きとやん日記                       
 2006年3月19日〜2006年4月27日

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2006年4月27日(木)
早めに上がって映画
今日は早めにあがって映画を観てきた。個人的な趣味として観たい気持ちが8割、(まーこれも仕事のうち)と自分勝手な言い訳が2割。

タイ映画『
マッハ!!!!!!』に続く、タイ映画『トム・ヤン・クン』や。がくがくがく〜、大ハズレやった。ストーリーはもとよりどうでもいいが、アクションも、前回の『マッハ』ではムエタイの超絶技のオンパレードやったのに、今回は一本調子。うーん、残念。

階段をあがって上に行けば行くほど強敵が現れる、は「スパルタンX」や。ほんまゲームのよう。対戦ゲームではよくみるカポエラ。カポエラ対ムエタイ、これが唯一、本物の技の応酬で見応えがあった。これに1,800円と思えば、まだ救われるかな。
2006年4月26日(水)
野沢尚『魔笛』

 ぼくの本の詠み方は、固め読み。一人の著者にハマると、その人ばっかりをどどどと買ってきて読んでしまう。

去年・一昨年前ぐらいから、福井晴敏・野沢尚・東野圭吾をまとめて読みまくっている。今は、福井さんの『ローズダスト』が発売されたばかりで、上巻の真っ最中。しかし公安が出てくる話しは麻生幾の『ZERO』が良かったからどうなるか。爆破もので言えば、もちろん村上龍の『半島を出よ』がぼくのなかで最高で、でも野沢さんの『魔笛』の冒頭もすごかった。渋谷のスクランブル交差点がすさまじい惨状になる。その様子はさぶいぼが立つほどすさまじしかった。本なのに、はっきりと映像が浮かんだ。

その『魔笛』つながりで、ふとモーツァルトの魔笛が聴きたくなりHMVへ行った。モーツァルト生誕?周年やらで、モーツァルト特集されていて見つけやすかった。

2006年4月24日(月)
ばぶー、バスケやる!

 バブーって死語やろ!」と自分で思った。

日曜日はバスケをしてきて、ここんとこ飲み食いしまくってて、たるんたるんやったから、月曜日の今日は体がガタガタやった。
ぼくが行ってるバスケは、そんなに激しくないんで「ケガだけせんように、無理しないバスケ」をモットーにやってる。

「ルーズボールは・・・」 → 「取りに行かない!
「無理して・・・」 → 「走らない!
「でもシュートは・・・」 → 「打てるときに打つ!

の3段論法や。
なのに、第一ゲームは17対2の大差がついた。不思議なもんや。力抜いてできたのが良かったんかな。

写真のお子ちゃまは、1歳半の男の子。めちゃくちゃ元気に、体育館を狭しと走りまわってた。

2006年4月23日(日)
お裁縫

お古の法被をもらって、オーストラリアへ持っていく。その法被はところどころ糸がほどけていたので、ちくちくお針子をした。
これが案外、「あ、ここも破れてるわ」と次々に発見し、予想外に時間がかかった。昼すぎから始め、実に4時間も法被と格闘した。うーん、えらい疲れた。姿勢はじっとしたままで、ずーっと細かい作業。自分にはぜんぜん合ってへん。ふー。

2006年4月20日(木)
二層式の洗濯機

うちの洗濯機は二層式や。実際に使ってる人は少ないんとちゃうん?DVDの片面二層式(DVD-9)とちゃうで。そう思った人はうちの会社の人で、それは職業病やで。

ぼくが使っているのはたまたまで、築20年以上経つボロアパートの構造上、正方形に近い全自動が、置くスペースに入らへんかったからや。しかし、今はまったく疑問も抱かず普通に使っている。ただ最近水アカが目立ち、ふと、「今も売ってるんかな?」と思った。

ここに引越ししてきたとき、全自動を実家から持ってきて、「よいしょ」とスペースに入れようとしたら、入らず絶句した。もともと地震で半分壊れたような全自動やったから、そいつはそのまま廃棄し、家電量販店に行って「二層式」を新たに購入した。二層式は安かった。一万円もせんかったのとちゃうか。

うちの洗濯機置き場はちょっと変則的で、玄関の靴脱ぎ場の右手に観音開きの扉があり、パカっと開けると、狭い長方形のスペースがある。おそらくほとんどの人が、そこに洗濯機があるなんて気付かんやろう。

2006年4月17日(月)
プリンスの新作アルバム

PRINCEの新作アルバム「3121」がボディブローのようにじわじわ効いてくる。そんな実際にボディブローなんて喰らったことないで。実に腹にじわじわ効いてくるっちゅう意味や。
最初は「また際物を作ったなぁ」と敬遠ぎみやったけど、今はMDウォークマンに入れっぱなし。何度も聴いているうちに味の深さがええがなぁと感じ、一発屋(も好きだが)の薄っぺらい作品と大違いや。シングルカットされた@曲目より、EFJがええね。ぼくは特にJ曲目の"THE DANCE"を気に入った。

2006年4月15日(土)
長野屋のカレーそば(三宮)

今年の春祭りは昼からスタートなので、朝、飛行機で新・神戸空港を使って神戸入りした。

お昼は、カレーそばや。カレーそばの美味しい「長野屋」。ここは、駅から歩いて30秒のところやのに、地元の人でも迷ってしまう場所にある。ぼくも、この店へ行くまで、こんな場所が存在するなんて知らんかった。

阪急三宮の西出口から出てすぐに、高架の中へ上がっていく階段がある。そこに「こんなところあったっけ?」という別世界が広がっている。怪しい歯医者さん、怪しい喫茶店、怪しいダンス教室。どれもこれも「怪しい」という形容詞がついてもおかしくない。蛍光灯がチカチカ点滅するような人気のない暗い路地に迷いこんだ、まるで戦後のような気分になる。


ここに「長野屋」がある。「カレーそばでおなじみ」と看板に書いてあるとおり、本当にカレーそばがおいしい。器たっぷりにカレーのダシが盛られていて、そのなかにおそばが埋もれている。お箸を入れると、白そばが出てくる。あ〜書いてるだけでよだれが出てくるわ。

ぼくはちょうどオープンしたばかりの11:30にお店に入った。ぼくは二組目やった。家族連れや初老のご夫婦など、どんどん常連さんが入ってくる。大学生ぐらいの二人の女の子も入ってきたが、これも常連さんやった。
店主さんは穏やかな笑顔で、声を掛けてくる。

「二人?好きなとこへどうぞ。横並びね」
席数はけっこうあるけど、すぐ混むので相席になるから、出やすくするため「横並び」になる。

お母さんと知恵遅れの男の子の二人が入ってきた。
「カレーそば、カレーそば、カレーそば」とその子が、自分の指定席までの歩く間に連呼すると、店主さんは「カレーそば、3つか?」と笑顔で声を掛けると、店中が温かい笑いに包まれた。こういうのはやっぱり地元ならではや。

カレーそばが出てきた。箸を入れるとこぼれそうになるので、いつもどうやって食べるんやろ?と悩んでた。そしたら、「最初に箸をつっこんで、底からかき回してカレーと混ぜて食べたらええよ」と店主さんが教えてくれた。

「最近カメラ撮ってる人が多くて。ホームページやろにちゃんとそうやって書いといて」と頼まれた。

2006年4月12日(水)
御神火ツアー
ここんとこ眠りが浅いよなー、めっちゃ眠いのに。
寝不足やのになぁ、と思ってたら、やっぱり
満月。ほんま満月の周期にぴったりと眠れんようになるわ。毎度、毎度、不思議に思う。

御神火(おじんか)”ツアー?
伊豆大島の秘境ツアー!うわ、おもろそ。行ってみたい!と、思ったけど5月18、19日はあかんわぁ。オーストラリア日程とかぶっとうわ。残念。
2006年4月6日(木)
久しぶりのプール!

2006年になって初・プールや!半年ぶりぐらいやなぁ。
ちゃんと泳げへん。水んなかでもがいているわ。わはは、体というか筋肉がばぁらばぁらや。

プールへの通り道に、ショップ99が出来ていた。うわー弁当や、たくさんの生鮮食品が99円や。お菓子とかラーメン、乾物も99円のがいっぱいあるわ。100均みたいに、思わずあれもこれも買ってしまい、レジからでるときには余計なものばっかりで600なんぼになってた。

さてとたまった洗濯や。
よっしゃ、干した、干した。昼寝でもしよかなー。うわー、夕立みたいな雨や。洗濯ものが〜。

体がほくほくしてきた。プール上がり特有のこの感じ。眠。昼寝しよ。ぐーぐー。
あ、むちゃくちゃ晴れてきたやん。さてと、この山積みされた本でも片付けようか。

2006年4月4日(火)
春の散歩は朝に
昨日と今日と天気が良くて、家から会社まで歩いてみた。石川台の駅を少し越えたところから、ちょうど桜並木のなかを3両編成の電車が走る姿を見ることができる。そこはちょうど陸橋のような高台から見下ろせるようになっている。ピンク色の桜が風で舞うなか、贅沢な朝を味わえた。

てくてく、てくてく、ウォークマンを聴きながら歩く。

帰宅するときに歩いたことは何度かあるが、「行き」は初めてや。景色は違い、明るいので初めて気付いた変わった家やお店を発見した。
洗足池の線路の下をくぐる、「日本で一番低い高架」も初めて見た。あれはほんまに低い。ぼくの背の高さの半分ぐらいしかなかった。

会社まで55分。結構かかるなぁ。
2006年4月2日(日)
やった、初・火球

3月29日に都内で火球目撃が相次いでいた。それはニュースで知っていた。

さっきバスケが終わって、体育館から出ると、夕方の雷を伴う大雨がすっかり晴れていて、星まで見えていた。
「わー、すっかり雨があがったなー」と空をあおいでいたら、まるで線香花火の最後の”玉”がぽとんと落ちるかのような、大きな電球色のような黄色っぽい火球がぽわっと光って消えた。
うわ!火球(かきゅう)や!!!」と心躍った。初めて見た。ほんまに都内でも見れるんや。
あれは車のライトの錯覚や、何かの反射や見間違えやない。ぼくは夜空や星が好きでよく見ているからわかる。初めて見れた。やったー、ついてる!
9時39分ごろ。方角は・・・地図で調べればわかる。下丸子の体育館を出て、千鳥町の駅に向っていく方向で、少し右斜めの方角やね。

 ☆ ☆ ☆

今日は、獅子舞の練習をみっちりやって、そのあとソーラン節の練習も最後の最後までやって、目黒川の桜を散歩しつつOGGIでコーヒーブレークならぬアイスクリームブレークした。パンがあまりにもおいしそうに見えて、ついついホクホクのレーズンパンも買ってその場で、獅子舞練習終わりの3人でちぎりながら頬張った。おいしかった!

そのあと
ぼくはバスケがあったので、みんなとは別れて、バスケへGO。いやー今日はよう体を動かした。コンビニでビールを買って、プシュ、ごくごく。うめーーーー。全部忘れられる。プシュ、ごくごく、うめーーー、を何度かやって風呂に浸かると最高のリラックスや。

2006年4月1日(土)
洗足池の花見/オリンパスμ(新デジカメ)

入社10年目の記念でもらった商品券を使って、とうとうデジカメを買った。買ってしまった。買う気はなかったのにランニングコストを考えると、仕方なしの判断かな。欲しくて買った、というより妥協した気分や。
今の5台目(6台目?)のオリンパスのμは昨年の夏海辺で無茶な使い方をして砂をかんだまま半分壊れぎみになってしまった。そして嫌いなズームも付いていて重い。フィルム代・現像代はバカに出来ないし。

あー、とうとうフィルムから離れるか〜。デジカメのパキパキした味のない映像は、まったく性に合わず嫌いやのになぁ。でもたくさん撮るぼくにとって、費用からするとデジカメは当然の選択やろう。
ぼくは、ずーっとオリンパスのμで来てる。これで何台目やろう。台湾でタクシーの中で落とし、富士山を登っている途中で落とし山頂で気付きの探しまくったこともある。写真が好きや。撮れば撮るほど好きになっていき、これから人の表情をいっぱい撮りたいと思っている。「顔」が最高におもろいし、顔こそが「その瞬間(とき)」を感じれると思っている。

オリンパスのカメラはその画質が好きで、レンズの味付けがいい。それと生活防水は、スキーやアウトドアで遊ぶぼくとって必須条件や。

初デジカメは、オリンパスの
μ810
μ810のレンズは、フィルムレンズに換算すると35mmやねんなぁ。これが納得いかん。なんで28mmとちゃうねん。人の顔を撮とうと思ったら、明るくて広角系のレンズのうほうええのに。

さてと春祭りで試して、オーストラリア公演でどれだけ活用できるかやな。
充電できた。よっしゃ散歩がてら、
洗足池の夜桜でも撮って試してみよかな。

2006年3月30日(木)
デジカメとバスケの正式ゲームボールがほしい

"You're beautiful"のビデオクリップのなかで、JAMES BLUNTがじょじょに服を脱いでいき、最後は後ろの海に飛び込む。
これを見て、あ〜カラオケでこれ歌いながら服を脱いでいくやつがようけおるやろうなぁ、と思った。

そのJAMES BLUNTのアルバムのなかで、もちろん"You're beautiful"が聞きたくて購入したんやけど、4曲目の"Goodbye my lover"がめっちゃええ。とても綺麗な曲や。透き通った氷がきらきら輝いてる感じがする。静かで、ひんやりしてて、穏やかな気持ちになる。

"You're beautiful"は、地下鉄ですれ違った昔の彼女を見て「やっぱりお前は美しいよな」と、未練たらたらの歌や。さらに"Goodbye my lover"でも「やっぱお前が今まであった中で一番やった」なんて歌っている。JAMES GLUNTの曲ってこんなのばっかりか!?なんとも情けなくて、どうしようもない奴やなぁ。

そんな気持ちを歌うなんて恥ずかしい。
が、歌にしてしまうところがええのかもしれん。もしぼくが今、高校・大学生であれば、この歌を聴いて感情移入してしまい一緒に泣いてしまうやろう。「うん、うん、わかる」と大きく頷くやろう。

しかし
ぼくは歳をとってしまい、良く言えば老成し、冷静に客観的に聴くことができる。だからこそ、より一層JAMES GLUNTの歌を「綺麗だ」と感じるんやろう。

日曜日は、<久しぶりのジャンルばらばら衝動買い>の日やった。
★JAMES BLUNT
★THE PUSSYCAT DOLLS
★PRINCE
★KRYSTAL MEYERS
★蟲師サントラ

2006年3月29日(水)
七分咲き

うちの会社の前は桜の名所として有名で、今週に入ってから、昼間はどこから集まってくるのか、ぷらぷら川沿いを散歩する人でいっぱいになる。
昨日とうってかわって、今日は寒風吹き、桜の花の開花は七部咲きのままで一時停止。今週末がちょうど満開になるんかな。


昨日は、口内炎もほぼ治って、前から行こうと行ってた浅草の「染太郎お好み焼き」に行ってきた。ここは蔦が覆うような古い民家で、上がりがまちで靴を脱いで入る。半紙に書かれたメニューが梁からぶらさがってる。そんなのがあちこちにあって楽しい。

予約はコースでしか受け付けてなく、これはちょっといただけない。いろんなものをいっぱい食べてみたかった。
名物の「しゅうまい天」はコースに含まれていて、お餅で土手をつくってその中に、白い出汁みたいなものを流し込むと、それがふんわり膨らむ。「あ!シュウマイや」とつい言ってしまう味やった。おいしいね。

昨日は突然揃った旧知の先輩らのトークに、ひさしぶりに大爆笑した。先輩二人らの絶妙なコンビネーション・プレイは最高のエンターテイメントやった。

2006年3月27日(月)
レア焼酎「克」でカーッツ!

よっしゃ、ほぼ治った。まだちょっと腫れがひいてないけど、ほぼOKやな。
んで早速、大好きな、とっておきの焼酎「」をぐいっと飲む、飲む、うまいのだ。とっておきと言っても1升が、まだ1本もあるから当分いけるな。今日の日記を開始〜。

20時すぎ仕事を終えてタイムカードを切って、会議室でソーランの練習を開始した。

いやいや昨日やったばっかりやのに、もう忘れてる。ぜんぜん覚えてないやんけ。普通、体が覚えとんのに、何?この覚えの悪さは!はぁ〜、そうやんな、ダンスとかチョーチョーチョー苦手。リズム感がないし、体をリズムに合わせて動かすなんて無理!一通りやって壁の高さを実感。うーむ、いやでも、頑張るぞ。

パートごとのレッスンを見て真似る。1つ目にして、もう壁に当たった。その腕の動きってどうやるん???あー、その通りに動かへん〜。ちょっと休憩。あぁもう3月も終わるで。そしたら4月や。春祭りもあるし、あっという間にGWやで。カレンダーがちょうどあったので、それをパラパラめくりながら、オーストラリアまでの土日の数を数えた。あっという間やで〜、きっと。これはGWなしやな。ずっとソーラン節をやっとかなぼくには覚えられへんで。

いや、最後までやるぞ。続きのパートを再生や。

ガチャ
あ、誰か来た。ようやく仕事を終えたメンバーの誰かが来たか?

「あ、木藤さん・・・」 (そーっとカチャ)
見回りの守衛のおっちゃんやった。きゃー、へんなところを見られてしまったーーー!

2006年3月26日(日)
早や、3月ももう終わりか

激痛は去った。まだちりちり痛いんで、ちゃんとしゃべれないがピーク時よりはマシや。

激痛のときは何するのも嫌で、本を読んでも頭に入らないし、寝ることでさえままならんかった。あくびでさえ、くわぁっと口を開けた瞬間にずきゅーんと脳天に激痛が走るためできんかった。そんな状態から解放や。ばんざーい!

今日は仕事を夕方前に切り上げて、ソーラン節の自主練をした。うむむ〜、これはどうも無理な動きや。ぼくの体の構造は、ダンスにまったく向いてない。

固い!
リズム感がない!
動きが変!


うわーはっはっは、笑うしかなかった。

2006年3月24日(金)
とうとう医者に行きました。医者嫌いのこの僕が

あまりにも我慢できず、ずっと涙目、嚥下するだけで激痛。
口内炎はよくやるが、このつらさは初じめてや。

あまりにもの痛さに耐え切れず、医者に行った。ネットで調べたら歯医者でいいらしい。口内炎ごときで医者に行くなんて・・・・。

「どの辺ですか?舌の裏?」
「うん」

ぼくは今日、誰に対しても「うん」です。口を開くだけで激痛で、舌を動かさないでいい言葉は「うん」しかないんです。それに舌が激痛をさけて、無理にしゃべろうとしても、ひきつるだけでちゃんと発音できません。

「あ、うわーー、これはひどい、しゃべれないでしょ?唾飲み込めないでしょ?こんなところに・・・!舌の奥ですよ。普通、こんなところにはできないです」

先に鏡がついた、銀色の長いスプーンで口の中に入れながら驚いていた。あー、この痛さを共感してもらえるだけでも、ほっと気持ちが掬われる。みんな笑ってくれるのはいいが、本人、ほんまめっちゃつらくて痛くて・・・。
お医者さんはさんざん驚いたあと、舌の奥だと何故痛いか、理論的に説明してくれた。

唾を飲み込むという動作は、舌の奥を激しく動かすそうで、通常口内炎はこすれたり触れるだけで激痛が走るのに、それが「こんなところにできたら・・・」ということでした。もちろん、しゃべるという動作も同様に、舌の奥は激しく喉の奥を行ったり来たりするそうです。

唾を飲み込むのも痛いと訊いて、お医者さんは最初違う病気を仮定されたそうです。しかし見てびっくり、本当に舌の奥に「でかい、ひどい、クレーター」があったわけです。
デキサメタゾンを塗ってもらいましたが、「おそらく、この場所では無駄に近いですね。すぐに唾で流れます。自分で塗るにしても、この場所だと自分では無理ですね」と言われた。

つまり、我慢しろということでした。

なぬーー!でも、今、ちょっと塗ってもらっただけで少し楽になった。あぁ〜、月曜日にはすっきり治っててほしい。せやないと仕事にならん。今日はお客さんに対しても、メールでやりとりさせてくださいとお願いしてしまった。

一つ、「ひどい口内炎でしゃべれないんです」と筆談すると、ほとんどの人が「わー痛そう。口内炎はよくなりますよ」と、庶民的な症状ゆえに誰もがわかってくれた。

2006年3月23日(木)
亜鉛とチョコラBBがいいらしい。買いに行こ。

まだじんじん、じんじん、むしろ昨日より痛い。口を開けられません。ずっと苦虫をつぶしたような顔で疲れがたまってくる。
しゃべられんのが、こんなにコミュニケーション不足になるとは・・・。仕事できん。

ネットで「口内炎」で検索すると、いっぱい出てきた。庶民的な共通の痛みみたいやね。「5個できた」という自慢(?)や、「隣にできると合体します」など痛さが伝わってくる解説などありました。中でも、舌の裏が口内炎になるのが一番痛いらしい。

そう、それ!まさしく今、舌の裏、左奥がひどくただれてる!!!めっちゃ痛い。
しゃべる、食べ物を噛む、嚥下する。何しても痛い〜。

そらしゃべろうと思ったらしゃべれるで。せやけど、そのあとのじんじんくる激痛ったら!!!
はぁ〜、唾ばっかりで腹減った。ご飯食べたい。

2006年3月22日(水)
ひどい口内炎

口内炎がひどくなり、舌の裏、奥にでっかい潰瘍クレーターが出来てじんじん痛む。食べられん。しゃべるのも痛い。終始痛み何にもできん。
頭の中で「痛い、痛い」しかまわらず、思考までとまる。これは、めずらしくひどい口内炎や。

2006年3月20日(月)
そらそう思うわな

大阪のメンバーをバスケに連れていくと、みんなから予想していた反応が返ってきた。

「あれ、きとーさん。その人は?」
「え、きとーさんちに泊まっている?」
「あ、いよいよですか。いつですか?」

まー、そう言うてくれるっちゅうことは、まだ男として”終ってない”からええとして、しかしまー、もうめんどくさいから、ここでも「わはは」と笑っといた。

前回の福岡で後輩に発見された従姉妹に続き、ひょっとしたら浅草での買い物でも見られているかもしれんし、こうやってバスケに連れていくとそれはまるで彼女のようやし、そらそう思うわな。

2006年3月19日(日)
獅子舞と、ソーラン節と、東京観光と、バスケ

メンバーの一人につきあってもらい、この日大阪から参加したメンバーが初東京だったので、練習の後、東京観光となった。「さて、どこ行こうか」と、まずは銀座でご飯をたべて、そのあと東京タワーへ行った。
東京タワーの足元、日本庭園のある情緒あるお店を教えてもらい、さー登ろう!と張り切っているのは二人だけや。さっきまで降ってた雨もすっかりあがって、
東京タワーからは絶景やった。・・・らしい。
というのは当然、ぼくは東京タワーが近づけば近づくほどおとなしくなり、「もう十分やん。さー帰ろっか」しか言えず、やっぱり登ることになり、エレベータのなかでは下向きっぱなし。東京タワーの展望台は2段階になっていて、最初の展望台の、窓から一番離れた壁際からぼくは一歩も動かずやったからや。
いやー、メンバーに付いてきてもらって正解やった。

翌日、日曜日は
浅草へ笛と股引きや鯉口シャツなどを買いにいきつつ、ついでに観光。偶然、猿まわしも見ることができた。お昼に天丼を食べて、花やしきへGO。ここは楽しい。ぼくは乗らないが、「ローラーコースター」がお薦めや。一緒に乗りましょうと言う大阪のメンバーには悪いが、「残念やな。今日は昨夜のメンバーはおらん」と言い放ち、ぼくはカメラに徹した。

大阪から来たメンバーは、夜、ぼくの
バスケにも付いて来て、なんと「スラムダンクは何度読んだかわかりません」と言う。それほどのバスケ好きということが判明。
バスケが終って、うちでSLUM DUNKの「10day after」という秘蔵のドキュメンタリDVDを観せてあげたら大喜びで、朝まで2回も観たらしい。今日は兄貴と合流して、池袋の「なんじゃタウン」で餃子を食いまっくて、夜行バスで帰るとのこと。ぼくは仕事や。

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