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2012年 10月28日 大手映画会社の作品に出演
ある作品のテーマとなる部分で、獅子舞の出演依頼があり、行ってきました。
映画のワンシーンでの出演ではなく、獅子舞の動きなどをモーションキャプチャーしたり、グリーンバックで撮影し後から合成加工します。
初モーションキャプチャーです!

まずは、頭(かしら)にマーカーを付けます。

これは、マーカーを光でトラッキングして、動きを取り込んでいきます。普通にカメラで撮影すると普通ですが、フラッシュをつけるとマーカーの部分だけ反射して光るので、その仕組みがわかります。

「え?そうなんですか?」とやってみると、マーカーだけ光ってました。「お〜」。

右の写真(下)のほうに、マウスを持っていくと、フラッシュを付けたときの写真に変わります。
「龍のようにたゆたゆとうねりながら、でも、ぐるぐる速く走る」、「ここにたくさんの人がいるイメージで、右から左へ噛んでいく」、「頭を上下にさせながら走る」などなど、いろんな演出に応えていきます。それぞれで寄り・引きの撮影があります。
演じ手によって動きの個性がぜんぜん違うので、踊り手を変えてやってみて、監督の「オッケー」をもらったものを撮ります。

撮影は順調!ええ感じでカットをこなしてってます。

午後になって助っ人3人が参加。
これが一番きつかった!
獅子舞ではやったことのない動き。「後ろから走りこんで高くジャンプして、急降下してピタッと止まる」。

シャドウではできても、実際、3kgの頭(かしら)を持つと重心が悪くてできません。しかもピタッと止まらなければなりません。

「タタタ、ジャンプ、ぐわーーーっ、ピタッ!」

声に出しながらやります。寄り・引きで同じ動きをしなければなりません。難しい〜。
「頭は、右手でここを持って、左手はここを支えて持つんですよ」

撮影の合間に、獅子舞のやり方をレクチャー。
うっかり誰か「やりたい」と思ってくれへんかな、と期待。
そんな休憩を入れながら、次のカットの撮影です。
監督と助監督の演技指導を聞きながら、やっていきます。
「ガバッ、パクッ」のオープニングカットは、理絵ちゃんと万菜ちゃんです。(動画
録音スタジオへ移動し、掛け声や油単のこすれる音や足音などの収録です。
板の間をセッティングして、通しで踊ったときの足音を収録しました。おっばぁにはヘッドフォンで曲が聞こえてますが、こっちは足音だけなので笑えます。(ちょっとだけ動画

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