お祭り・舞台・イベント | |||
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2012年 | 4月14日 | 生田神社 神幸式(春祭り) |
土曜日、朝一のスカイマークで神戸へ向かいました。朝5時起きです。眠い〜。東京はあいにくの雨ですが、西日本は曇りのち晴れの予報。気温もまずまずのようです。花隈の実家に一度寄って荷物をおろしてから、御旅所へ向かいました。 「おっ!やってる、やってる」 御旅所の演舞には間に合いませんでしたが、春の御渡りの始まり〜。今年は写真を多めに掲載してみます! |
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今年は、兵庫南部地区です。(春祭りは11地区の輪番制) 春祭りの行列の先頭は、天狗さま、続いて梶原武者。そして獅子舞、御稚児さん、神輿が続きます。100人以上におよぶ大行列。これに神戸太鼓は、先々にまわって打ち鳴らします。 獅子舞は、氏子さんの家や商店・お店・工場、神受けと呼ばれるところを舞っていきます。今年は御旅所のこどもたちが大活躍です! こうやって大行列が地域を練り歩き、獅子舞が家々をまわっていくお祭りは珍しくなってきたのではないでしょうか。経済的なこと、地域のつながりが希薄になってきたなどなど理由はさまざまですが、文化を遺す大切さを感じました。 |
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兵庫南部地区は昔ながらの店が多く、ディープゾーンです。店主さんとか味のある方が多く、なんか地元ってええね〜。 獅子舞はどんどんお店のなかへ入っていきます。食事中だろうとなんだろうと、ピーヒャラピーヒャラと入って、とぉりゃぁぁーと舞いますが、ちらっと見たら食事を続けるお客さんのほうが多かったりします。 |
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バレリーナと獅子舞の組み合わせ。 (なんでクリーニング屋さんでバレリーナなんやろ???) |
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お昼を食べてるときは肌寒かったですが、午後、晴れてきました。晴れるとやっぱり気持ちいいです。 この派手めの衣装を着た人たちは誰? 「神戸・清盛隊や」 「そんなんあんねんや。盛り上がってる感じせんけど神戸では有名なん?東京ではぜんぜん聞かへんで。サンテレビとかにはバンバン出とん?」 「いや、ぜんぜん・・・」 清盛隊もっとガンバレ! |
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清盛隊は7人いるらしいが今日は6人です。誰が誰なのか、誰も知らんけど、「とりあえず記念撮影しとこ!」と大人気! | ||
今年は開花が遅くて、まだ桜が残ってました。 桜の木の下で休む梶原武者。風流です。 |
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休憩中でも子供らは、公園を走り回って全力で遊びます。 |
うちのおばあちゃんが、大腿骨を骨折したときに入院してた病院です。ここで兵庫南部地区の練り歩きは終了で、ここからバスに乗って、宮本町へ戻ります。 さぁ、いよいよラストスパートです。長い一日の締めくくりです。 センター街にある、表参道の入り口からまっすぐ生田神社へあがっていきます。 |
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天狗さまが道路にねそべった子供をまたぐと、子供は健康に育つと言われてます。無理やり寝かせられる子供にとっては、「なんのこっちゃ?」と言う感じでしょう。 センター街では、これを見ていた酔っ払いのおっちゃんが、寝そべろうとして、みんなから止められていました。 「これは子供だけ!」 と説明しても、何度も寝そべろうとしてたおっちゃんでした。 |
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「ん?あれ???えええーーー!まさか!!!」 はい、獅子舞大好き親子さんです。わざわざ東京から見に来られたそうです。めっちゃ驚きました! |
さぁ、いよいよこれから宮入りです。 天狗さまが同じ所作を四回行って、走ります。今年はコケませんように! |
朝からずっと重い衣装に、視界のない面。そして神受けのたんびに所作を行い、天狗の役は大変です。それだけやりがいがあります。 今年は、かっこよく走り抜けていきました。 さぁ、続いて、獅子舞、梶原武者、神輿です。 |
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これで神幸式は終了です。 神戸サウナで、今日一日の汗を流して直会(なおらい)に行きまーす! |
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お開きとなり、ぼくは高架下を通って花隈へ帰りました。途中、締めに『もっこす』花隈店に立ち寄って、中華そば(700円)をいただきました。 お疲れさんでしたー! |