海外公演   
Overseas tour

2011年 8月27日 韓国・カラフル大邱フェスティバル 1日目(移動日)
神戸芸術団として、獅子舞東京チームから8名が参加しました。本隊(生田神社の雅楽・巫女舞と、獅子頭保存会)は、関西国際空港から釜山入りし、大邱へ向かっています。

遅れて成田から釜山入りした、ぼくたちは、現地のボランティアスタッフさんに迎えていただきました。
ボランティアスタッフさんは、学生さんで、なんと日本のエンタメ情報に精通してて、
日本語がとても上手でした。
全員オフィシャルTシャツを着て、ループタイをつけて観戦です。
カラフル大邱フェスティバルは毎年開催されていて、今年は世界陸上が大邱で開催されることに伴い、フェスティバルの規模が少し大きくなり、神戸市が参加することになりました。

カラフル大邱フェスティバルは、なぜ「カラフル」かというと、大邱がもともと
染料で有名な地域だったからです。そのため"カラフル大邱"フェスティバルなんです。

今回のツアーでは、
世界陸上の開会式に無料招待されました。ウサイン・ボルトに会えるかな~?
大きな競技場を目の前にすると、俄然、楽しみになってきました。競技場の中に入ると圧巻。大勢の人で観客席が埋まっていました。
イ・ミョンバク大統領の宣言で、開会式が始まりました。大きな競技場を一つとして使った演出は素晴らしく、ぼくは特に映像の演出に釘付けでした。

韓国では(世界でも)超有名なソプラノ歌手、"神からの贈り物"といわれている
Su-Mi Jo(スミ ジョ)の透明ですべてを包み込むような歌声が最高潮に達したところで、花火の乱舞です。

高らかな歌声、轟音とともに夜空に弾け光る花火、空を見上げ、ただひたすら「すげぇ~!」を連発しました。
ハンマー投げ金メダリストの室伏が予選で出てきました。父が日本人・母はルーマニア人の、室伏アレクサンダー広治です。

「うわっ!室伏や!室伏~~~!!!」

最初、ハンマー投げの選手たちが登場したとき、どこに室伏がいるかわかりませんでした。ガタイが、欧米の選手たちと遜色なかったからです。むしろ余裕・貫禄さえあって、めっちゃかっこよかったです。

観客席の前列には、"父"もいました。
韓国では、モーテルがラブホテルのことを指します。それでも最近は、モーテルでも半分ビジネスホテルのように経営されているところがあるそうで、ぼくらが泊まるところは、多分その半分ラブホ&半分ビジネスホテルのようなところだろうと思ってました。

が、完全にラブホでした!
『黄金マッチャン』。

大邱では、豚のホルモンが有名だそうです。
マッチャン(マクチャン)をいただきました。
さらに、サムギョプサルと牛のマッチャンを追加注文。

お酒は、ビールに、ソジュ(韓国焼酎)、マッコリ、ワインにリキュールが入った怪しげなもの、などをいただきました。

美味しかったし、何よりも安い!!!
これだけ食べて飲んで、1,500円でした。
韓国ではフライドチキンが美味しいと聞いて、男子チームはさらにもう一軒行きました。「チ、メ」は定番中の定番だと、教えてもらいました。フライドチキン+ビールのことです。ビールは韓国語でメクチュ。美味しかったです!

あんなに食べて飲んだあとなのに、ここでもパクパク、ぐいぐい飲みました。ビールは、5人で6リットルも飲んじゃいました。

さてお会計です。韓国では割り勘とう習慣はなくて、全額を年長者が払うそうです。「え?まじで・・・?!」、割り勘で通しました。

(ぼくの顔がMr.ビーンみたい!)

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