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2016年 2月27日 THEこども寄席 新春特別公演2016 in YOKOHAMA
いい天気!横浜へ向かいます。
初の横浜公演。会場は関内ホールです。

早速、リハーサル開始です。

立ち入ち、動線、出ていく経路を全員で確認します。
客席からどのように見えるか、これが重要。

このホールは音響がよくて、お囃子がいい感じに聴こえます。
開場しました。

飴細工の五十嵐さんが、すぐに子供たちに囲まれました。食い入るように見る光景はどこに行っても同じで、いつも大人気です。

手からどんな形でも作られていき、紅などで色を付けて飴細工が完成。見ていてぜんぜん飽きませんし、一つ一つの手の動きを見逃したくなくて、瞬きするのも惜しいです。
緞帳の向こうには、お客さんが待っています。
間もなく、始まりますよー!
田村さんから開会の挨拶です。続いて日経DUALさんがご挨拶されて、前座として誕生獅子の出番です。

 ☆ ☆ ☆

父獅子が呼ばれ、次に母獅子が呼ばれて、一舞いします。
ここから約4分間の演舞です。
はい、子獅子が生まれました!めでたし!

会場から「おぉおおお」というどよめきが起きました。いつも、どよめきには少し時差があります。元気よく跳びはねる子獅子が目の前で踊っているのを見ながら、

え?いつの間に?
どこから?
え?2頭だったでしょ???

リピーターの人でもわからない必殺技です(笑)。いや、うちらの場合は
必生技やね。

演舞が終わって、拍手。
「わーすごかったね!」と客席で平和に見てたら、まさかの獅子舞が下りてきて噛みに来る。ちびっ子たちにとっては、恐怖の瞬間でしょう(笑)

お母さんに抱きついて顔を隠して泣く子、目を見開いて大粒の涙をポロポロ流す子、「来ないでー!」と手を突っ張る子。

ぼくらは泣かせて大満足!(笑)
親御さんたちも噛まれて、にこにこ笑顔です。

前座としてしっかり務めを果たしました。

控室に戻って一息ついたら、大急ぎでランチです。
今日は13人。

人数は多いけど、喫緊の課題としてある「できる人がいない」状態で、特に踊り手がいなくて困ってて、神戸から助っ人を呼んでいます。

ふと見たら、女子ばっか!

この写真を見てもしお気に入りの子がいたら、男子よ、集まってくれ〜!
午前の部が終了し、スタッフさんたちが休憩されている間に、ぼくらはリハーサル。

獅子をかぶってないと、なんか前衛ダンスみたい。
どうですか?
お気に入りの子を見つけられましたか?
ぜひ男子、来たれー!

え?!メガネをかけたぽっちゃりがいい???(笑)
さぁ午後の部が開演しました。

緞帳を通して、向こうにお客さんがいらっしゃるのを感じます。この緊張感がたまらん。集中力を高めて、どーんと登場します。
父獅子と母獅子が舞台に登場し、一舞いしたら、寝そべります。

勇ましい父獅子が、母獅子に近づいていきます。思いを寄せているんですね。
その横で脇が獅子たちを鼓舞します。

母獅子に近づいた
父獅子が母獅子とじゃれ合います。
仲がいい2頭です。相性が合ったようですね。
そして、あの瞬間です!

生まれた!

元気よく、子獅子が跳びはねて、父・母・子の3頭になりました。

決めーーーー!
わぁ、最前列のお客さんが喜んで触ろうとしてくれてます。

 ☆ ☆ ☆

そーしーてー、再び「道中〜!」の掛け声で獅子をかぶって、ぽーんと客席へ飛び降ります。

わー、獅子舞さんが来た!

噛まれた―!と喜ぶ子、絶対来ないで泣きながらアピールする子、もう1回噛んで!と言ってくる子、中に入ったよと報告してくれる子。

親子さん、ご家族で喜んでいただける獅子舞です。
皆さま、たくさんの笑顔をありがとうございました!
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