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2013年 2月2日 THEこども寄席 vol.12 新春特別公演 午前の部
小雨があり、もうすぐ止みそうです。暖かい。春のような陽気です。(都心は20.9℃をマークし、5月の陽気でした)

築地本願寺の
ブディストホールで、落語と動物ものまねと飴細工と縁日と獅子舞です。落語・色物・飴細工は、一流の方たちが出ます。本物の寄席がここにあります。
ぼくたち獅子舞は庶民度全開で、身近な民族芸能として頑張ります!

そして3年前の
親子獅子舞体験で参加してもらった子供たちに、また出てもらいます。
裸足で練習!
飴細工『四代目 有芽屋(ゆめや)』五十嵐さんです。

いや〜、ほんと職人さんの技に惚れ惚れします。一挙手一投足に魅入って、ずーっと見てしまいます。いつまで見てても飽きません。柔らかい飴を、変幻自在に、龍やユニコーンやキティちゃんやアンパンマンなどどんなものにでも作っていきます。
まさしく神の手です。
ロビーでは、射的・福笑い・おめん作り・豆つかみ・扇投げなど縁日コーナーがいっぱい。
こどもにとったら、これはたまらんと思います。テンション、めっちゃ上がりまくりでしょう。
さぁ、開演10分前。
獅子舞が出てきて、座席へ戻るよう促します。会場と縁日コーナーを練り歩き、皆さんの頭を噛んでいきます。

笑顔の小学生、号泣する小さい子らに交じって、大人の方のほうが積極的に「噛んで〜」と来ます。「きゃー、噛まれたー!」と喜ばれます。

寄席はテレビでも見たことがあるでしょうが、獅子舞は珍しいかもしれません。写真オッケーですよ。どうぞ、どうぞ〜。
午前の部は、カメラマンがおらず、本番中の写真がありません。

「最初に父と母の2頭だけで、途中で赤ちゃんの獅子舞が生まれますよ」と、ご案内していても、生まれた瞬間に、「お〜!」と歓声があがります。これが誕生獅子のウリです。

特に今日はちびっこブラザーズが側転を決めたので、いい演出となりました。舞台中央から、両サイドへぱっとわかれていく側転は、バッチリ決まりました。
一席目は古今亭文菊さんによる『たいこ腹』。これは後ろのスクリーンに、紙芝居イラストつきです。このイラストは本になって売られています。
二席目は
江戸屋まねき猫さんによる『動物ものまね』
三席目は再び古今亭文菊さんの
『饅頭怖い』です。

どれも子供たちに大ウケ。爆笑、爆笑で舞台にくぎ付けです。毎年来ている子供もいて、去年のネタなどをしっかり覚えてたりします。

こんな本物の一流の芸が見られて、めっちゃ贅沢です。
2013年 2月2日 THEこども寄席 vol.12 新春特別公演 午後の部
午後の部は、助っ人のちびっこチェンジです。
小学生の高学年ともなると、体も大きくなり、だいぶしっかりしてきます。安定感があります。
午前もそうでしたが、開場前から行列です。
午後の部も、練り歩き道中を開演前にやります。
午後のお客さんは午前と比べて、小学生率が高くなります。
一度ひっこんで、あらためて開演。
開会の挨拶があり、再び前座として獅子舞の登場です。舞台で『誕生獅子』を披露します。
ね、どこから見ても舞台の上には、獅子が2頭だけですよね?
お父さん獅子とお母さん獅子です。

お父さんとお母さんが結婚すると、ぽーんと赤ちゃんの獅子舞が生まれます。これが誕生獅子です。

この生まれるときに、ちびっこの綺麗な側転が決まりました!
やっぱ側転があったほうがいいですね。
決めー!
ありがとうございました!

うわ〜、こうやって並ぶと、なんてちびっこから、なんてでっかい人(ぼくのこと)まで!

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