きとやん日記                     
 2013年5月24日〜7月27日

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2013年7月27日(土)
『隅田川花火大会』開始30分、豪雨で中止!
確かに天気予報では、夜から「雨が降るおそれが・・・」とい言うてたが、昼間はすかっと晴れて、怪しい雲もなく、直前まで空は綺麗に晴れ渡ってた。

が、しかーし!
開会の花火が上がってから30分後に、急に、強い風が吹き始めて、と思ってたら、大粒の雨がポツポツ、そしてドザーーーーーー!!!

一気にパンツまでびしょ濡れになり、片付けそこそこにビルの軒下などに、78万8000人が逃げた。びちょびちょの客が、電車に乗り込み、電車のなかまでびしょびしょ。(写真
2013年7月25日(木)
五反田『ザ・プランタン』のナポリタン
携帯カメラだとマズそうに見えるが、マツコデラックスの深夜番組で、ナポリタンのランキングをやってて1位になったお店が五反田にあった。歓楽街の奥にある『ザ・プランタン』。昔懐かし、もはや絶滅危惧種のカラオケ純喫茶。

基本、B級グルメ大好き。行ってみよう。

食べログを見ると、ここは大盛りでも有名らしい。大盛りを注文した。
でかっ!800gぐらいは余裕であるわ。隣りのサラリーマンが普通盛りを頼んでたが、それの倍ぐらいあった。ぼくには嬉しいサイズや。
美味しい。美味しいが、ナポリタンだけでは口んなかがケチャップまみれ。喉が渇いた。
2013年7月24日(水)
麦焼酎『つくし』とDVD『変態仮面』
黒麹仕込み、麦焼酎『つくし(白ラベル)』
なんじゃ、これーーー!!!むちゃくちゃうまいやん!
5年以上寝かせた原酒。なんてすっきりしてて、香りが高いねん!西吉田酒造、恐るべし。今夏の焼酎は、いやこれからずっとこればっかり飲みそう。

そして冒頭30分だけを何回も観たいがために、買ってしまった
DVD『変態仮面』

やっぱり爆笑!だるいクダリは早送りで飛ばして、名シーンだけ見まくる。
わはは、アホすぎる。おもろい!
2013年7月24日(水)
買ってしまった
買ってしまった・・・。

(どっちのことでしょう?)
(ヒント:ク〜ロス、アウトーーーー!)
2013年7月21日(日)
書の世界
東武東上線の『ときわ台』駅。前にもいっぺん来たけど、うちから遠い。駅から徒歩すぐの日本書道美術館で開催中の館展に、旧友の作品が賞されているので観に行ってきた。

えーっと、読めません!
なんて書いてあんの???

このあと、会社でお仕事。金曜日は、仕事を放りだして飲み会に行ったから、休日出勤や。
2013年7月21日(日)
選挙権の施行
まったく盛り上がってへんし、各党の論点は見えへんけど、それでも一応自分の意思は示す。一応やけど、国民が投票して政治を選べるシステムがあり、ぼくらはその権利を持ってる。「1票じゃ何も変わらん」と愚痴るなら、票を集めるなり、政党を作ったらええねん。ぶちぶち言うとうだけの奴がおると、ついそう思う。

形骸化してても、それでも一票。
不本意であっても限られた選択肢のなかで、自分の意思を示す。
2013年7月20日(土)
ケーブルテレビさん
このぼろアパートは、ケーブルテレビさんがはいってて、ぼくは最低基準の無料コース(ネット回線は一番遅く、ケーブルテレビのチャンネルは基本のみ視聴可)で契約している。ケーブルテレビさんにとっては、まったく儲けにならない顧客や。
今日は、ケーブルテレビさんが更なる営業をかけて、セットトップボックスにHDDが付いた録画ができるタイプとに交換しにきた。これをきかっけにコース変更などを迫ってきたが、もちろん加入せず。儲けにならずすんません!

 ☆ ☆ ☆

『霊の発見』。
対談形式の文庫を読むのは初めてかもしれん。対談を読むおもろさを感じないからやけど、「霊は実在するのか、霊視について、神霊との交信について、超能力について、死後の世界について」などなど、目次を見たらおもろそうだったので読んでみた。
よしもとばななのあとがき解説も含めて、自分のなかで一つの視点が増えた。

 ☆ ☆ ☆

映画『SHORT PEACE』。4篇の短編が、日本という共通項のなかで描いている。
オールジャパンの今の力やね。これぞ世界に誇れるジャパニメーションや。
ストーリーテリングの多様性、映像と音響、アニメと3DCGの融和のバランス感覚。単に技術に突っ走るんやなく、クリエーターたちが表現したいものの手段としてのアニメと3DCG。その手段をとことん高め、最高を求めている。
得てしてこういうときは自己満足に陥るのに、4篇とも素晴らしかった。どれも今年のベストに入る作品やったが、さらに優れてたのは大友作品。大友作品のあの安心感はなんや?今後もっと作品を出してほしい。

宮崎駿監督作品、
映画『風立ちぬ』
宮崎駿監督が、こんなに人間ドラマを描けるなんて。きちっと積み重ねて、わかってても100%ほろっと泣く。アニメなのに、いつの間にか垣根はなくなり往年の日本映画を観たような感じ。
生身の宮崎駿が全面に出て、オールザッツ宮崎駿やね。スタジオジブリ+宮崎駿のブランドがなければ、こんな大作にならないやろう。どっちかというと佳作の部類。70歳になる人がこんな青っぽい物語を描くなんて。次は、揺り戻しで思いっきりファンタジーになるかな。
初動はかなりいくやろう。どこまで伸びるやろか?
2013年7月14日(日)
十二国記『丕緒の鳥』
番外編の短編集。

講談社のシリーズ宣伝チラシには、新刊を執筆中と謳ってあったが、ほんまか?「いついつに出る」と書いてなかったから、まぁ、出るのか出ないのか。
2013年7月14日(日)
明日のインタビュー
インタビューって苦手。ぼくはインタビュー慣れしてへんし、だいたいインタビュアーの多くが生で獅子を観たことがない。実際に見たことないもんをさもありなん風にしゃべられると、ぜんぜんテキトーやん!と思ってしまう。
それに合わせて(あ、テキトーでええんか)と「別にぃ」みたいな発言をすると、アウトになる。インタビュアーに対する感情であっても、ぼくはそれが掲載される読者を想像してしゃべらなあかん。そんなことは頭ではわかっとうが、インタビューって難しい。
はい、ようわからんところから獅子舞のインタビューの依頼があり、明日行ってきます。
2013年7月13日(土)
休日らしい休日

大田区役所の近くに「いい」酒屋を発見!光屋。
日本酒・焼酎・ワインの品揃えが通好みっぽい空気を出してる。ちょっと「東京やからお洒落に展示、価格はちょー定価」というのが鼻につくが、品揃えは商業的でなくなかなかええ感じ。西吉田酒造の麦焼酎「つくし」(白)を買った。

ビールは税金回収装置やな。酔うまで本数が必要や。

帰宅し、むわっとした部屋の窓を全開にして空気を通す。それでもしばらくは熱気がこもってる。待たずに冷蔵庫からビールを出してプシュッ、グビグビグビ。3口ぐらいを一気に飲む。汗が噴き出す。これがたまらん。「夏!」を実感。

しかし2,3本じゃ効率が悪い。日本酒に切り替える。今日は『羽根屋』。一合ちょっとで、ガツッと酔いが来る。そのあとは、酔いにまかせてだらだら最後まで呑む。あ〜気持ちええ!

2013年7月13日(土)
やっとでかい案件が終わり
やっとでかい案件が終わり、工場へ出荷した。発売後のネットの書き込みが怖いが、致命的なミスはない(はず)!細かいところは把握しててクライアントの了承済や。いや〜、久しぶりに濃すぎる内容の案件やった。

さてと、一息。
と思いきや、今日から毎年恒例の年間第一位の複雑さとなる案件がスタート。休めん。今年のペースはおかしいで。ぜんぜん例年のパターンと違う。たまたまなんやけど、なんなん、これ?!

 ☆ ☆ ☆

本がたまり、貯めんように「ええ作品やけど、もう読まないだろう」と思う本もブックオフに出していた。しかし、それを上回るペースで「これはええ本や。もっておきたい」と思う本が増え続け、ブックオフへ出すランクのハードルをあげてたが、もう限界。本棚を買おう!
せやけど置く場所が増えると、無造作に本が増える。それはわかってる。わかっててももう限界。買った。

午前中に届き、猛暑日のなか、汗をだらだら流しながら組み立てる。休憩取りながら約2時間。立った!あ〜ぁ、本が増えてしまう。
2013年7月7日(日)
七帝柔道記
気温は34℃。暑いけど、ここは玄関を開けると風が真っ直ぐに抜けるから気持ちいい。ベランダでパン一で甲羅干しし、水風呂に入る。

これが安上がりで気持ちええ!
そしてビールやね。

増田俊也の『七帝柔道記』を読み終わった。
最後ボロボロに泣いてしまうと思ってたが、予防線を張ってたおかげで泣けんかった。しかし、ぐいぐい引っ張られる内容で一気読みした。

青春小説として、体育会系で青春を賭ける学生たちに読ませたい。部活で意味を見失いそうになったり、しんどさにくじけそうになったときに読めば、力が湧いてくる。きっと頑張れる!
2013年7月6日(土)
東京都現代美術館『手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから』。
この時代、トキワ荘にいた人たちってすごい。すごすぎる。時代を開拓した人たちばかりで、超人や。
世の中、数時代に一人・二人、ときどきこういう超人が排出される。
手コマ割りや擬音などいろんな実験を行い、映画など観て研究して、また新しい実験をする。夢を追いかけててええなぁ。
「人はもっと想像するべき」と実験作を出した石ノ森章太郎。めっちゃええ試みやったと思う。
2013年7月4日(木)
は〜〜〜、久しぶりに呑む!

美味いっ!

一口、口に含んだ瞬間「めっちゃ美味い!」と言うてしもた。ほんで、ごくっと飲みほしてすぐに次を満たした。生酒純米吟醸山田穂
『雪の茅舎(ぼうしゃ)』。秋田県のお酒。これは夏ぴったりの日本酒や!

いや〜しかしなんですなぁ、久しぶりにスーパーが空いてる時間(22時)前に帰れたわ。帰れたというより、「もうあかん!明日や!」と放り出して帰ってきただけやけど。ま、放り出せる程度の宿題や。明日、明日。はい、明日また気合い入れて頑張ります。もう集中力が切れた。こういうときは仕切り直しや。せやないと事故る。

『雪の茅舎』。

うちの最寄駅は『雪が谷大塚』で、ただいま夢中にページをめくってるのが
増田俊也の『七帝柔道記』で雪降り積もる北大のなか青春を謳歌してる学生たちにどっぷり浸かってて、なんとなく「雪」につながってる。

『七帝柔道記』はアマゾンのレビューをチラ見すると、「電車の中で読むな。むせび泣く。号泣」と書き込みがある。ただいま2/3ほど行ったところやけど、やばい。これは泣くな。
めっちゃ涙を流しそうや。むちゃくちゃおもろくて無我夢中にページをたぐってる。駅に着いたのに気付かんほどや。まもなくラスト。あかん、100%泣く。

2013年6月29日(土)
掃除・洗濯・昼寝。休日の正しい過ごし方
掃除・洗濯・昼寝は、休日の正しい過ごし方やね。
掃除・洗濯、布団を干して気持ちがすっきり。昼寝で熱暴走してる脳みそをクリアになる。
そして夕方からビールを飲む。美味い!!!
2013年6月23日(日)
今日は川崎チネチッタの日、映画2本。
今日は、都議会議員選挙の投票日
明確な政策論争がないままの選挙で、ぜんぜん盛り上がってへん。夏の参院選の前哨戦ということで、政党側だけが盛り上がってる。一応、国民の義務として、朝、投票に行ってきた。歩いて4分の近所の小学校。「うわ〜、懐かしい!」なんて気分は当然ない。(午後6時現在、投票率は29.8%。低っ!)

その足で、映画へ。

映画『さよなら渓谷』
真木よう子主演、真木よう子がすごい、と聞いて観に行った。

オープニングはいきなり濡れ場から。日曜のいい天気の朝一に「これか!」。本編を観ればわかるが、いきなり濡れ場の意味がよくわかる。

昨日はまばゆい真っ白な青春を観て、今日は、中年の闇やな。人間の業って深く、生きるのって難しい。社会の歪みと向き合った。

真木よう子がすごかった。素晴らしい女優さんや。

今日は川崎チネチッタは1,000円の日で、2本目は
『華麗なるギャッツビー』
こういう話しやったんや。めっちゃ一途な愛やん。

2013年6月22日(土)
夢枕獏編著『』、夢枕獏『作家の道楽』

夢枕獏編著『空海曼荼羅』。

超人離れした、比類なきスーパースター、弘法大師空海について、10人の方たちが語る。読んで知った気になる。読んでる間は、へーほーと知識欲で読み進めてるのに、頭に入ってへんのよなぁ。

これは読み終わりのまま"つん読"してたもの。

夜、もう一冊読み切った。これは、さらさらさら〜と。
夢枕獏『作家の道楽』。

もう、すっかり夢枕獏にやられているわ。中毒やな。

2013年6月22日(土)
映画『旅立ちの島唄〜十五歳の春〜』

島のこと、家族のこと、はかない恋のこと、15歳の少女が一所懸命に向きあって島を離れていく。決意を示す三線が一人の少女を昇華させていく。

南大東島の人々の表情が心に残った。
変化球なしの真っ直ぐな映画やった。

銀座シネスイッチでは、黒糖のプレゼントをもらえた。

2013年6月21日(金)
必読の『K』、三木宅

190191ページを言いたかったんやろうなぁ。
じんわりと、しっかりと、このご夫婦のことが伝わってくる本やった。中学生にも読めるような平易な文章で、とっても小さいことばかりを書いてるようで、その積み重ねが、実はめっちゃ大きいことを伝えている。

思いを伝えるのに過不足なく、的確に、そして人の心を揺さぶり、読む人に情景を思い浮かべさせ、心の中に愛を残していく。言葉を究めた作家さんというのは、やっぱり超人や。

私小説なんて・・・とジャンルで嫌われるが、これは必読の本。

2013年6月19日(水)
寝違い

香住鶴でしこたま酔っ払った翌日、起きるとひどい寝違いをしてた。暑いと、いつもの枕にアイスノンをひいたのがまずったんやろう。
午後になるほどひどく考えことができなくなり、メールも書けない、しゃべるのも辛くなってきた。どんな姿勢でいてもひどい頭痛が続き早退した。風呂に多めのお湯を張り、無理矢理縮こまって頭を浮かべるとようやく楽になった。痛みのせいで全身くたくた。早々に布団に入った。

2013年6月18日(火)
香住鶴の氷温貯蔵
兵庫は美方群香美町の日本酒『香住鶴』

鬼子母神のときにもらったお酒や
。氷温貯蔵の純米生原酒。原酒らしい、どろっとしたのど越し。めっちゃ美味い!ぼくの好みや!

えーっと、恵教さん、来年もよろしく!

2013年6月16日(日)
映画『三姉妹〜雲南の子』
日曜の晩に単館シアターで映画を観る。小さい小屋で地味な作品。お客さんは10人ほどや。

映画『三姉妹〜雲南の子〜』
シアターイメージフォーラム(渋谷)

シネコンにない味で、これが「映画を観てる」という気分にさせてくれる。しかしま〜上映されているのは、ビデオで撮ったものを強引にフィルムにしたもので、フィールドはずれとうし残像だらけやしクオリティとしては悪い。

『無言歌』の監督の作品で、標高3,200m80戸の村があり、そこに住む幼い姉妹を密着ドキュメントしている。対象に対する監督の距離感がいい。だからこそ興味本位でないドキュメンタリー作品として成り立っている。
2013年6月15日(土)
昨日呑み過ぎた
昨日会社帰りにお客さんらと呑みに行き、呑み過ぎた。
今日は会社行って、映画2本に行くつもりやったのに、夕方18時まで二日酔いでゴロゴロ。まったくなんもできず。あ〜もったいない休日になってもた。さっきなんとか起きて、掃除だけした。
2013年6月14日(金)
夢のお告げか?!

ミントを入れた、きんきんに冷えた日本酒を呑む夢を見た。
めっちゃ美味しかった!
試してみるか?!

2013年6月13日(木)
『精霊の王』中沢 新一
単行本が終わりかけのとき、この本を持ってっても片道で読み切ってしまう。「帰り、どうしよ?」と次の本へ切り替えるか迷う。

ハードブックを2冊も持っていくのは重いんで、迷った挙句、次の本を持っていき、ラストだけ読めてなかった本が溜まる。これはその本のうちの1冊。『さいごの色街 飛田』を読み切り、続けてこの本を読破。

この本は、
夢枕獏さんが『秘帖・源氏物語 翁‐OKINA』と『宿神』で、「この本がすごい」で紹介していた。
「宿神、翁」というキーワードに日本の精神史を紐解く歴史本。音韻から地名や伝説や言い伝えを類推し、韓国と中国との歴史的つながりなど、ほえ〜、と驚くことばかりでえらい勉強になった。

歌舞伎座のこけらおとしの演目が『翁 式三番』で、NHKが読み方を「しきさんば」と訂正をいれてたので覚えてる。なんで「さんば」やねん?
翁ってじじぃのことやんね?違う?翁の漢字は「公」と「羽」から成り立つ。「世界の上を飛翔する」という意味!
2013年6月12日(水)
『さいごの色街 飛田』井上 理律子
大阪市長橋下さんの「売春婦」発言。真意と逆の意味にとられ世界各国から非難を浴びてるが、橋下さんの発言力の大きさに素直に驚く。それだけ橋本下さんは注目されてて影響力が大きい。
いつもズバズバ問題点に対して正鵠を射るんはええが、過ぎると、わざわざ言わんでええ正論になるっちゅうことやね。

たまたまこの発言前から
井上理律子『さいごの色街 飛田』を読んだ。飛田を12年間取材したルポルタージュや。タイミングはどんぴしゃやん。飛田の歴史や時代背景や人情やら、件(くだん)のRAA(Recreation and Amusement Association)のこともちらっと書いてある。

「なんぼ草食系が多なったというても、チンチンついとったら、機能は誰も一緒やわ。男に、必ずはけ口が必要なには今も昔も同じ」。

その通り。ぐちゃぐちゃ言うより、一番的を得てる。橋下さんが言うてたことは、ほんま、間違いはない。ただし公の席で、いきなりご本人(アメリカさん)に直接言うのは大人気ない。もっとやんわり、お上品に、言うたらよかってん。

とはいえ、さびれていく飛田。この本の題名にある通り、「さいごの色街」や。色街が消えてって、日本は大丈夫かいな?グレーゾーンはグレーのまま、あちこちに置いといたほうがええのに。

多いに知的好奇心を満たしてくれる本やった。

(ただしルポという形式は大嫌い。結局、こいつは親身になってるようで、食い物にしてるだけやから。最終的に距離を置いてる。親身なフリしてるだけの詐欺みたいなもんや。「だったら、お前もやれや」と思うが、もしそうしたら今度は客観的なルポでなくなるから意味がない、という矛盾に陥る。どっちにしろ、この形式は嫌い)
2013年6月8日(土)
映画『グランド・マスター』

「11月のピークか?」と思うほど忙しい。朝8時前に出社しても、土日出ても優先順位が高いもんばかりで、仕事をもらえるのは嬉しいが、次から次へと大至急の修正が飛び込んできて前に進まんがな。もう知らんて言いたなる。もちろん言えんので、必死になって食らいつく。

だはーーー、夕方に、集中力が切れて今日はあがった。帰宅して、ちょっとだけ夕寝して映画館へ。川崎チネチッタね。

映画『グランド・マスター』。最近、GAGAさんは冒頭に、「この映画の背景」というショートムービーをつくてくれている。この映像解説がいつも秀逸。
さて、ウォンカーウェイ監督のカンフー映画。めちゃ美麗!まるでPVやゲームやん。全編この調子なんで、これは映画作品か?と思ってしまう。カンフー映画が進化するとこうなるんや、の一つ。美しかった。

2013年6月7日(金)
さくっと読めるSF単刊

小川一水の『コロロギ岳から木星トロヤへ』(ハヤカワ文庫)。

小川さんの作品はこれで2本目や。ストーリーテラーとして抜群の安定感とキャラクターの描写力があり、すんなり物語に没入できる。しかもSF的要素を満たしてくれる。サクッと読めて新幹線の中とかで読むのに向いてる。おもしろい!

こういう良質の作品を中学生が読んでほしい。

2013年6月5日(水)
年に一度の出張
恒例の一年に一回の静岡出張。
新幹線に乗る前に品川駅のスタバにて、打ち合わせの資料を読み込む。
2013年6月3日(月)
洗濯日和!
今日は会社を休んで、さっき届いた道具を干して、ただいま大量の衣装を洗濯中。
爽やかな風が通り、獅子を干すのにちょうどええ。獅子の翌日が、
こういう天気だと助かる。
2013年5月26日(日)
獅子道具のパッキング
朝から会社行って、夕方前に帰宅して、録画してたIPPONグランプリを観ながらパッキング。
宅急便屋が17:00〜19:00の引き取りは、中途半端な時間でどこにも行かれへん。早よ、来てくれ〜。あ、来た、17:19。
2013年5月25日(土)
敷物を絨毯から井草へチェンジ
なかなか時間がなくて、ようやく部屋の敷物を絨毯から井草へチェンジできた。
でもほんまは今日、仕事に行きたかってんけどなぁ、ぜんぜん追いついてない。明日頑張る。
2013年5月24日(金)
生酒 純米『北島』

「今日は獅子舞、10周年やそうやな。ほな、呑みに行こか」と祝ってくれる輩はおらず、いつもの橋和屋酒店に寄って、酒を買う!

純米の生酒。この種類にハマってしもてる〜。

滋賀県湖南市のお酒で、愛米という米が使われている。コクがあって、しゅわっと酸味。んぐんぐとのど越しもよく、気持ちよく酔える!美味い!

このラベルの文字は、読みやすく、綺麗や。でもよく見ると、筆順は省略されている。"流れ"で書いている。こうやって省略されてても、ちゃんと正しい筆順で書かれたように見える。それが素晴らしい。
小学校のときに三省堂の
漢字筆順ハンドブック勉強して以来「筆順は大切」と思ってたが、こういう素晴らしい例外もある。漢字の奥の深さや。