関東ハイキング連盟     
Kanto Hiking Union

2009年 10月18日 雲取山(東京で一番高い山、標高2,017m)
東京で一番高い山=雲取山へ行こう!標高2,017m。

前夜の雨で空気中のチリが流れて、すっきり快晴!気温は13〜25℃。これ以上ない
ベスト・オブ・ハイキング日和や。

6:08 雪が谷大塚駅→五反田・新宿→7:10/7:15 立川

ホリデー快速でなく、快速と各停を乗り継いでいく。立川で青梅線に乗り換えた。列車内はハイカーと一般乗客が半々ぐらい。青梅線の車窓はのどかや。
(もうあと一駅やな)と東青梅駅で思った・・・ん?寝てしまった・・・?ふと気づくと前の座席に座ってたおばちゃんらハイカーがいない。

(あれ?おばちゃんらは?青梅に着いた???)

降りろー!降りると同時にドアが閉まった。危うく立川へ戻るところやった。危ない、危ない。って、
完全に乗り換えをミスっとるがな!青梅7:50/7:52の奥多摩行きに乗りそびれた

(ノー!次の電車は何分やねん?8:07発?アカン、バスに間に合わへん)

柱の表を見た。奥多摩まで33分で到着すると書いてある。

(ということは、8:40着やな。4・5分遅れても、バスが出発していない可能性がないことはない。行楽シーズンで乗車に並んでるはずやもん。臨時バスを出すぐらいのはずや)

と、
都合のいい事を願いつつ、次の列車に乗った。車窓の風景がじっくり見れるほど列車のスピードは遅い。単線スレ違い待ちで、沢井駅で7分間も停車したりして、奥多摩に着いたのは8:52やった。
8:35発のバスの姿なんて当然ない。しかもタクシーの姿でさえない。人もまばら。
じたばたするのが無駄に思えるような、長閑な空気が漂ってた。

(あ〜、こんなええ天気やのに、わしゃ、何しとんや〜。どうしよ〜。諦めて違う山にするか?でもな〜。やっぱタクシーに乗って行こ。ここまで来たんやし、今日みたいな絶好の日はない)
そう判断して、タクシーの「ご用の方は・・・」に書かれた番号に電話した。後ろにあったトイレ横の待合所の電話が鳴った。誰もおらんがな!諦めて、待った。タクシーで4,280円。

9:10→9:30 鴨沢

よっしゃ、出発!巻いていくぞ!さくさく歩く。

10:36 堂所
小枝のチョバーを1本食べる。まだまだ植林が続くコース。イマイチ。
休日の、しかもハイキング日和。ハイカーは多い。おそらく山小屋に一泊したであろうパーティとよくすれ違う。朝日を見て、ゆっくり下山してきてるんやろな。

11:10 七ツ石小屋

少し上がったところに水場があった。水を飲んで、顔を洗う。気持ちいい。ここから道が平坦になった。

 ☆ ☆ ☆

雑木林から笹林へ植生が変わっていく。こういうコースは楽しい。思わずスキップしたくなる。

急に開けた。尾根に出た。日差しがきつく、風は冷たい。暑い?寒い?どっちやねん!みたいな感じ。

小雲取山からも、綺麗な富士山を眺めることができた。あら、ヘリポートがあるやん。
12:00 避難小屋

あともう一息!でも、ここから最後の難所があるらしい。
おにぎり1個食べた。

12:40 雲取山 山頂

単独行のおじさんがポツポツ、ロシア人の二人組み、女性の二人組みなどがいた。思ったより空いてたけど、これは登頂ラッシュの時間帯を逃してるからやな。

富士山は、白もやのなかに見えた。真西にあって標識と富士山をバックに撮ろうとしたが、完全に逆光やった。フラッシュが役に立たないほど太陽がまぶしい。

Tシャツを着替えて、お昼にした。
50〜60代ぐらいのパーティが到着してきた。ハイキング仲間かな。仲がええ感じ。

 おばちゃんA 「ここで、写真撮りましょう」
 おじちゃんB 「そうですね。でも、逆光ですよ。」
 おじちゃんC 「
逆境でも大丈夫!いいカメラだから」

おじちゃんCは真面目に言うてはりました。
「どんな逆境?!」とツッコミたかった。
13:20 下山開始

13:50 避難小屋

14:30 七ツ石小屋
ここで水補給。500ml×1本じゃ足りない。後から、ブナ坂コースのほうが早いと知ったが、水補給のためこっちで正解。

15:00 堂所
16:00 登山口
16:20/16:48 鴨沢バス停
17:20/17:40 奥多摩駅
20:00 自宅到着

 ☆ ☆ ☆

行きが、3時間10分。
帰りは、3時間20分。


帰りは慎重に歩くんで、ペースが遅くなるのはいつものこと。むしろ行きの3時間10分は、よく頑張った。
自分でもハイペースだったと思うが、ぼくより一つ前を歩いていた人は、走って上がって下りてた。すごい。

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