結婚披露宴&二次会 | |||
Happy wedding party | |||
|
2006年 | 5月13日 | 須賀神社会館(栃木県小山市) |
ホームページを見てご依頼いただきました。初めてのことです。会場は、なんと東京都内でなく、栃木県にある須賀神社です。 ☆ ☆ ☆ 霧雨のような小雨がまだ芽吹いたばかりの木々の新芽に降り注ぎ、日本的な情緒が漂っていました。神門をくぐると、後ろにうっそりした森を背後に随えた拝殿があり、ぼくたちは踊る前に須賀神社の神様にご挨拶しました。 今日、一人立ちデビューする笛メンバーは、真っ直ぐ拝殿に向い、練習の成果がしっかり出せるようお祈りしました。 雨を避けられるスペースを探していたら、会館の支配人さんが気遣ってくださって、斎館を開けてくださいました。 ここ須賀神社では、披露宴は、午前と午後それぞれに一組しか執り行われません。披露宴を神事とする神社の姿勢がここにありました。 ☆ ☆ ☆ ぼくたちの出番がきました。 両家のご家族の暖かい雰囲気がこちらに伝わってきました。踊りに気合いが入りました。笛も太鼓もいい音で、宴はたちまち笑顔に包まれました。 大祓いをして礼。道中で高砂へ向かいました。 ここでぼくのスピーチが入り、あいかわらずへろへろで反省。そして新郎新婦さんから、「道中〜!」の掛け声で、再び練り歩きました。 ここで、ご家族・親戚の皆さまには内緒で、サプライズを考えてました。前もって新婦さんと打ち合わせしたときに、一緒に考えたアイディアです。 新郎のお兄さまに獅子舞へ入ってもらい、一緒に踊るんです。果たして上手くいくか?! |
||
道中のときに、お兄さまに法被を着せました。そして、ぼくの後ろに入ってもらいました。 意外かもしれませんが、中では結構会話できるんです。お兄さんが「どうやったらいいんですか?」とぼくに合わせようとしながら訊かれました。 必死に合わせようとしてくるのが油単を通して伝わってきます。「めっちゃええ感じです。そんな感じでお願いします!」と答え、ぼくは、このアイディアは有りやと確信しました。 ご出席の皆さまに、とても喜んでいただけました。兄が自ら舞って祝うのですから、とても和やかな雰囲気になりました。 ぼくたちの獅子舞が、家族と家族をつなぐご縁になって、とても嬉しいです。心からお祝い申し上げます! |
||