結婚披露宴&二次会     
Happy wedding party

2006年 11月18日 CITABRIA(西麻布)
レストランの外からお囃子が聞こえ、だんだん近づいてくるかと思ったら、入ってくるというサプライズ演出。これが、新郎新婦さんからのリクエストでした。
果たして隠れ家風レストラン【CITABRIA】で、その演出が決まったか,----、

遠くから♪トントコトン、ピヒャラ〜と聞こえてくるなと思っていると、お囃子が中に入ってきて、続いて獅子舞がにょきと顔を出しました。会場が「おおお〜」と驚きの声に包まれます。
獅子の唐草模様の油単が、漆の黒をイメージした落ち着いた雰囲気とぴたりとはまり、まるで日本画のようです。

入ってきた獅子は一頭で、曲が静まると、おとなしく寝そべりました。すると獅子を操るワキが舞い始めました。ここから『
誕生獅子』です。
寝そべったままの獅子が、曲が転調するや飛び起きて、その瞬間、中から赤ちゃん獅子が生まれました!

何が起こったのか気付くのに時間差があります。

「え?どうやって?」

でも目の前にもう一頭が増えています。

疑問と驚きが交じって、おおおー!と感嘆の声をもらします。これがぼくらにとって気持ちいいんです。
「あれ、一匹増えた?獅子舞が生まれた?」というざわめきが奥へと広がっていき、"
めでたい"気持ちが会場を包んでいきます。
二頭に増えた獅子は会場を狭しと踊り、ご両家のお父さん・お母さんを噛んで、それから高砂にいる新郎新婦をかぷっと噛んで決めます。
新郎新婦の最高の笑顔に迎えられ、大きな拍手に包まれます。黒を基調としたお洒落なレストランに、和装の新郎新婦がいて、そこに獅子舞を添えると、これほど
になるものはありません。獅子を踊ったぼくたちまで、みなさんから幸せをわけてもらえます。
 
続いて、新郎新婦さんの掛け声で演舞をスタートです。

道中でござる〜!

ぼくたちのいつもの掛け声は「道中〜!」ですが、新郎新婦さんのご縁があった番組タイトル名が、偶然にも「道中でござる」なんです。なので、これは、ぼくたちの掛け声と番組名をひっかけた掛け声なんです。

ヨーッ!と勢いよく応えて、みなさんを噛んでいきます。すると会場から自然とお囃子に合わせて手拍子が起こりました。ぼくたちは会場と一体になりました。

本当にいい披露宴で、幸せな新郎新婦をお祝いです。こんないい披露宴で演舞させていただき、ぼく達は感謝と喜びの気持ちで一杯になりました。いつまでもお幸せに!今日はお招きいただき、ありがとうございました!

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