ラスト神戸の実家 | |||
Kobe Hanakuma | |||
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2012年 | 10月13日 | ラスト神戸(花隈) |
JOJO展のあと、飛行機に飛び乗って神戸へ帰った。 |
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花隈の西口から出ずに東口から出て、目の前の『もっこす 花隈店』に直行。ラーメン大盛り(800円)を注文。美味い! |
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実家前の坂道の下からの写真。 |
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木の鳴る音、高架を走る電車の音、坂を下る車の音、住んでるときはめっちゃ気になってた都市騒音は東京と比べると比較にならないほど静かや。 高い天井の家は、震災のときに全てなくなった。 一人で寝る。 りん、りん、りんと鳴く虫の音。こんな立派な家も、こんな立派な墓も、また同じクラスを作ろうとしたら無理やで、というぐらい大変やのに、あっさりなくすとは。過去に囚われず、はええんやけどこれは残していくべきものやで。 縁側のある家に住みたい。縁側で、日長ぼーとしていたい。 |
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庭からは、モダン寺が見える。 モダン寺は、寺なのに窓にステインドグラスが装飾され、「モダンやなぁ」と呼ばれて、モダン寺。 |
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再度山へ行く前に、朝の雑景を拾う。 |
小さいころ、この砂防ダムまでチャリンコで来たことがある。もちろん進入禁止やけど子供らには関係ない。「冒険」とか言いながら、ヤゴを捕ったりして遊んだ。 もうすっかり寂れてて、子供が遊びに来てるようなところでなくなっている。 |
うちの前、神戸セミナーの上は、今はマンションになってるが、その以前は、日本で唯一異人館に泊まれるホテル、神戸雅叙園ホテルがあった。 駐車場に、その名前が残っている看板を見つけた。 |
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正太も、ぼくと同じく親兄弟たちの判断に、「ありえへんわ」派。親兄弟たちは、このお墓までもなくす、と判断をくだした。実家だけならまだしも、ますます「ありえへんっ!」。 お腹のなかに赤ちゃんのいる、正太の嫁さんとも一緒にお墓参り。草むしりを3人でやりはじめると、かなり綺麗になった。 |
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ご先祖さまがいて、こうやってあなたたちの子供たちは未来へとつながっていく。 正太たちと大倉山公園の『もっこす 本店』でラーメン。ぼくは2日続けてやけど、ぜんぜん大好き。 正太たちを送ったあとレンタカーを返却して、実家の戸締りをして、神戸を去る。あっさりした実家との別れとなった。 |
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