろう。だいぶホコリがたまってた。掃除機かけてすっきりや。

2012年2月9日(木)
『冬の入浴時間 平均で30分』の記事

日本人の冬の入浴時間の平均が30分だそうや。男性が27分42秒で、女性が32分55秒。
(ウェザーニュース、2012年1月9日~15日、全国男女の34,000人にアンケート調査)

ぼくは30~40分ぐらいかなぁ。
長いときは1時間ぐらい入ってる。

こんなに長湯をするのは、防水のワンセグテレビかDVDプレーヤーを持ち込んでるから。お風呂が好きな上、テレビやDVDを観てると、もっと長くなってしまう。

2012年2月3日(金)
右ひざ前十字靭帯はやっぱり千切れてた?

治りが悪すぎるし状態が悪化してきたんで、整形外科に行ってきた。去年の5月すぐに行けばよかったんやろけど、韓国公演・練習・演舞ラッシュで、どうせ行っても「やめなさい」と言われるだけやろうと放置してた。おとなしくしてたら、骨折みたいなもんで治るわ、とも思ってた。

レントゲンを撮ってもらい診察。


「放ってたら治るもんやないですよ」
「(怪我したとき)腫れましたか?かなりパンパンになりませんでしたか?」

レントゲンの結果、軟骨が薄くなって、そのせいで骨が変形し突起が出てきていることがわかった。さらに膝を触診して可動域がおかしいことから判断して、「前十字靭帯が切れてた可能性がありますね」と。
靭帯は血液を多く含んでるらしく、損傷すると血が出るらしい。つまり鬱血。確かに、すんごい腫れ上がって、膝がまったく曲がらないようになり、熱を持ってた。腫れあがったままずっと獅子を続け、ようやく11月の一ヶ月間だけ休めるときがあった。そのときにちょっとマシになったけど、ここんとこのラッシュでまたパンパン。めっちゃ痛い。だから我慢しきれず、ここに来てるんやけど。


「ヒアルロン酸を注射すれば、痛みは軽減できますよ」(それがなぜかという仕組みも説明してもらった)
「膝の治療は、ある意味いろいろ選択肢があります」

高分子のヒアルロン酸の注射は治療ではなく、あくまでも対処療法。痛みを軽減するだけで、日常生活での痛みを緩和する程度。そやなくて、プロのスポーツ選手のように、治さなければ食べていけないのであれば、靭帯の手術をするしかないそうや。ただし、一度切れたものは切れ癖がつくらしい。何度も切れては手術をし、を繰り返す選手もいるらしい。
痛みを取るだけでいいのか、思い切って手術するのか、それぞれのライフスタイルとの相談になるってさ。

2012年2月1日(水)
映画の日『J・エドガー』

今日は映画の日。映画が1,000円。女性は毎週水曜日がレディース・デーで1,000円になるからええよな。

映画『J・エドガー』
クリント・イーストウッド監督、主演はレオナルド・ディカプリオ。ぼくの大好きな映画人のコンビやん!これでハズレな訳がない!!!
という期待値が大きすぎたのか、イマイチやった・・・。
ストーリーに盛り上がりがなく、主人公に感情移入はできず、淡々と人物伝記を読んだだけのような感じやった。冒頭は「さすが!」と思わせられて、(あ~ぼくはイーストウッド監督の、リズムと絵の構成が好きやねんなぁ)とあらためて自覚し、敬服したのに、そのあとが続かなかった。残念。

 ☆ ☆ ☆

純米大吟醸48 寒造早槽『瀬祭(だっさい)』
あ~これは久保田より美味い。ふくよかな味。ふわっとした優しさがある。

 ☆ ☆ ☆

パワハラが厚労省で定義化された。「業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的な苦痛を与えること」。
「無期限で、何もさせない」と言われて仕事からはずされたことがある。結果、2ヶ月以上何も仕事をさせらなかった。そして未だに無視は続けられている。
「無期限で何もさせない」という業務命令は明らかに適正な範囲を超えている。そのことを社内コンプライアンスに相談したが、「部長の権限だから」と取り合ってくれなかった。"窓口を設けている"というだけの、おざなりなコンプライアンスやった。上司も会社もそんなんしてて人間としてなんも感じへんのかなぁ?家族や自分の子供に説明できんの?
こんな人たちになんの魅力も感じない。ぼくは、巡りあいの運が悪い。

2012年1月30日(月)
またびっこ生活に戻る

くっそー、めっちゃ痛い。
通勤電車のなかで本すら読めないぐらい、ずっきんずっきん、膝周りの靭帯が四六時中痛みを訴えてくる。痛みのせいで、考え事などができない。普段通りにできない。でも平静を装う。平静を装うだけで精一杯。

だからいろいろ指摘されても、心んなかで「今は無理----!」と言うしかない。でも弱みは見せたくない。変な意地やわ。
指摘する側にとっては「凡ミスしやがって」ぐらいに思ってるかもしれんが、あの~、この状態見たらわかるやん、と思う。でも、見てない。
こんなに、装うとか下手くそな人間やのになぁ。だからといって、「大丈夫?」と言ってほしいんやない。さりげなく労わってほしい。なんのこっちゃ。

まー、獅子をやるときは、痛みがシャットダウンされるんで、なんとか演舞はできるが、そのあとの反動がえげつない。「無理をしないように」というのが無理。
もうね、そういう、いろんなものを背負ってる歳なのね。ようやく気付いた。自分の年齢に。わはは。

 ☆ ☆ ☆

作業場も空いてないし、なんもできんので今日は早めにあがった。明日早く出社してやる。
今日はお酒を買って、呑む時間ができた。やったー!久しぶりや~。

久保田の特約店になってる『
橋和屋酒店』。久保田の生原酒、入荷!と書いてあった。久保田はいろいろ種類があるし、実は一回も飲んだことがなかった。ハーフボトル(四合瓶)を1本買った。

美味い!!!

なるほど、これは万人受けやわ。これを薦めておけば、まず間違いなし。癖がなく、オール5みたいな味。うん、これならええわ。だから有名やねんね。

これを基本にして、(かなりハードルは高いが)、自分の好きな酒を探していくのがいい。自分が好きなのが、香りなのか、酸味なのか。味は、甘口か辛口か。

2012年1月25日(水)
デマ?予兆?

今日のNTTの通信障害は、東日本大震災の余震が近いうちに起こるんで、電磁波が大きくなってきている影響やと、実(まこと)しやかにお客さんが言うてた。だから通信障害は関東圏だけやったんか。いや、だから通信機器の故障は都心で起こったんか。
NTTからの報道とおり、JRの遅延で通信量が増加したためなのか。でも電車の遅延なんて、もっとしょっちゅうある。そう考えると、なんで今日だけ?と疑う。スマホの急増と言うが、電車遅延が起こる30分前に、NTTの通信障害は起こっている。電車遅延との因果関係はないで。

「だから余震の兆候である電磁波が出ているから」か・・・。

大地震のあと、1年以内に大きな余震がある確率は確かに高い。ここ1週間の間に、比較的大きな余震もちょこちょこ増えてきている。

■1週間に急に増えてきている。
 24日(火)17:11 福島県沖 3
 23日(月)20:55 福島県沖 5弱
 23日(月)7:55 宮城県 3
 22日(日)10:24 茨城県南部 3

ここ12月~1月の2ヶ月間は震度1~2が、1日に平均10回程度だったのが、この2週間以内で震度3クラスがぽつぽつ来ている。これは予兆かもしれない。気象庁は去年の暮れ、11月19日には「ここ1ヶ月以内にM7以上の余震が15%」と、再び注意を呼びかけていた。
あらためて注意を呼びかけたのは、なんかしら理由があったからかもしれない。

ちょっと、気にしておこう。
避難グッズとか再度チェック&準備しておこ。ホッカイロ、水を補充しておこかな。

電磁波のせいかわからんけど、PCのDVDドライブが壊れてもた。CDもDVDも再生できんし、データを焼くこともできんようになってもた。

2012年1月25日(水)
『楊令伝』第8巻 ついに童貫戦が始まる

ついに童貫戦が始まった。

うぉおおおおお、鉄笛の
馬麟が死んだ。子午山組で初めてちゃうか。
悲しい。遠くで、笛の音が聴こえてくるようや。
まさか九紋竜の史進も死ぬんか?そんな終わり方やった。

蕭譲は年をとり病に伏している。蕭譲と呉用の最後の別れ方がかっこいい。
「別れはしたぞ。またの見舞いはいらぬ」 28p
自分が病に伏してて、こんなセリフを言えるんやろか。

扈三娘が死んだ。花飛は死域のなかで戦い、生き残った。陶宗旺に言う。
「生き残りました」
「ならば、生き恥を晒せ。誰もが、雷横殿のように死ねるわけではない」 163p
雷横の生き様をまた読みたくなり、水滸伝 第7巻を123pを開いた。

没羽箭・張清が完全に狙われて、岳飛とやりあい最後に相打ちを狙ったが、岳飛に怪我を負わしただけで死んだ。ぬぉおおお。童貫は手ごわすぎる。
この戦でどちらが勝とうとも、何が残るんやろか。

2012年1月24日(火)
転倒に注意!

天気予報通りの朝!

雪を踏む音はじゃりじゃりと鳴り、まるで氷のようや。つるつるして、ぼくは歩き方は後ろに反っているので、何度かつるんとコケそうになった。

今日は都心では、コケて外傷を負う人が多いやろう。

2012年1月23日(月)
時間が足りない

夜10時から雨がボタン雪に変わった。たっぷり水気を含んだべしゃべしゃの雪が、どんどん積もる。朝には都心で積雪4~5cmになるやろうとニュースで言うてる。乾燥注意報が連続30日以上を超えたあとに、入ってくる寒気は大雪になるねんて。
会社は急ぎ足で帰る人が多く、今日は遅くまで残っている人が少なかった。あ~、今日も時間が足りない。

2012年1月22日(日)
厄年

えーい、やっかいなもんに捕まってる。むちゃくちゃ仕事も獅子も忙しく、体が物理的に空いてへんと言うてんのに、理解しれくへん。体が空くよう努力してるし、最大限応じると言うてるし、最速であたっている。
せやのに脅迫じみた電話まで掛かってきた。ぼくの個人情報は流出してるし、これこそ実害。でも自分の行いはええんか?要望がわからんようになってきたわ。いちゃもんつけたいだけか?せやろな。言い返さへんことをええことに、腕力を振り回す。人間として最低やね。企業に電話してくるクレーマーと同じ。相手が見えへんかったら、ここまで人は無礼になるんやろか。非現実的な妄想は日に日にエスカレートし、悪意の発想しか持たへん人は、他人まで自分と同じように見るようや。貧しい心の持ち主は、かわいそうや。

しかし、あかん。これもほんま厄払いに行ってこよう。後厄や。アド街ック天国で川崎大師のことをやってた。近いんやし行ってこよう。しかしその時間が作れるかが、問題や。今日も仕事や。ぜんぜん終わらん。とほほ~。

2012年1月22日(日)
池井戸潤『下町ロケット』
2011年上半期の直木賞受賞作品、池井戸潤『下町ロケット』

下町の中小企業が、技術力を武器にロケットエンジンの開発に挑む話し。
大企業を向こうにして、中小企業ならでは受難の一つづつ克服していく。高い技術力とプライド、人脈、運がうまく絡んで話しが進んでいく。

今頃読んでんの?って感じ。
はい。

気にはなってたけど、ありきたりそうやったから、やめてた。でも気になってたから、やっぱり買ってもた。すでに第5版になってたわ。

めっちゃ読みやすく、あっという間に読みきった。個性がきちんと描かれてて、人物像が絵として浮かんだ。会話も楽しく、そして降りかかってくる数々の困難はドラマ的。
読み終わってテレビドラマにしやすそうと思ってたら、WOWOWでドラマ化が決定してた。
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