きとやん日記                       
 2010年1月30日〜3月30日

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2010年3月30日(火)
夢枕獏にハマった

夢枕獏が描く空海の小説。
史実と絶妙に絡み合いながら、想像は羽ばたき、奇想天外のアドベンチャーストーリーが終わった。史実は、そんなドラマではなかっただろうが、まるでそのように会話し、生きていたかのように感じた。結末に、白居易の『長恨歌』が詠まれる。全然読めんのに、文字面を目で追うだけで、胸の内から感情がこみあげてきて、涙がこぼれそうになった。

 在天願作比翼鳥
 在地願為連理技
 天長地久有時尽
 此恨綿綿無絶期
 

長恨歌
はこれはこれで美しいが、小説『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』は、人の哀しみが柱にある。

皇帝のほんのお遊びが、一人の人間を哀しみへ突き落とす。人が人を対等と見ないときの恐ろしさ。権力を得てる者は、いかに人を見下すか。なんでそう勘違いするか。普通に、人は何に置いても対等やと思うけどなぁ。そんな当たり前のことがわかってれば、こんなことにならんかったのに、と言えば実も蓋もない。わかってても出来ない、だからこそ人なんやもん。

しかし、完全に夢枕獏にハマッた。
次は、『キマイラ』シリーズを読んでいこうと思う。

2010年3月28日(日)
獅子舞補修と日本酒

午前中は、父獅子の油単が破れてるところ、補修した。慣れない針仕事。ぶ格好でもええから、これ以上破れているところが広がらないよう当て布をして縫った。午前中いっぱいこれで潰れた。午後から掃除、洗濯をして、メールの整理。

しかし今日は寒い。指先が空いた手袋で、ぽちぽちパソコンを打つ。あかん、暖をとりにいこ。夕方、駅のドトールへ行った。本とコーヒー。夢枕獏の
『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』の巻ノ三が佳境に来てる。最後まで一気に読んだ。うおーー、巻ノ四を早く読みたいーーーー!と思わせる絶妙な終わり方。本のタイトルが長いからイマイチ伝わりにくいが、心がわくわくして、早く先を読みたくなる痛快な小説。

橋和屋酒店に寄った。日本酒を買おう。
冷蔵室を眺めると、いつもながら迷う品揃え。うーん、どれにしようかなぁ。それぞれ特徴が書かれた札が掛かってる。それを一つづつ読む。宣伝の大きいのにやっぱり負ける。
お店イチオシの『本州一』を買った。それと純米酒大賞を受賞した『出羽桜・純米吟醸・雄町』を買った。どっちを呑むか。今日は『出羽桜』にした。

コップについだ瞬間、あ!これは美味いわ!と確信した。

香りが極上。色もいい。
口に含んだ。
幸せ〜。

米の旨味が口いっぱいに広がった。美味い!すーっと喉を通ってった。やばいわ、これ。すいすい呑んでしまいそう。くい、くい、くい。3合があっさり胃のなかに収まった。ほどよく酔った。なんでも良くなった。

2010年3月27日(土)
『K-1 WORLD MAX』 コスプレファイターって・・・

『K-1 WORLD MAX 70kg』で優勝したのが、なんと番狂わせのコスプレファイターの異名を持つ、長島☆自演乙☆雄一郎!この名前の間に入ってる☆自演乙(じえんつ)☆ってなんやねん!!!

え?自作自演おつかれさまの意味?!なんじゃ、それ。強いのか弱いのかわからんけど、勝ったやん。ますますわからん。変則的なリズム、打たれ強さ、強運が武器みたい。

こいつに負けた奴らが不運や。
「お前、コスプレに負けたんかよ〜」と言われることになる。


しかしな〜、あんなんが日本代表で出るんか。なんぼアニメや秋葉が世界ブランドやと言うたかて、cool JAPANを通り越してるで。K1がショープロレス化したか・・・。

2010年3月25日(木)
コーヒー牛乳

手の甲にメモを書く人が、ときどきいる。それは女の子のほうが多いと思う。

帰りの電車の中。そこそこ混んでた。女の子がぼくの斜め前にいて、ふと見ると、携帯メールを打ってる右手の甲にコーヒー牛乳と書かれてるのが見えた。思わず、声に出して笑いそうになった。

そっかー、そんなにコーヒー牛乳が飲みたいんか〜。

ふーん。
コーヒー牛乳の瓶がポンと頭に浮かんで、うぷ。
あかん、その手を見せんといて〜。
コーヒー牛乳、ぷぷ、ぷぷぷ(笑)。

2010年3月23日(火)
JR山手線 「架線が切れました」

恵比寿で、気の置けない連中と飲み会。

(19時半、ちょい前に着けるな)

『五反田』駅からJRに乗った。ちょうどラッシュの時間帯や。家路に着くサラリーマンが多い。

五反田→目黒→恵比寿。
目黒を出発しようというとき、「ただいま池袋で緊急停止信号が発信されました。確認のため、少々お待ちください」とアナウンスが流れた。何度か、同じ放送があった。対応が小まめで丁寧。気遣ってくれてる。

「池袋でなく目白近辺で
落下物がありました。確認のため・・・」に変わった。

落下物と聞いて、車内がざわめいた。思い描くもんがあった。「人か?」と誰かが小声で言った。ぼくもそう思ってた。誰か
ビルからジャンプしたか?不謹慎やけど、自殺者か、と思った。

アナウンスが「落下物が架線を切ったため・・・」になり、「道路からの落下物が架線を切り、上下線、埼京線すべてが・・・、復旧の見込みはなく・・・」と細部の情報が加わってった。JRの対応は、とても良かった。

動くのを待ってた人たちが、「復旧の見込みはなく」とアナウンスが流れた瞬間に、どっばーとホームに出た。ぼくも同じく、ホームに出て改札を目指した。すでに携帯で、遅刻なり何なりの電話をしたり、リルートしてる人がたくさんいた。みんな一様に「どうしよう?」という顔をしてた。

ぼくの行き先は恵比寿や。さっきから雨が降り始め、会社を出るときに傘を取りに戻ったが、あれがなかったら、ぼくは1本前の電車に乗って、恵比寿に着いてたはずや。くそ〜、
この雨が〜

恵比寿まで歩けない距離やけど、このくそ雨で、歩くのをちょっと躊躇する。バスか、地下鉄乗り継ぎか。調べたけど、地下鉄は日比谷まで行って・・・というルートや。あかん、あかん、なんで日比谷やねん。バスも恵比寿をかする路線がなかった。タクシーは3重にもなってすでに行列になってる。待ってるだけで30分は経つで。
しゃーない、やっぱり歩くんが一番か。

そうやって、あれやこれやええ方法を探してうろうろしてると、結構、恵比寿目指しの人がいることに気づいた。みんな、ぼくと同様にあれやこれや目黒駅の西口・東口を行ったり来たりしてた。

諦めて、傘をさして恵比寿に向かって歩きはじめた。
すると恵比寿へ向かって、人が列になって歩いていた。わはは、
恵比寿難民や。笑えた。

宴会には、8時すぎに着いた。ぼくの足で10分少々。近いもんな。でもびちょびちょ。
しかし、のんきに飲んでてええんか。帰りはどうすんねん?いやいや、むしろ飲んでるうちに電車は動くようになってるやろう。

2010年3月22日(月・祝)
夢枕獏『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』
お墓を暴こうとするとき、橘逸勢(たちばなのはやなり)が空海に「おい、坊主ならお経をあげてやれよ」と言い、空海は「そうだな、うっかりしてた。経とは、生きている者のためにあるからな」と答える。

そうか、お経はそれを聞いてる人たちのためにあるんや。

よく実家に、法事のときにお坊さんが来て、ぼくらはその後ろに座って、終わるまで聞いて待ってた。あれは、ぼくらが納得するためのものでもあったんや。てっきりご先祖さんのためだけやと思い込んでた。
もちろん死者やご先祖さまのためにあげるんだろうが、そういう側面もあったんやな。

巻ノ三に突入。時間を忘れてしまうほど、おもろい。早く先を読みたい。

 ☆ ☆ ☆

映画『マイレージ、マイライフ』。優れた脚本やった。コミカル調のなかに、しんみりさせられるエピソードが盛り込まれ、まるで吉本新喜劇のよう。軽妙ながらも、人情に訴え、おもしろかったという印象が残った。

映画のとき、スタバのコーヒーをテイクアウトして持ち込むことが多い。今日の"今日のコーヒー"は、季節商品の『エル サルバドル バカマラ』というものやった。これ、気に入った。 
2010年3月21日(日)
台風以上の暴風雨、映画『NINE』

昨日もすごい風が吹きまくって、干してる布団が何度か飛んでいきそうやった。「それを超える風が吹き、そして雨も降る」と、ニュースで予報したてけど、ここまで想像できへんかった。もっとおおげさに言うとかなあかんで。

深夜に目が覚めるほどの風が吹き荒れてた。
それは夜が更けていくほど強まり、未明より雨が合体した。まるで台風。台風対策をするぐらいの覚悟で、例えば窓を打ち付けるぐらいでもおかしない。マンション全体が揺れるほどの強烈な横殴りの風と雨。荒れ狂っていた。


朝7時、雨がやんで、風も弱まってきた。そしてみるみる晴れてきた。ピーカンになり、ぐんぐん気温があがって、夕方になって、より増したかのようなきつい日差し。17時前で、なんと23℃もあった。

夜、また風強くなりだして、どんどん気温が下がってきた。レイトショーに向かうときには、コートなしでは寒かった。今日1日の天候の変わりようは、ほんまに
記録的やと思う。

映画『NINE』。平面なお芝居やった。かなり期待していったけど、本筋に魅力がなく、ちりばめられた豪華キャストとミュージカル部分が義務っぽく感じた。そのなかでファーギー(こんなに太っちょやったっけ?)のミュージカルシーンが圧巻。ペネロペの飛びぬけた芝居がかわいく、ニコール・キッドマンの完璧な美貌に参った。

2010年3月20日(土)
KSSで言いたい放題

最近、周りから「めんどくさい!」とよく言われる。

ぼくは仁義礼智信にうるさい。「親しき仲にも礼儀あり」とか、感謝の気持ちを大事にしたいと思ってる。
そういうのが疎かにされる風潮のなか、ぼくは「めんどくさい奴」が褒め言葉のように思えてきた。こういう堅苦しい奴が一人ぐらいおったほうが、ええねんて、と一人納得してる。確信犯やから、余計に性質が悪い。だから
「ほんと、めんどくさい!」と言われる。

わはは、わしゃ、めんどくさいスタイルを変えへんぞ〜。

2010年3月19日(金)
夢枕獏『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』巻ノ一
夢枕獏にはまってるな。読みやすくて知的好奇心を多いに満たしてくれる。
今回は弘法大師
空海の話し。ただいま巻ノ二を読書中。白居易の詩をヒントに謎解きが進む。この詩がむちゃくちゃいい。平易なのに、どこまでも世界は広がり、想像力を飛躍させてくれる。
井沢元彦の『猿丸幻視行』も歌から読み解いてた。どうも、ぼくは言葉や歌の謎解きが好きなようや。
2010年3月18日(木)
ガガさま

Lady GaGa ft.Beyonceの『Telephone』PVが公開された。なんと9分32秒の大作。Lady GaGaの奇抜ファッションに度肝を抜かれつつ、カッコエエーと何度も観てしまう。
その強烈な個性で、一気に頂上へ駆け上がってるガガさま。 ファッション、音楽どちらからも目が離せない。

2010年3月14日(日)
映画『ハート・ロッカー』と多摩川台公園を散歩

TOHO川崎は、毎月14日が1,000円の日。映画『ハート・ロッカー』を観てきた。8:10の朝一の回やったらのに、さすがアカデミー賞6部門受賞作品。ほぼ満席やった。

観終わって、10:30。「ええ天気やー!」と背を伸ばしながら、言いたいぐらいええ天気。まっすぐ帰るのが、あまりにももったいない。どっか散歩しよ。
でも、近場の公園でええところが思いつかない。川も海も山もない。あー、もー、東京はやだやだ。

比較的緑の多そうな、多摩川台公園に行ってきた。桜の時期は、えらいことになる公園や。蒲田駅から多摩川線に乗って、多摩川で降りる。

歩いた。うーん、やっぱり、まーまー。あ〜近所に、再度山の森林植物園のような公園がほしい。

2010年3月13日(土)
映画『時をかける少女』と『シャーロック・ホームズ』

二回目の春一番が吹き荒れた。気温は20℃まであがった。洗濯日和。スキーウェアや靴を乾かした。
スキーは、来週チャンスあればもう一回行きたいけど今シーズンはもう終わりかな。


午前中、業者さんが火災報知器の設置が来た。都内は義務化された。
ブックオフで本を売る。450円也。
ホームページの移植を地道に進める。2007年の徳島国民文化祭で、写真の点数が多くて(150点以上)、足踏み中や。
昼寝。
国民文化祭の続きを書いた。出来た!更新UP!

おっと、17:30。ちょうどええ時間や。映画に行こ。18:50〜の『時をかける少女』と21:10〜の『シャーロック・ホームズ』が渡りで観られる。

映画『時をかける少女』は、この設定アイディアで、当世の脚本家とアイドルが出る、もう日本の記念碑的な作品やな。仲 里依紗のかわいさ一押しで乗り切る。劇場にはやっぱりリュックを背負ったオタク系の人が多かった。

映画『シャーロック・ホームズ』
ガイ・リッチー監督。前の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』のどちらも、ぼくは大好き。リズム、音楽、編集、撮影が小気味いい。この2作と同様、今回もスカした演出。

2010年3月11日(木)
日帰りスキー(かぐら・みつまた)

日曜日に行ってきた苗場と違って、ぜんぜん雪質がよかった。
締まり方と細やかさがちょうど良くて、その上、柔らかかった。急に冷え込んで、積もった雪のおかげかな?

今シーズン3回目にして、ようやく自在に乗れるようになってきた。
カンを少しだけ取りもどした。

しかし、これで今シーズンは終わりか?え〜、嫌やなぁ。せっかくおもろなってきたのにぃ。
もう一回、チャンスを狙ってみよかな。

 ☆ ☆ ☆

昨日早く寝ようと思ってたけど、遅くなってしまった。
朝起きられる自信がなかったんで、逆に浅く寝て、早く起きるようした。5:45起床。
7:24東京発の新幹線に乗った。
結局、越後湯沢で、路線バス待ちで45分潰すことになったけど、まぁええわ。

10:15にゲレンデ・オン。
12:30にお昼休憩を1回とっただけで、しかも20分ほどだけで、14:45まで滑った。

みつまたは、あかん。ゲレンデがイマイチやわ。横に広いけど、高低差がなく、歩いたりする移動がうっとおしい。そして、リフトが長くて遅い。

だから、休憩が少なかったんや。

平日で、ほんま人が少ない。風もあったけど、そのせいもあり、リフトがほとんどCLOSEさせられてた。だから、田代エリアには行けへんし、滑れるのも1本だけ。ぜんぜん、おもんないわ。

お昼は、和田小屋で、日替わり丼。今日はかき揚げ丼やった。1,000円。イマイチ。

午後から晴れてきた。
風にあおられて、リフトがたびたび止まる。風がツベタイーーー。

乗れるようになってきて、調子こきはじめてるわ。
スピードを出す、くるくる回ったり、ワンメイクをしようとしたりする。あかん、あかん、ケガの元や。多分、このまま下山したら、ちょうどふとももが疲れてくるやろう。下山どきやな。

14:45まで滑った。ちょうど、ロープウェイが来た。
いつもなら連絡コースで、駐車場まで下りれるけど、今日は進入禁止になっていた。ロープウェイで降りる。
ステーションのロッカールームに着いて、時間を見た。14:55。
えっと、次のシャトルか路線バスの時間は、っと。

おー!路線バスが15:08に来る!これを逃すと、次が16:00台。うぉおーー、絶対、15:08に乗るぞ!あと8分!!!着替えろ〜。間に合った。

 ☆ ☆ ☆

越後湯沢駅で、今日は爆弾おにぎりやなくて、限定5食のお弁当を狙っていた。
あった!残り2食。よっしゃー。
魚沼の畑、おにぎり弁当、850円。

おっと、15:38の新幹線にぴったり乗れるやん。ほぼ待ち時間なし!行きは、無為に45分潰したけど、帰りはとんとんと乗れてる。ラッキー!

限定弁当を食べた。

フツー・・・、何が限定なん???
やっぱり越後湯沢は、炊き立て握りたての爆弾おにぎりやな。


 ☆ ☆ ☆

前日、HMVでCDを購入。水曜日はポイントが5倍や。

ヒップホップ
LUDACRIS "Battle of the Sexes"

アルタナティブ
PETER GABRIEL "Scratch my back"
PETER GABRIEL "29・03・09 GUADALAJARA MEXICO"


ポップス

PRINCE "MPLSOUND"


ジャパニーズ・ポップス
capsule "PLAYER"

2010年3月10日(水)
サンリオワールド ギンザ ギフトゲート(銀座)

銀座のサンリオ・ショップに行ってきた。もちろん生まれて初めて、こういう店に入った。身の置き所に困った。

帰りは、
「お父さん、娘さんへのプレゼントですか?」状態。

2010年3月7日(日)
日帰りスキー(苗場)と爆弾おにぎり

会社の同僚たちと日帰りスキーに行ってきた。先々週、風邪でダウンしてた雪辱をはらす。これまで風邪をひいてても、スキーだけには、なんとか治して行ってきたのに、初めて完全にダウンした。

あいにくの雪やったけど、楽しく滑れた!

帰り、越後湯沢駅で、
爆弾おにぎり。お店の名前は「雪ん洞(ゆきんと)」。
今日は、
ふき味噌にした。美味しかった。当たり。

2010年3月4日(木)
小説『ガラスの巨塔』

あの名物プロデューサー(元NHK)今井彰が書いた小説『ガラスの巨塔』

暴露本のような体裁をとりつつ、自分本位の内容には鼻につくが、そういう作品だと思って読めば、それなりにおもろかった。

泥滓まみれの底辺に住む市井からしたら、「それがどないしたん?」という程度のことだったりする。予算がふんだんにある贅沢な環境に溺れきってて、気づいていない。かけ離れた感覚を、滑稽に思う。そのなかでの孤軍奮闘ぶりは、共感を生まない。

それを、困難に立ち向かう弱者が、苦難を乗り越えていくように書いて読者を惹きつけるところが、さすが『プロジェクトX』の生みの親。"見せ方"を知っている。

2010年3月3日(水)
ガラガラガーラ (今シーズン初スキー)

調整には持ってこいのガーラ湯沢。斜面は適度に緩やかで、それなりに距離があって、何よりも都心から近くて楽チン。だって東京駅8:04発で、10時すぎにはゲレンデ・オンやで。考えられん、この便利さ!
 
 ☆ ☆ ☆

あいにくの雨。気温は0〜2℃ぐらいで、風速は時折2〜3mが吹く。
積雪280cm。雪はたっぷりあるが、雪質は湿雪でイマイチ。もうシーズンの終盤やもんな。しゃーない。

2本目。
足がむくむ。ブーツがきつい。気持ちが萎えるが、4・5本滑ったら楽になってくるはず。

3本目。
マックスに足がむくんで痛い。痛い、痛いー!例年こんなにきつかったっけ?いっぺん脱ぎに行こかな。いや、もうちょいで楽になるはず。しかし、めっちゃむくんで痛いわ。

4本目、5本目。
あ、来た、来た。ようやく靴になじんできた。ぴたっ来た。まだ変な力入ってるけど板に乗れてきた。

6、7本目。
はい、休憩〜。滑って1時間ちょっとか。うん、まま、ええペースや。しかしほんまに、雨でびちょびちょ。パンツは、もう8年選手で、防水効果がなくなってるわ。浸みてきた。まだ気温が暖かいからええけど、これで冷え込んできたら直接寒いで。


 ☆ ☆ ☆

ランチは、
スタミナモツ丼。1,000円。下味が付いてるモツを鉄板で焼いて、丼にのせてくれる。甘辛のタレと相まって美味しかった!

午後、2・3本目。
くるくる回ってて一回コケるた。あかん、あかん、手首から付いて、痛めてしまった。今日のゲレンデは固い。雨のせいで、しゃりしゃりのカチカチになってる。


13:10、休憩。
このあと1時間弱置きに休憩をとろう。缶コーヒーと小枝チョコバーで一息つく。ゲレンデは8割以上がボーダーやわ。案外、女の子だけグループも多い。

午後になるとスキーヤーが増えた。ゲレンデのスキーとボードの比率は半々になった。スキーヤーは年配の人が多く、ウェアと板が古い。ボーダーの若い連中は、体力がなく、レストランで休んでるのが増えてる。

雨が細く、細かくなってきた。
たまに日が射すようになってきた。もー、もう帰るというときに!遅いわ。

今日の目的だった滑りチェック完了。筋力・体力ともにだいぶ落ちてるわ。これはあかん。トレーニングして戻るもんやなくて歳やろな。あと2、3本滑りたい(晴れてきたせいがでかい)という気持ちを残して、上がった。それぐらいのほうがケガをしない。

 ☆ ☆ ☆


シャトルバスで、越後湯沢駅へ戻った。平日限定列車で格安プランのため、帰りはガーラ湯沢発やなかった。でもシャトルバスで5分やし、越後湯沢でお土産を物色できるので、これもアリ。

一合ぶんを握ってくれる
【爆弾おにぎり】。厳選された塩と海苔。そして技。おばちゃんの握り加減と、振る塩加減が絶妙!一合でもぺろっといっちゃうほど、美味しい!
お店は、cocoloの一番奥まったところにあり、気づきにくいはずやのに、遅い時間だと売り切れてることがある。越後湯沢駅でここは外せない。

具はいろいろ選べる。今日は【昔ながらのみそ漬けミックス】にした。450円。
具は2種類、3種類入れることができる。

2010年2月27日(土)
卒業制作『おってくらんし』、八天堂くりーむパン、映画『おとうと』

去年の秋にちょっと出演した、日本映画学校の卒業制作作品『おってくらんし』の一般公開があった。るー、おっばぁの3人で行ってきた。
今どき、16mmで撮れるなんて贅沢やと思うし、貴重な経験やと思う。この機会を得られるのも才能の一つやと思う。いくらでも広がる可能性に向かって、なんでも全力で頑張れ!と応援したくなる、光る作品やった。

 ☆ ☆ ☆

品川に移動して、3月の披露宴の打ち合わせ。
その前に、
品達どんぶりの『ゴーゴーカレー丼丼』で、ロースカツカレー丼・エコノミーサイズ(650円)をいただいた。そして打ち合わせの帰りには、品川駅の特設ワゴンで販売してた、八天堂のくりーむパンを購入(200円×3種類)。映画観るときのおやつにした。初めて食べる食感やった。

 ☆ ☆ ☆

山田洋次監督の映画『おとうと』
チネチッタ川崎でのシアターが、GRANDEからぜんぜん動かへん。GRANDEは昔の単館劇場で、舞台にスクリーンを設置した、昔ながらの劇場。自由席で、座席は固いし、音響は最悪。なので、通常スクリーンにならんかとずっと待ってたけど、あかん。なかなか行けるタイミングも少ないし、今日、行ってきた。


ちらっと聞いてたけど、ロケ場所が、なんと石川台駅周辺!
おおおーーー!ここやん(自宅近辺)!
いや〜、ここに吉永小百合・鶴瓶・蒼井優が来てたんやぁ。会いたかった〜。見たかった〜。

劇中、笹野高史が「ここの商店街に、(バツイツになった優ちゃんの相手として)、立候補する奴はいないんか?」と言うが、心の中で、「ぼく!ぼく!ぼく!」と答えてしまった。蒼井優、ほんまかわいい。

映画は隅から隅まで堪能。大船に乗った気分で安心して観ることができて、素直に、深く、感情移入できた。そして何度も何度も泣いた。
話しの展開、俳優さんたちの演技、どれをとっても素晴らしく、
2010年bPの作品になるやろう。いや〜、ええ映画やった。何度観ても、じんわりくるやろな。

ほんまに吉永小百合さんがすごい。鶴瓶師匠もすごいし、出ている俳優さんたち、誰一人とっても生き生きとしてた。これこそ映画や。

観終わって、しばらく、じわ〜と体に感動が残った。この感覚がたまらんで、映画をやめられん。この作品は、日本人は観るべきやと思ったし、ひょっとしたら国が違っても通じる"家族"や"死"や"人の気持ち"とちゃうか。きっと通じるで。
ぜひ、ロングランしてほしい!

2010年2月25日(木)
池上梅園とハワイアンバーガーとKSS

夏休みをとってないんで、休みが残ってる。3末まで、ちょこちょこ休んで消化しようと思う。今日は、春一番が吹きそうな陽気さ。すっかり春やん!ちょうどええわ。きっと満開になっとうかもしれん。前から、いっぺん行ってみたかった池上梅園に行ってみよ。(写真)

 ☆ ☆ ☆

朝から掃除・洗濯して、たまった新聞を読んで、たまったビデオを観て、宅急便を受け取って、細々とした用事はいくらでもある。
15時すぎ、池上線に乗って「池上」で下車。池上本門寺をお参り。近所の人たちや、おじいちゃん・おばあちゃんが結構ようさんおる。御線香(100円)を買った。


てくてく梅園へ、歩いていく。

うわー、ようさん、来てはるわ。まるで観光バスが2・3台着いて、どばっと降りてきたように、小さい梅園にわさっとおるがな。あ、見るからに、撮影スタッフのロケハン部隊が来とう。10人以上あちこちに散らばってて、カメラ、機材・大道具の位置を確認してはるわ。

満開まで、もうちょい。ほんのり香りが漂ってる。ピンク、真っ白の花・つぼみがかわいらしい。池上梅園は、もうちょっと広かったらええのに。

 ☆ ☆ ☆

駅前のマクドで、ハワイアンバーガーを食べた。

 ☆ ☆ ☆

夜、会社の同僚たちとKSS!五反田、中華料理「辰己屋」。
(KSS=空心菜)

2010年2月20日(土)
本当は初スキーやったのに

今日は今シーズン初のスキーに行く予定やったのに、風邪でダウン。悔しい〜。めっちゃ楽しみにしとったのに!!!

喉が痛い、微熱がある、ふらふらする、頭が働かへん。
ぼーっとテレビを観たり、寝たり。

カーリング女子の予選、日本vsイギリスの歴史に残る試合をリアルタイムで観た。
お互いスーパーショットの連発で、第9エンドのスキッパー目黒が放ったショットで、ゲームを決めた。針の穴を通すようなコースを攻めて、イギリスの2個を弾き飛ばした。11対4。イギリスは第10エンドの前に降参した。

2010年2月18日(木)
BOOM BOOM SATELLITES 『19972007.』

BOOM BOOM SATELLITESのベストが出てた。そうか〜、もうベストが出るか。ベストが出るときは危険信号。もうこれで終わり、という可能性がちらついてくる。そうなったら残念や。

疾走感。

ブンブンはこれに尽きる。
かっこええサウンドが、駆け抜けていく。

2010年2月14日(日)
映画『インビクタス』

大好きなクリント・イーストウッド監督の作品、映画『インビクタス-負けざる者たち-』

チネチッタは、今日、1,000円の日でお得。
しかしバレンタインデー!カップルだらけ。カップルやったら、もっと違う映画行けよ〜。


実話に基づいた話しで、ラストの決勝戦は真に迫り、本当に劇場の温度はあがってた。めちゃ興奮した。しかし、ちょっとお腹いっぱいのてんこ盛り。

2010年2月11日(木・祝)
昼寝三昧

冷たい雨がしとしと降り、映画に行こうかと思いつつ、出不精発揮。それとお腹も壊してて、トイレから離れられんかった。
部屋のなかでごろごろ、録画してた
スーパーボウル(第44回NFL)を観た。

すごいプレーばかりで、一瞬とも見逃せないおもろいゲームやった。


「ええーーー!普通ならそこで倒れるのに、なんでそこから切り返せる?!」
「なんて身体能力!すげーーー!」
と、終始テレビに向かって「お〜!」を連呼してた。素晴らしいゲーム内容やった。

次に、bjリーグのオールスター戦を観た。
んむ〜、つまらん。なんか無理がある。オールスター戦は、流しプレーばかりで、つまらんかった。それにどうしてもNBAと比べてしまうんで、見ごたえに欠ける。バスケは、もっと盛り上がってほしいのにな〜。

2010年2月10日(水)
お好み焼き『福竹』 (池上線「蓮沼」)

会社の同僚たちと『福竹』へ行ってきた。2回目〜。
ふっくら優しく焼きあがったお好み焼きは、やっぱり絶品!熱々で、とろけるような、お好み焼きに驚かされる。大満足!

5人やったんで、超ビッグサイズの福竹天&ミックス焼き。じっくり20分ぐらいかけて焼き上げる。まるでケーキのよう。


いや〜しかし、まさかのオチ!大爆笑!2軒目は慰め会?!
わはは、また行こうぜ〜。

2010年2月10日(水)
まさかスタートか?!

朝起きて、今度は水みたいな鼻水が、すーっポタッと垂れた。

(ひょっとして花粉が始まった?まだニュースでは騒がれてへんのに・・・)
(そういや月曜から身体がダルい。このダルさは花粉のせいか?・・・)


日中も時々不意にくしゃみとか、鼻水が出て、いよいよかと思った。
つらいんよな〜。
ダルくて、つらくて、一番困るのが何に置いても《やる気が失せる》ということ。会社に行くのも、考えるのも、しゃべるのも煩わしくなってくる。気持ちだけの問題やけど、それが一番困る。

2010年2月9日(火)
あれ?まさか。いや、まだ早いやろ。

朝起きて、くしゃみ。ハッグション、ハックション、ブワックション。
しばらく止まらなかった。

2010年2月8日(月)
佐々木譲の小説に

先週、佐々木譲の『笑う警官』を読み終えた。まぁまぁやったが、北海道警のリアルの舞台裏に即応してるらしい内容で、だとしたら、おもろい。北海道警は腐りすぎ。
で、ついでに買ってた『警官の血』を読み始めた。

冒頭のエピソードのことや。通称ミドリという男娼が殺される。

「おい、本名がわかったぞ。
高野文夫。」
と、読んだ瞬間にぶふぉーーー!と、電車のなかで噴き出しそうになった。なんと獅子の大師匠と同姓同名やん。一字違い。
あの大師匠が男娼?と思うと、師匠の顔が浮かんで離れなくなった。

2010年2月2日(火)
翌朝

雪は夜半にやんで、朝起きたら積雪3cm。

2010年2月1日(月)
都心初雪

午前中は、むしろ天気は良くて、そんなに寒くなかった。天気予報では、夜から雪が降る、と言うがほんまかいな?

と思ってたら、午後から、まず空が曇ってきて怪しくなってきた。

夕方前に、小雨が振り始めた。
18時すぎに、しっかりした雨になった。風も強い。

20時に、みぞれになってきて、そのままみぞれ混じりの雪、ぼたん雪へと変わってった。風もあるんで、横なぐりで、服につくとすぐ水滴に変わってびちょびちょになった。ポケットに入れてた本が、ポケットの上から沁みいる水で濡れてしまった。

未明には止むみたいで、積雪3cmぐらいになる、という。

2010年1月31日(日)
久保田の生原酒

橋和屋酒店に[季節限定 久保田の生原酒 入荷]の看板。

(む、どうしよ。そもそも久保田を飲んだことない。原酒なら、久保田に限らず美味しいやろう。看板にいちいち釣られてたら、キリがない)

店に入らず、通り過ぎた。
が、気になる。
(うーん、見るだけなら、ええっか。なんぼなんやろ?)

一升、3,150円。
(多分、知らんけど、お店で飲んだら、こんな金額でおさまらんやろう)


入荷したばかりのようで、8本冷蔵庫に入ってた。
(まだ今日やなくてええか。来週まで残っとうやろう。我慢、我慢)

2010年1月30日(土)
マクドのテキサスバーガーと鳥長の焼き鳥

数量限定につられて、御嶽山まで歩いてマクドのテキサスバーガーを食べた。マスタードとフライドオニオンのアクセントが効いてて、美味しかった。

帰り、線路沿いの鳥肉屋さん『鳥長』で、今、マクドを食べたばっかりやのに、なんか美味しそうに見えたんで、とりあえず味見しよう、と衝動買い。タレの焼き鳥を一通り買ってみた。

1本90円〜110円。ご夫婦でやってらっしゃるようで、おばちゃんの愛想の良さと、おっちゃんの職人気質の面構えが印象的。

ネタは、素材をそのまま生かした焼き加減で美味しかった。タレも相応で、邪魔しない味。でもここのは、おそらく塩のほうがええやろう。今度、塩を買ってみよ。

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