きとやん日記                       
 2008年1月1日〜2008年1月21日

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2008年1月21日(月)
通夜

親父が死んだ。
死んだか。

親父は何を考えていたんやろう。何を思っていたんやろう。どう感じていたんや?

分の姿を考える。
血を受けた半身が、この世からなくなるということを。


血は、生活や縁というものとは別次元の話しや。遺伝子、本能や。

親父はぼくに何を思っていたのか。
いくら考えてもわからん。元より答えは出ない。

訊きたいが、訊いても仕方ない。生きるということはそういうことや。

冥福を祈る。いずれやぼくもや。
生きるも死ぬも、すべて自分。

親父の生はどうやったのか。死はどうやったのか。
それだけ教えてほしい。応えはない。当たり前や。死んでんもん。もうこの世にない。
わかる日は来るんやろか。

2008年1月20日(日)
めっちゃ気になるミュージッククリップ

MUTEMATH"Typycal"を、今日だけでも5回は見た。

逆回しと可変スピードを使ったミュージッククリップや。
そのテクニックは昔からあり、目新しくないが、最初から最後までというのは初めてかな?

しかも編集なしのように見える。「どっかで編集してるやろ〜」と思って、何度見てもわからん。ずーっとつながっているように見える。

口パクが合ってるようにも見える箇所もある。
せやから、「どっか順回しでうまいこと編集してるんやろ〜」と思ってみても、後ろのドラムが変なので、やっぱり逆回しか。うーん、わからん。


そうやって、
どうやって撮影したん?と思うたんびに、何度も見てしまう、不思議なミュージッククリップや。

2008年1月19日(土)
日帰りスキー 苗場

会社のスキーで、苗場へ行ってきた。

最近は激減したスキースクールが、ここは多かった。
ゼッケンつけて列に並び、先生の真似をして滑る。先生通りにできずに、違う方向へ滑っていく子がいる。

昔はそこら中でやってて邪魔なぐらいやったのに、今は微笑ましい光景や。

2008年1月17日(木)
13年前、阪神・淡路大震災

ぼくは震災のとき、神戸に実家で寝ていた。
そして避難所で約1ヶ月過ごした。

普段の生活が破壊され、人の温もりと惨(むご)さの両方を肌で知った。

すべてを投げ出して泣きたくても、泣いてる場合やなかった。

やることは一杯あった。倒壊している家から、まだ使える家財道具を出して、安全な場所へ移動した。自分のことより、おじいちゃんが守ろうとした家。

際限ない余震に、ずっとびびった。「○月×日にまた大きいのがくる」といった流言を気にしないでいようとわかっていても、体が震えた。


泣き言はいらない。やるべきことは一杯ある。まずは、配給職と水の確保や。そうして生きるということを考えさせられた。次の瞬間に地震が来るかもという仮定に、意味があった。「次の瞬間に死ぬかも」と脳裏から離れない。だとしたら、ぼくは何をすべきか。

徐々に街と生活が元に戻っていった。飼いならされるように、その生活に慣れていった。いつしか通常の生活に戻った。会社に出勤し、やれ送別会だ、やれ打ち上げだと飲めるようになった。それでも安心して酒を飲むのに2年かかった。

でも、この時期、テレビでは「地震」のときの映像が流れる。
倒壊して道をふさぐビルや家。
燃えている長田の町。

これを見た瞬間、ぼくは滂沱する。
一人、テレビの前で泣く。心を振り絞るかのように泣いてしまう。

涙なんて見せたくないのに、なんでそうやって泣いてしまうのか、わからない。

2008年1月16日(水)
お風呂のお湯を張るのを

京極夏彦の『姑獲鳥の夏』を読み終わり、本を切らすなんてできず、佐藤賢一の『オクシタニア』。ぼくは活字中毒かもしれん。脳みそが本を欲してる。活字を追ってる間は無になれる。

 ☆ ☆ ☆

ところで、
風呂の栓を忘れたまま、お湯をはろうとした。気付いたのが、30分後。お湯を垂れ流しや。もったいないことしてもた。

2008年1月15日(火)
浅い眠り

昨日は、というか今朝は、3時にぱっちり目が覚めたりして、えらい浅い眠りやった。
獅子をやったから興奮してんのかな?

2008年1月12日(土)
映画『アース』 公開初日

映画『アース』を観て来た。
川崎チネチッタのポイントがたまってたんで、タダや。日・祝はポイントを使えないが、土曜日は使える。

昼間14:00からの回は、ほぼ満席で、年配ご夫婦とファミリーが多かった。ファミリーは、お母さんと子供の組み合わせが多かった。お父さんはどこ行った?

これは、劇場で観るべき映画やな。(もしくはBD!めっちゃBD向けの作品や)
綺麗な映像と、いい音。ベルリン・フィルハーモニーのオケが気合いたっぷり臨場感ある楽曲を聴かせてくれる。そして渡辺謙さんのナレーションが素晴らしい!一言、一言、重みと感情がこもってていい。

カモシカが狼に襲われ、必死に逃げて、とうとう捕まるシーンでは息をつかせないスピード感やった。観てたどこかの子供が、捕まった瞬間に「きゃー!」と叫んでた。気持ちがわからんことない。ぼくも画面に引き込まれた。

ゴクラクチョウの求愛ダンスのシーンでは、お母さんらがざわざわとざわめいていた。人間のメスも惹かれるのか?
終ると、年配の方たちのウケがよかった。大満足の表情をしてた。

2008年1月11日(金)
漫画『岳』と『ハチワンダイバー』

本屋さんに平積みしてあった特集コーナーに、ついつい誘われて買ってしまったらおもろかった『岳』
山岳遭難救助をテーマにした作品で、あまり知られていない山の事故の厳しさを垣間見れた。じっくり何度も読める。

 ☆ ☆ ☆


『ハチワンダイバー』は、年始に広から「おもろいで」と薦められた漫画や。
2年前に広から「カイジ」がおもろいと薦められたが、ぼくには合わんかった。

で、なんの漫画かも知らずに、とりあえず買った。メイドの表紙に、オタク系の話しか〜と一瞬躊躇した。ところが、めっちゃ将棋の漫画やん!!!何がハチワンダイバーなのかは1巻の最後でわかる。おもろい!勢いと展開がたまらん。

2008年1月10日(木)
スキー用具を見にいこうと
今日は会社を休んで、スキーブーツや板を見に行こうと思った。平日の空いてる時間を狙って、あれやこれや試着したかった。

起きて、まずスキー用具のチェックをしていると案外時間がかかった。
例えば、前から気になってたゴーグルの隙間をなんとかしようとごちゃごちゃやったり、スキー用具入れに入れっぱなしの古くなったリフト券ホルダーとかを片付けたりした。

続いて洗濯・部屋の掃除をすると、あっという間に昼を越えた。昼は
チャーハンを作って、食べた。今日は暖かいなぁ〜とごろっとしてると昼寝をしてしまった。

そうなると、もう外出する気がすっかりなくなってしまった。
でもな〜とうだうだしていると、そういや洗剤とか切れ掛かってたな、と思って、東急ストアへ行った。ついでに獅子舞の練習で使う、文化センターへ行って練習日の予約と支払いを済ませた。
チャリンコの空気を入れて、洗濯ものをたたんだ。
ホームページの更新をしなくちゃ、とバスケの忘年会のページを更新した。晩御飯は、昨夜見たテレビ番組『はまちゃんと』で卵かけご飯が美味しそうだったので、
卵かけご飯を食べた。

こうやって日記を書いてると、もう22時前や。
風呂入ろう。今日のCDは何にしよかな。新年はZEBRAHEADやった。SOUNDS OF BLACKNESSにしよう。CD選びはまったくの気分で、自分でも予測がつかへんからおもろい。
2008年1月9日(水)
映画『ボーン・アルティメイト』2回目

正月に観た『ナショナル・トレジャー』のお口直しに、もういっぺんスカッとしようと思って『ボーン・アルティメイト』に行った。これで2回目。やっぱりラストがええわぁ。映画らしい映画。かっこよく終る。気持ちよくて絶妙な見せ方や。2回目でもおもろかった。

 ☆ ☆ ☆

レイトショー終って、池上線のホームにいくと、見たことのない電車が停まってた。新型や!
7000系デビューと書いてあった。蒲田から雪谷大塚行きで、こんな時間やから、おそらく試し運転なんやろう。ラッキー!
乗り合わせた乗客も、新型車両に興味津々の感じ。池上線は、3両編成で短い路線やから、そんなところにお金を使わんでええのに。
でもやっぱり、新しいのは嬉しい。

2008年1月5日(土)
一人ガーラ → 強風 → 一人石打丸山

一人ガーラをする予定だったのが、強風でゴンドラ運転見合わせになり、石打丸山へ代替輸送されてしまった。去年の"閉じ込め4時間"があったから、ガーラは慎重になってるな。

"一人ガーラ"だったら、「あー調整で行ったんやな」と思われが、"一人石打丸山"だと「一人で?」と訝れそうなイメージがある。

今シーズン初の滑りで、旧年の12月に行こうと思ってたが行けずじまいやった。
天候は晴れ。風は弱。
重くて湿った雪質に、脚力が負けて引っ掛かる。膝に乗れず、つい後形になってしまう。うーん、運動神経と筋肉だけに頼ってたのが、もうあかん。そういうごまかしで滑られんようになってきてる。歳や・・・。体が遅れるなぁ。

お昼はスキー場の定番のカレーライス。トッピングにハンバーグ(と言っても冷凍の)をつけて、900円。

ガーラのお客さんが相当数流れてきてて、めっちゃ混んでる。リフト待ちなんて何年ぶりや。さすが関東圏。なんて順序正しくならんでるねん。隙間だらけやん。
もっと詰めんかい!そこ空いてとうやん!と思ってると、体が勝手に前へ前へ進み、横入りみたいになった。だって、くっちゃべってるばっかりで前が空いてるねんもん。

ランチ明けで、ようやく板に乗る感覚とブーツの感覚を取り戻せてきた。斜度がないところでは重雪のせいもあり、めっちゃ板が引っ掛かる。もう滑走面が傷だらけの溝だらけや。板、買い換えたいなぁ。

2008年1月4日(金)
近所に初詣

石川台駅近くの雪谷八幡宮に初詣
一応ね、住んでるところの神さまにもご挨拶しとかなね。

 ☆ ☆ ☆

年末年始に暴飲暴食で、特に食べまくりすぎて、えらい太ってきた。顔は丸くなって、アゴのラインはなくなり、お腹がぽっこり出てきた。やばい。セーブしていこ。

2008年1月3日(木)
ライスボウル

昨日は初舞のあと、ジュニアリーダー時代の旧友らと新年会。
鈴蘭台の家に集まり、懐かしい話しに花が咲いた。みんな、ええ歳になったなぁ。美味しい御節と鍋に、うまい酒をたらふく飲んだ。

今朝は、ライスボウル観たさに根性で起きた。
無理して帰らんでもええのに。
今日、3日が今年の帰省ラッシュのピークや。しかし、神戸の実家の、アンテナの調子が悪くて、色がむちゃくちゃでゴーストだらけのテレビでは観たくない。どうせ帰るんやし、と強行に起きて東京へ戻った。

 ☆ ☆ ☆

日本代表を5人も有する松下電工に対して、関学は負けるが、どれだけ頑張れるか。前半折り返したときは、うーむ、と唸るしかなかった。
が、後半3Qでひょっとしたら!の大逆転の可能性が見えて、勢いにも乗っていて、俄然おもしろくなった。

テレビの前で、うぉおおーーー!とほえまくった。
忘れていた校歌も歌った。

結果はやっぱりだったが、堀内監督の采配はさすがで終始ゲームを支配していた。選手たちは互いを信じて、今できる最高のプレーをしていた。ゲームが終っても、爽やかですがすがしい風が吹いていた。

2008年1月2日(水)
六甲山牧場
出番と出番の間に羊と遊んだ。
そこら中に羊がいて、草をもぐもぐ食べている。広場や通路をおかまいなしに歩いている。

触ろうとすると逃げるのもいるが、だいたいがおとなしい。背中を触ると、ふかふかの毛のなかに手が埋まっていく。気持ちよくて、めっちゃ暖かい!!!

おとなしそうなのが、道に座って口をもぐもぐ動かしている。
じゅんやが冗談で、またがってみた。逃げると思って、体重は掛けてない。ぜんぜん逃げる様子がない。むしろ喜んでいるふうで、おとなしくまたがれるままにしている。

ちょっと
体重をかけてみた。まだ動かない。

いよいよ乗った。
じゅんやの足が浮いている。じゅんやが「乗れる!乗れる!」と喜んでいる。
じゅんや・いっちゃん・りゅうちゃんが交代で乗った。

羊に乗る少年を初めて見た。
2008年1月1日(火)
映画の日

獅子舞終って、中途半端に時間が余った。
ハーバー、元町をぶらぶらして、まだ時間があった。

観たくなかったが時間を潰そうと思って、前評判がマイナスの『ナシャナル・トレジャー』を1,000円で観た。
空いていた。前評判通りやった。

2008年1月1日(火)
初詣

うちの雑煮は、丸もちを焼いて、おすましに入れていただく。
朝、御節と雑煮をいただいて、初詣へ向った。

 ☆ ☆ ☆

歩いて15分もかからない楠公さん(湊川神社)は、年々参拝客が減っているわ。おみくじをひいたら、末吉で、内容は全般的によろしくなかったんで、結んできた。

この足で、西神オリエンタルホテルで獅子舞や。

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