関東ハイキング連盟     
Kanto Hiking Union

2009年 11月21日 金時山(きんときやま)、標高1,213m
週間天気予報では、まるで日替わりメニューのように、週末の予報が変わった。
 「あら〜、土日ともに雨だ」
 「おっ、曇りになってる」
 「また雨になってるわ」
予定を立てようとしてる者泣かせ。前日まで悩まされた。

見事、今日(土曜)は午後から雲が出てくるらしいが、都心7〜14℃の快晴。現地の金時山も同じ感じらしい。よっしゃ!
今日は会社の後輩、マツキヨと登る。

6:21 雪が谷大塚
7:01 新宿


JRの特急や新幹線を使っていく方法もあるけど、小田急線を選択。さらにロマンスカーは使わず急行で。だって、お金ないもん。多少時間がかかってもかまへん。小田原で箱根登山鉄道に乗り換えて、箱根湯本に到着。ここから路線バス。

9:08 湯本バス停
9:50 仙石


金時神社から登るから金時神社まで行けばよかった。ま、ええっか。歩いて10分程度。

10:00 公時神社
公時神社にあるオブジェ(?)。
真っ二つに、バカーッと大岩が割れていた。
いや、ほんまに金太郎が割ったんとちゃうか、と思うぐらいの割れっぷり。

この大岩が転がってこないように支えてる木の棒。
わはは、支えきれるかっ!

標準タイムの75分で到着。

11:15 山頂 到着!

ドリンク休憩を2回ほどはさみ、しゃべりながら登っていると、あっという間に着いちゃった。
目の前に感動の光景が広がる!誰もが「わぁ、すごい!」と驚く。

裾野を広げた富士山が、目に飛び込んでくる。大地に、すくっと立っている。青空と白い冠をした富士山がほんと絵画のようで、たなびく雲が時々刻々その形を変えて、同じ瞬間が二度と来ないことを教えてくれる。何度見てもいい。

登ってきたことを忘れてしまうぐらいの感動と充実感があった。いや〜、来てよかった!
目を逸らしてる間にすぐに雲の形が変わり、そんなことにいちいち感動した。

写真を撮りまくり、ようやく気持ちが落ち着いたところで、お昼ご飯。

金時茶屋の【きのこみそ汁】を、登る前から楽しみにしていた。美味しいらしい。
親子で切り盛り、名物のおばあちゃんも厨房で忙しそうに働いていた。小学校低学年ぐらいの孫がレジに立つ。(ええんか?)番号のついた食券が渡されて、名前を名乗るシステムや。
今日は3連休の初日で、限られた晴れの予報日。登山者は多く、混雑している。ぼくらは運よく買えたけど、ぼくらのあとは売り切れた。
(その30分後に、販売再開してた)

でかい器に、採れたての大ぶりのきのこがたくさん入っていた。ずずずっと啜った。

「美味い!!!これめっちゃ美味いやん!うわ〜、幸せ。これは絶対お得!めっちゃ美味しい!」

山の上でこんなに美味しくて、具もたっぷり、手作りのお味噌もほんとに美味しくて、量もたっぷり。これで400円は安いと感じた。
12:30 下山開始

写真を撮りまくったり、富士山を見たり、みそ汁を楽しんでて、思ったより長居した。

13:30 矢倉沢登山口 到着
13:50 仙郷楼「南圃園」温泉


入浴料1,000円。

露天風呂は掛け流しの源泉で、温度は高め。お肌がつるっつるになる泉質で、露天風呂でマツキヨとだらだらしゃべり、1時間まったりした。
15:09 星の王子さまミュージアム バス停
16:15 湯本バス停


この時期、この時間帯はどんどん渋滞していく道で、バスの運転手さんが事細かに教えてくれた。

「駅前の交差点から大平台まで渋滞している、と無線が入りました」
「今、抜かれた車も、1台ぶんの渋滞となっていきます」
「1時間半、2時間かかるときもあります」

ようしゃべる運転手さんやったわ。


16:22 箱根湯本駅

駅構内で売っている「箱根プリン」が美味しそうに光ってた。300円。

体が甘いものを欲してたので、衝動買い。これが濃厚でめっちゃ美味しかった。電車のなかで「これ、めっちゃ美味い!」とぺろっと平らげた。顔を緩ませたマツキヨは「美味しいです!」を連発。

金時山ハイキングの〆は、
箱根プリンで決まり!

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