海外公演    
Overseas tour

2006年 5月19日 WONDERBUS JAPAN 2006 / 成田 → ケアンズ
成田 QF69便 21:25発→ケアンズ  05:05着。
約7時間のフライトです。

金属探知機のゲートをくぐるときに、検査管から
「Do you have any metals?」と訊かれました。

「は・・・?」
一瞬、何を訊かれたか理解できませんでした。

(英語・・・???ぼくは日本人やで。日本語で訊かんかいー!)

どこの国と間違えたのか。まったく失礼な。「持ってません!」と力強く日本語で答えました。

しかし、今日ここに来るまでの苦労は並大抵ではありませんでした。何しろ10連休です。みんな、さっきまで働いてました。
この出発のときに、一句。
ぼくがしょうっちゅうメールを送ってたので、閉口してたみたいです。

きとやんの メール読むより パッキング

爆笑!
「あほか!大事なことをな〜〜」というぼくの返しは、4人の爆笑でかき消されました。やれやれ。

ささ、みんな体調は万全やな。ほな元気に出発するぞ!
2006年 5月20日 ケアンズ → タウンズビル / 2日目
飛行機は平日なので空いていて、中央の3列シートを占領して寝ることができました。7時間はあっという間でした。

朝の5時、ケアンズに到着。

日本とオーストリアの時差は、ほとんどありません。東部地区で+1時間だけです。
ここで国内線に乗り換えます。4時間ほど、待ち時間があり、ちょっと外へ出て散歩しました。思い切り、伸びをしました。

「うーん、気持ちええ!」

気温24℃で、湿度は日本と同じくらいです。

この待ち時間のあいだに、国内線と国際線のターミナル移動にかかる時間をチェックしておきました。帰りが、ここで乗り換えるときに、たったの1時間半しかないからです。

ケアンズ空港は、小さい空港でした。
これから国内線→国際線の移動は楽勝でした。

ソファのあるロビーで、南中ソーラン節の練習をやりました。やっぱり、ぼくの踊りが怪しいです。練習、練習。
そしたら、”KYOTO”Tシャツを着たオージーの兄ちゃんが乱入してきました。南中ソーラン節を教えてあげました。
タウンズビルに到着しました。
迎えに来るはずのWONDERBUSさんが、まだ到着していないようです。「あれ〜?おらんわ」と、うろうろロビーを歩いていると、突然
「Chie!」と声が掛かりました。

なんと、こんなところでばったりと友人と遭遇です。オーストラリア人のジェレミーでした。奇跡のような出会いで、智恵ちゃんとジェレミーは「世界は狭いな〜!」とハグしてました。

(ま、ま、こういうことはよくあるわな。そんなことより、WONDERBUSや。一体、どこやねん?)と、ぼくは必死でした。ところが、なんとこのジェレミーがWONDERBUSのお迎えでした。

「え?え?なんで?なんちゅう偶然?」

ジャレミーは、カメラマン兼現地ボランティアスタッフとしてWONDERBUSを手伝ってたんです。

バスに、WONDERBUS JAPANのロゴがプリントされてました。「お〜、これで旅をするんか!」
バスドライバーは
キース・パパさんで、キース・パパさんは日本人のホームステイを受け入れるなど、とても親日家の方で、紳士で、そしてトークがとても楽しい方でした。

荷物をホテルに置いて、すぐ、今日の会場であるベニューへ向かいました。そこで、初めてクルーたちと顔を合わせます。

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