伊豆大島ボランティア | |||
Volunteer at Izuoshima | |||
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2013年 | 11月24日 | 伊豆大島ボランティア |
今日もいい天気! 元町長根浜公園サイクリング道路は、ドライブしてて気持ちええ〜! |
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今日のボランティアさんは411名。 学校、ダイビングチーム、政治家、ボランティアツアーなどの団体さんが一気に増えました。 |
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今日はホテル椿園さんの土砂運びを志願しました。 ここは山すそにあり、正面から土石流を受けたところで、広大な |
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掻き出した土砂は、まるで重油のように重くて粘っこかったです。ねこ(一輪車)に入れて、何度も往復しました。 ねこに入れた土砂を、軽トラックへぐいっと押し上げて、軽トラで土砂置き場に運びます。土砂置き場に着いたら、また人力でわっせわっせ土砂を放り投げていきます。 かなりの重労働です。 たまたま女子が多いチームだったので、ぼくは【ねこで運ぶ、押し上げる、土砂置き場に投げていく】の作業を買ってでました。 |
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調子に乗って、ガシガシ働いてたら、なんと終了間際に、 肉離れです。 一番恥ずかしいし、情けない。 |
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作業は終了だったので、一歩も歩けない(右足に荷重すると激痛)状態で病院へ直行でした。 |
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診察で「どうされましたか?」と訊かれ、「これだけはやったらあかんことをやっちゃいました。これはあかんわ」と答えると、「は?」と女医さんに冷たく返されました。 日直の若い女医さんは小児科担当の方で、ボランティアに来て怪我してるおっさんを冷たい目で見ています。 そらそうやんな〜。「何しに来てん?」と思とうやろうなぁ。 肉離れ(筋断裂)の対処は固定と安静しかなく、応急時の基本はRICE。女医さんも何も診ずに「東京で整形外科に行ってください」で終わり。そうなるわなぁ。 |
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ほんまはボランティア後は、史穂ちゃんに迎えに来てもらって、一緒にランチを食べて浜の湯の温泉へ行く予定でした。そして14:50のジェット船で東京へ戻る。 が、こんなことになり、シャワーを借りに自宅へ戻り、荷物を持てないので宅急便で送ってもらい、ランチまで作ってもらいました。史穂ちゃん、ありがとう〜! 島内の人からはさんざん「ご夫婦ですか?彼氏ですか?」と言われ、声を掛けられるならまだマシなほうで、「先生が彼氏と歩いてた」という噂があっという間に広がることやろう。火消しに大変やな。 しかし急遽自宅で食べることになって、こんなんがさっと出てきて、「史穂ちゃん、すごい!今更やけどモテるやろう!」とあらためて感心しました。 「キトーさん、今更!」と二人で爆笑。 |
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足をひきずりながらなんとか乗船しました。 行きの8時間が嘘みたいに、約1時間45分、あっという間に東京へ着きました。 竹芝から自宅までタクシーです。部屋のなかでは這って移動し、明日の会社をどうしようかと悩みました。タクシー出社やな。 今も「これだけはあかん」とぶちぶち言うてます。サイテーなボランティアや。もし次行くなら作業前にはしっかり準備運動して、体を作ってから行く、とめっちゃ反省してます。 |
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いや、次も行く。 にわか休日ボランティアになるけど、今回の2日間はすんごい経験となった。 1日目の地元のどうしうもないけど愛されてる人たちとの交流。 きっと、あんなボランティア体験してる人たちはいないだろうし、ボランティアの正規ルールからしたらちょっと顔をしかめるかもしれないけど、ぼくはあれが正解やったと思う。 そして、この怪我。 情けなさすぎる。 だから、ぼく自身が現場に行って、「ほんとうに情けないですから、こうならないように準備運動して、決して無理をしないように」と伝えることができる。 この痛すぎる肉離れは、そのためやと理屈変換してなやってられん。 全治2〜3カ月と言われ、肉体的には激痛が続いてるし、出費も痛い。そうそうタクシー通勤してられん。仕事やプライベート、生活にめっちゃ支障をきたしています。 だから、ほんま怪我したらあかん。 |