海外公演 | |||
Overseas tour | |||
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2006年 | 11月4日 | まつりイン台湾2006 / 3日目 |
▲▼▲▼ サバイバル・バイキング ▲▼▲▼ 前日の話しに戻ります。 台湾入りして迎えた最初の朝やね。 ホテルの朝食はバイキングで、メニューは和洋中で豊富です。席に座ると聞こえてくるのは中国語ばかりで、どうやら宿泊者は中国人のようです。日本人は、ぼくらだけでした。 空いた席を見つけて料理を取って戻ってくると、その席が中国人に奪われていました。たまたま近くが空いたので、ぼくはそこに座りました。 獅子メンバーの女の子たちが朝食会場に現れました。席を見つけて、服を掛けて席を立ちました。 が、あっさり席は奪われました。服や荷物でキープしていても、まったく無駄です。中国人は、服が置いてあろうとも、お構いなしに座っています。 躊躇していると席がなくなります。 |
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そこで今朝は、気合い入れて、朝食にのぞみました。 朝食会場のレストランに入ると、あの中国人たちがいません。空いています。穏やかな朝の空気が流れていました。 気合いは空振り。少し、昨日の喧騒を懐かしく思いました。 メニューの一つ、イタリアン・スパゲティは、どう見ても"そば"です。そばをケチャップで炒めています。そばナポリタンやん。 試しに食べたら、やっぱり不味かったです。ほそちぃはグーッサインでした。 |
今日は、『まつりイン台湾』の本番ですが、高野師匠はお帰りです。 「ばんざーい!ばんざーい!」 「こら、お前はまたそんな冗談を言うて。しかし、ほんま残念や。皆と一緒にやりたかった。しっかりやりなさいよ」 師匠はバスに乗って、本当に帰国の途につきました。 短かったですが、ご一緒に舞台に立てて勉強になりました。ありがとうございました!再見! |
チョン・リエ・ツーの衛兵交代を観に来ました。 毎時ぴったりに行われるそうで、朝は9時からです。 10分前に到着するとぼくらだけで、朝の爽やかな日差しのなか、礼儀正しく交代が始まりました。 ところがすぐに、何十台ものの観光バスが集結してきました。さっきまでガラガラだったのが、バスから吐き出された観光客たちで溢れ返りました。嘘みたいな光景です。 道路にはまだバスが連なり、渋滞を起こし、駐車スペースがなく立ち往生しています。衛兵交代よりも、この光景のほうが見ものです。 |
廟の後ろに、ミニチュア模型がありました。ガラスケース越しに覗いていると、ふ○君が「にゃ!そのまま」と言って、写真を一枚撮りました。なんじゃこれ〜。 しんしんだけ背が届いていません。必死に顎をのせています。わはは! あ、のぶえもんも微妙〜。 |
普通、ニュー・フェイスというのは、新人のことを指しますが、これは違う意味で、ニュー・フェイスです。半目が絶妙。 ジョージ、その顔の作り方を教えてくれ〜(笑)。 ツアー中は、本番の写真が少なくて、まるで遊んでいるばかりのようですが、違うんです! 本番中は写真を撮れません。 だって全員が出演してるんだもん。 本番の前後も、準備や片付けで戦争のような状態です。だから、写真を撮っている余裕なんてありません。 そうすると、どうしてもオフショットばかり目立ってしまいます。 |
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餃子専門店『北平一條龍餃子館』へ来ました。餃子はもちろん、空心菜も美味しかったです。残さずぺろっと食べました。台湾料理は、日本人の口に合います。すんなり体へ入ってきます。 思いつきで、スチールのデジカメをビデオモードにして、円卓(レイジー・スーザン)に載せて回しました。 これがおもしろい! 一人一人がアップになって、食べている様子が次から次へ周っていくので、まるでテレビ番組みたいです。 |
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▲▼▲▼ いよいよ本番 ▲▼▲▼ 『まつりイン台湾』は、国父紀念館中山公園の広場で行われ、無料で誰でも観ることができます。子供達が凧揚げをし、ベビーカーと一緒の親子が散歩しているのどかな公園です。 ここに特設ステージが3つ作られます。メインステージ、ストリートステージ、盆踊りステージです。その近くにぼくたちの仮設テントがあります。 台湾は日本と比べてまだまだ暑いです。11月上旬だというのに、日差しはきつく、昼の気温は25〜28℃になり、Tシャツ1枚で十分です。 |
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中山公園を見下ろすかのように、世界一の高さを誇る台北101が見えます。高さ508mです。まったく興味がありません。近づきたくないです。 なんで、人は高いところに登りたがるのか。不思議です。 あそこの展望台には、前日に公演の合間をぬって行きましたが、小雨降りまっしろにガスっていたので何も見えませんでした。 いや、正確に言うと、見晴らしよく見えたそうですが、壁から一歩も離れられなかったぼくからは、何も見えませんでした。小雨が降ってたおかげです。毛毛雨、万歳! |
真面目にミーティングです。舞台を直前にして、いつになくマジです。 舞台では練習以上のことはできませんが、ぼくらは毎回進化してきています。 昨日は本番を3回こなし、師匠からも直接レクチャーを受け、個人のレベルもパワーアップしています。何よりチームワークは抜群です! いい緊張感があり、舞台を楽しめそうです。どかーんと弾けよう! |
▲▼▲▼ リハーサル ▲▼▲▼ 踊り手は、広さ・奥行き、客席からの見え方、入退場の流れを確認します。舞台の固さも重要です。 ストリート・ステージはコンクリートの上なので、横転びを注意しなければなりません。勢いよくいくと痛い目に遭います。 メイン・ステージは床が浮いているので、柔らかくやりやすいんですが、反面肩車ではバランスを崩してしまう恐れがあるので注意です。 地方チームは、立ち位置とマイクの位置を確認です。スタンドマイクは当然、一人に一本づつ用意してもらいます。 リハーサルのときに、他のチームの演技を楽しみます。皆さん、舞台に立つと顔つきが変わります。 |
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高野師匠がいないから、"起こし"をもてっきーが吹きます。いや、もてちゅーです。かわいいらしいあだ名です。 もともと現地ガイドの朱さんに、「あなたチューリップに似てますね!」と、言われたのがきっかです。 その瞬間、バス車内では大爆笑でした。 花のチューリップに似てるなんて!!!確かに似てる。 そこで、ついたあだ名が『もてちゅー』。茂木+チューリップです。しかしもてちゅーのあだ名は短命でした。 仕事柄、やばいビジネスを手掛ける彼は、このツアー中も「仕事なんです」と言って抜け出し、どこかでビジネスを行ってきたようです。 そこから、あだ名はイリ・チューとなりました。イリーガル・チューリップの略です。 |
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舞台に向けて緊張を高めていきます。練習は真剣に、遊びは思いっきり。このメリハリがあるから楽しいんです。 |
▲▼▲▼ 虎舞 ▲▼▲▼ 隣りのテントの団体は、【大槌町の向川原虎舞風虎会】です。もっとお話しをしたかったんですが、今回交流する時間がありませんでした。 全国各地からいろんな団体が台湾へ来ています。よさこい、琉球舞踊など今年は12団体が参加しています。 またどこかでお会いする機会があれば、よろしくお願いします! |
お母さんの袋(スリング)に入ってる奏くん。まるでカンガルーのようで、周りの人から「きゃーかわいい!」と大好評です。 日が暮れてきました。 いよいよ、まもなく本番です。 |
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