海外公演    
Overseas tour

2006年 5月25日 ヒューエンデン → リッチモンド / 7日目
モーテル前の道路で、キース&ケンちゃんとサッカーをしました。雲一点ない、青い大空です!

こんなに広い空を見たのは初めてです。

バスの席は、コノミさんが作った番号札をひいて、毎回席替えをします。
(ぼくの会社のテニス部部長が作るのと同じ)

たまたま前の席が
ギャルチーム、後部が男子チームに分かれました。こんなこともあるんや〜。

あ、男子チームにしんしんが混じってます。
リッチモンドに到着。
ここでランチして、湖で泳ぐ予定です。
また恐竜博物館がありました。

が、すでにヒューエンデンの3.5ドルで懲りているので、そんな価値があるんか、かなり怪しいです。ここの入場料は
7.5ドルで、結局ぼくは入りませんでした。

ケンちゃんがたったの30分で出てきました。首を横に振ってました。推して知るべし!

カフェでランチを包んでもらい、みんなでピクニックをしよう!ということになり、湖へ行く途中の木陰で食べました。

ラザニアとかチキンキーブ(カツレツ)です。なんてことないメニューでした
が、美味しかったです

フレッド・トリットン湖。

湖の真ん中に”Dead man's Island"という小島があり、そこに死んだ人が埋められているそうです。なんでそんなことしているのか、よくわかりません。

海パンに着替えて、湖に飛び込みました。水温はちょっと低めで、泥でにごっていますが、気にせず
ダイブ!ザバザバ泳ぎました。

前夜観た『ウォーター・ボーイズ』の真似で、キースはキョウヘイの肩に乗ってバク宙し、シンクロナイズドスイミングは無理だったので組体操をしました。日本人たちが、オーストラリアの湖で大はしゃぎです。
泥水を嫌がって、ぼくたちから逃げている若さまを見つけました。”道中”で近づいていき、捕まえて湖に放り投げました。

次のターゲットはコノミさんでした。
最後にチサトちゃんでした。

チサトちゃんはスポーツ万能に見えるのに泳げないそうで、放られる前に、
「足のつくところにして〜!」と叫んでました。
湖からあがって、ビーチバレーが始まりました。きつい日差しのもと、みんなこんがり真っ黒に焼けていき、ぼくらは公演のない休日を、思う存分楽しみました。遊びも全力です!

最高の休日です。
はい、ここでカメラ水没です。

いや、水没と言うと「うっかり」と思われますが、そうやなくて、なんて言うたらええんやろ?勘違い?思い込み違い?確信犯?

ぼくは、写真が好きです。28mmのオリンパスμを
愛用しています。でも扱いは雑で、よくカメラを失くします。
遡るとそれは、富士山の山頂であったり、台湾のタクシーのなかだったり、いつも
肝心なときに失くしてました。

アウトドア派のぼくは、スキーや川遊び・キャンプなどに行くことが多く、躍動感のある、生き生きとした表情の写真が好きです。

だから、いつもぼくが買うカメラは防水仕様です。ただし、今回の持っていた『μ』は防滴でした。
でーもー、ですね!だいたいが大丈夫なんですわ。フィルムを装填するタイプの『μ』も防滴でしたが、プールで十分使えました。

ね、ちゃんと実績があるんです。防滴と書いてあっても、多少水の中に入れても大丈夫だったんです。

ここオーストラリアでは防滴の活躍する場面がありませんでしたが、ようやく
本領発揮!のときです
防滴カメラをポケットに入れて、ぼくは湖に飛び込みました。狙いは、『水面に反射する光を取り入れて、輝くみんなの笑顔』です。
そんな普段見ないような構図を狙って、いざカメラを構えました。

「あれ?電源が入らん。あれ?」

カメラをぽんぽんと叩いても、ウンともスンとも言いません。

「うわーっ!液晶のところが水がたっぷんたっぷんになってるやん!」

(このまま撮ったら、みんなが水槽に入ったような絵になるやん)という、訳わからん悠長なことを考えました。現実逃避かもしれません。水槽みたい、という思いつきは、自分自身に対して「ええ閃きや!」とさえ思ってました。

冷静になって、一度、岸にあがりました。

(やばい・・・)

電池蓋を開けたら、水がぼとぼとぼと〜と出てきました。
メモリーカードを取り出してタオルで拭き拭き。そのままタオルに包んで水を吸い取らせました。乾けば大丈夫!(なはず・・・)

はい、こうなったら諦めるだけ!
ぼくは何事もなかったかのように、また湖へ向かいました。
2006年 5月25日 リッチモンド → ジュリアクリーク
完全にリフレッシュでき、ジュリアクリークに到着しました。

ここでは、モーテルが2ヶ所に分かれます。なんとなく柄の悪そうなほうへ男子チームが、ネットがつながりやすいと思われるほうへ女の子が行くことになりました。

男子チームが行くことになったモーテルは、何が嫌って訳じゃないんですが、なんとなく部屋に
長く居たくない気分にさせられます。部屋のなかに、そういう空気が漂ってます。

変なのは、ドアノブと洗面所の鏡がめちゃくちゃ高い位置にありました。ぼくだけぴったりの位置です。でも、とりあえず何かが変で、部屋にいたくない気分になることは間違いありませんでした。

部屋に荷物を置くと、すぐに出ました。いつもなら、ファシリティをチェックしたり、荷解きをしたりして、しばらく部屋のなかでガサゴソするのに、みんなも同じ気分みたいで、割りとすぐにに集まってきました。

さっきの続きで、バレーが始まりました。道路に出てやっていると、どうも邪魔だったみたいで、通りがかりの人が「あっちに行けば広場があるよ」と教えてくれました。

ちょうどモーテルの反対側が公園でした。そこで2チームに分かれて対戦しました。
今夜もやっちゃいました、キョウヘイ。

「今日は、もう外さない」と意気込んで、さんざん悩んで選んだのに、「え?これだけ・・・?」と絶句のキョウヘイでした。

キョウヘイの食事運の無さは、モスマンから始まったらしいです。ラーメン屋で、ラーメンを頼まず丼を頼んだら、それがかなりしょぼかった、と。

(キョウヘイが選んだメニューは避けるべし)と密かに、みんなの胸の内に広がっていきました。合言葉にさえ、なりつつありました。

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