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2010年9月23日(木) |
映画『キャタピラー』 |
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ひんやり冷たい雨がしとしと降る。とうとう秋になっちゃった。
寺島しのぶが、ベルリン国際映画祭で、銀熊賞最優秀女優賞を受賞した作品、映画『キャタピラー』を観に行ってきた。何しろ戦争で手足がなくなった人を、ずばり名指したタイトルの作品。それを迎える妻。
重い。重すぎる作品と、覚悟して行った。
劇場は、渋谷シネセゾン。この重たい作品に、ぜんぜん似つかわしくない街や。
『悪人』の深津絵理といい、『告白』の松たかこ、『孤高のメス』の夏川結衣ら、今日本の女優陣がすごい。女性は決めたときの覚悟が潔い。おそらく男には出来ないやろう。その瞬間、その作品にすべてを賭ける覚悟。女性は強いわ。
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2010年9月20日(月) |
浅田次郎の小説/高木正勝の音楽 |
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だいぶ前に出版されてた『珍妃の井戸』を読むため、『蒼穹の昴』を読み直してるが、だいぶ話しを忘れてて、まるで初めてのように読んでる。第3巻の終わりのほうで、春児と文秀が邂逅する。今の相容れない立場を越えて、小さい頃の二人に戻った瞬間に涙。第4巻へ入っていく。
ひょいと本屋に寄ったら、蒼穹の昴シリーズの第3弾として、『中原の虹』の1巻と2巻が文庫版で発刊されてた。お〜、ひょっとして、だからぼくは『蒼穹の昴』を読み返してたんや〜。ええ勘しとるわ。このまま蒼穹の昴シリーズを突っ走ろう。
高木正勝というアーティストを知った。
映像作家で、音楽家。音楽のジャンルをあえていうと、フュージョンかなぁ。そうやって分類してまうと先入観が勝ってしまい、ほんまの音楽に出会えなくなるで。この高木正勝は、フュージョンなんてジャンルで分けるもんやない。
純粋な音楽で、むちゃくちゃいい!人間本来がもっているリズムや。気持ちいい。楽しい。優しい。踊りたくなる。そういった根源的な感情に、素直に入ってくる。めちゃくちゃええわぁ。
仕事きっかけのドキュメンタリー映画『或る音楽』で知り、アマゾンでCDを4枚も買ってしまった。
Takagi Masakatsu
・AIR'S NOTE
・COIEDA
・Private/Public
・Tai Rei Tei Rio
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2010年9月18日(土) |
祝・白鵬54連勝! |
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午前中に獅子をやってきて、獅子干しして、法被衣装を洗濯して、夕方からビール片手に大相撲観戦。今日は千代の富士の記録、53連勝と並んだ白鵬がそれを越えるか、という日。 お〜、リアルタイムで観られてよかった。ひょっとしたら大記録が生まれる瞬間を観られるかもしれん。
ここんところ朝青龍のことや、野球賭博で低迷を続けてる大相撲。この白鵬の新記録樹立には、相撲界の期待もかかってるやろう、容易に想像がつく。すると、また・・・・・やっちゃうか?!出来レース!いやいや、それをしたらおもんないで。世間はこの一戦に注目してるから、ごまかせんやろう。むしろ、ここで真剣勝負して記録を止めたほうが、注目を浴びるチャンス!「大相撲の低迷なんか知るか。名乗りをあげてやる!」と、勝負だけにこだわってほしい。
そして白鵬が勝った!
一瞬、ちょっと「うわわわ」とやばいところがあったが、格の違いがあった。勝ったあとの白鵬の表情がよかった。「勝った!」という純粋な笑顔が、観てる側を晴れ晴れとさせてくれた。白鵬おめでとう!そして日本人よ、もっと頑張れ!
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2010年9月10日(金) |
『獣の奏者 外伝』 |
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上橋菜穂子さんの『獣の奏者 外伝』が発売されてた。即買い。すぐに読みたいが、今は『珍妃の井戸』を読むため『蒼穹の昴』を1巻から読み直してて、ちょうど3巻目に突入したばかり。春児(チュンル)の成長ぶりにわくわくし始めたところや。一気に『珍妃の井戸』までいきたい。
が、エリンも気になる。
ちらっとだけ冒頭を見てみる。
「隣の部屋の扉があく音がした。
反射的に立ち上がると、わずかに開けてある扉の隙間から、廊下に出てきたエサル師と下仕えの若い娘の姿が見えた。」
いい!上橋さんの文章は、ほんますっと気持ちに入ってくる。あっさりと情景が浮かぶ。そしてそこには必ず【動】がある。絵が動いて見える。文字のリズムがいい。漢字とひらがなの組み合わせが絶妙。
エリンの世界に浮気したくなるけど、ダメダメ。先に春児と文秀を見てから、エリンへ行こう。
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2010年9月7日(火) |
仕事で会社との往復ばかりしてたら、だんだん頭がおかしなる。その前に。 |
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2010年9月6日(月) |
品川駅からすぐの路地裏にある『路地裏』 |
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恵教さんがお寺の行事で東京に来た。「飲もう!」ということになり、品川近辺で店を探した。
そこで見つけたのが、安くて、美味しそうで、居心地のよさそうな、『路地裏』という居酒屋さん。ほんまにごちゃごちゃ入った路地裏にあった。たぶん普通ならわからない。
お店味自慢の"牛すじ煮込み"がめちゃくちゃ美味しかった!
ほんまこれだけで、ご飯何杯でもいける!
プレミアモルツのビールは、中だと小さい。大だとでかい!
狭いお店は、1階と2階があり、ぼくらがはいって満席やった。いや〜、美味しいお酒と料理と爆笑トークであっという間に時間が過ぎた。
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2010年9月2日(木) |
気づいたら9月やん! |
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連日日中は35℃、夜でも28℃の猛暑が続く。天気予報では「まだまだ続きます」と、イヤそーに言う。
そんなか、「もっと続け〜!」と、叫んでるのはぼくだけ?
夏を取り返したいんで、もうしばらく続いてほしい。仕事などはめちゃ忙しいけど、心身ともに絶好調!毎日のビールが美味い!ぐびぐび飲んでしまう。代わりに腹が出てきた。
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2010年8月30日(月) |
プリンスを聴きながら、獅子の修理 |
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2010年8月15日(日) |
映画『ベストキッド』 |
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映画『ベストキッド』に行ってきた。これまた大当たりのええ作品やった!これは今夏入るんとちゃうか〜。親子で、親も子もどちらも十分に楽しめる、めっちゃバランスのいい作品。
脚本が素晴らしい!泣けるし、笑えるし、感動する。主人公のジェイデン・スミス(ウィル・スミスの実子)がめちゃいい!もちろんジャッキーは別格でいい。大好き。
ストーリーは、みんな知ってる内容で、最後がどうなるかもわかってるのに、めちゃ楽しめた。
英語のタイトルは『KARATE KID』。ふーん、てっきり『KUNFU KID』に変えるもんやと思ってた。本作で、ジャッキーが教えるのはもちろんカンフー。空手はどこにも出てこない。
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2010年8月12日(木) |
あ、タンボリンや |
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会社帰りの池上線のなかで、ふと、前の座席に座ってる人のかばんの中から、タンバリンらしきものが、ぴょこっと顔を出しているのに気づいた。
でも、よく見ると違う。
「あ、タンボリンや」
と、気づいた自分に驚いた。サンバの楽器なんて知るはずもなかったのに、今はよく知っている。この日焼けしたお姉ちゃんは、きっとサンバの練習の帰りなんやろなぁ、浅草に出はるんかなぁと、あれこれ巡らした。
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2010年8月10日(火) |
浅田次郎『珍妃の井戸』を読むために |
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バルサ(チャグム)なんて一瞬で読みきってしまい、さ〜、次は何読もっかなーと本屋を物色。文庫本のコーナーで浅田次郎の『珍妃の井戸』を見つけた。
『蒼穹の昴』(全4巻)の続きらしい。おー、これにしよう。
その前に、だいぶ久しぶりやから、『蒼穹の昴』を1巻からもういっぺん読み直そ。
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2010年8月8日(日) |
耳鳴りが心地よい! |
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披露宴の下見&打ち合わせのため神田明神へ行って、一瞬帰宅したが、すぐ会社に行って仕事した。そしたらあっという間に夜で、クルゼイロの練習に向かった。
今年もクルゼイロのサンバに参加する。踊りも楽器もできず(何しろ生きてるのが不思議なぐらいのリズム音痴やから)、今年もアルモニア(タイムキーパー)で協力や。
今日はグランド・リハや。エンヘードの楽曲と歌詞がいい!とても踊りやすくて、歌ってて楽しい!練習の帰り、イーーーーンという耳鳴りに気づいた。これ、これ。久しぶりの感覚や!2010年もクルゼイロに参加や!
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2010年8月6日(金) |
ドトールのキャンペーンの当たる確率 |
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当たりは、10個のマスから3個開けて、全部が同じであること。
つまり、3/10×2/9×1/8=1/120。0.0083333・・・・で、なんと1%を切る!
むちゃくちゃ低いやん!!!
こんなに低くて、アイスーコーヒー(S)とかか?!せこい!厳しい!
もっと、ばばーーーんと、ええもんにせぇよな。
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2010年8月5日(木) |
明星一平ちゃん夜店の焼きそば マヨビームの新CM |
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今日は会社を休んではやぶさを観に行き、夕方からは雑事をやりながら、電話で仕事。
明星一平ちゃんの新CMに、哲さん、発見!
(右端の帽子、溶接工の役)
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2010年8月5日(木) |
はやぶさ特別展示を観に行く! |
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2010年8月1日(日) |
映画『ソルト』と『借りぐらしのアリエッティ』 |
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映画1,000円の日で、しかも夏休みということで親子連れでいっぱい。
川崎チネチッタ前では、夏祭りが催されていた。
御神輿が出たが、地域の衆は少なかった。人口は増えても、根っからの地元に住む人が少ないからなぁ。地域との結びつきって難しい。
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2010年7月31日(土) |
IMAXで、映画『インセプション』 |
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IMAXは映画の日でも、2,000円のまんまなんや。明日、日曜がちょうど映画の日やから、IMAXを1,000円で観たろ、と思ってたのにぃ〜。
で、普通に予約していってきた。
川崎109のIMAX。
クリアな画面に、完全に綺麗なサラウンドが調整されている音響!うわ〜同じ映画観るなら、こっち(IMAX)やわぁ。でも、なんで字幕はそんな真ん中の高さなん?めちゃ顔にかぶってるで。
ぼくの観方が大正解やね。通常版でストーリーを頭に入れといて、2回目はIMAXで、映像と音楽と演技を再度楽しむ。これ贅沢な観方やけど、インセプションにはぴったり。
インセプションは、2回目でも大満足!よかった〜。
ハンス・ジマーの音楽がええんかなぁ。音楽ではエディット・ピアフが劇中の仕掛けとして、すごくうまい使われかたをしている。エディット・ピアフと言えば、マリヤン・コティヤール。『エディット・ピアフ/愛の賛歌』で主演を演じてた。だからか?と思ったら、まったくの偶然らしい。この偶然は全然意図してなかったが、これは単なる偶然じゃないとして、迷った末あえて使用したらしい。この選択に拍手!
「一階層深くなると、時間が20倍になる」という仕掛けに対しての、実映像が素晴らしい。その理屈はすんなり気持ちに入るし、(実際夢は長く感じるもん)、それを映像化したときのスローモーション撮影と編集が絶妙。
全編2時間40分、まったく飽きない。何度観てもおもしろい。
俳優さんたち、全員の演技が素晴らしく、みんなキャラが立っていた。かっこええし、衣装も素晴らしい。『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジはかわいいね〜。かさいさの中に、知性を感じるのがいい。
IMAX版が1,000円で観られれば、もう一回行きたいな〜。
もう一回終わるころに行こっかなー。
☆ ☆ ☆
CDを購入。
ジャンルとしては、ソウル・ファンク・ロック・フォークまで含んでるMACY GRAYの"Sellout"。
それとフュージョンから、PAT METHENYの"Orchestrion"。
上村花菜の『トイレの神様』も買おうと思ったら、売り切れてた。トイレの神様はシングルでは発売されてなく、アルバムに収録されている。
このパット・メセニーが、いい!
上品で、心地よくて、小気味いいリズム!さらさらしてて、涼しさがあって夏に合う。ぼくもこんな風に楽器を弾けたら、どんなにいいことか。
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2010年7月29日(木) |
「為政者は、一度くだした決断を翻すのを嫌うものだ。」 |
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チャグムと父である帝の確執。その狭間に立つシュガの思い。
「為政者は、一度くだした決断を翻すのを嫌うものだ。」
そやね。ほんまその通り。
なんで、上橋さんはこういうことをさらっと書けるんやろか。人という人種をよく知っている。
背負ってる者が大きい人ほど、覆したほうが賢明とわかっていても覆さない。取り繕い、ごまかし、嘘をついて面子を優先する。その瞬間に何が大事かを見失うことになる。
だけど、仮に覆したら「ころころ変わる」や「一貫していない」と言われ、自分の為すこと全てに疑問を持たれ、他のすべてまでが上手くいかなくなってしまう。都度、正しく判断すること(正しいときは貫き、間違ったときは直し)を待ってくれればいいが、概ね状況はそうでない。
だったら、どうするか?1件だけは「しょうがない」と諦めて、他を優先するか?
いや、1件を大事にしても、他を大事にしても、どっちにしろ損をする。 だったら、どっちを選んでも同じか?
そう、このとき問題なのは、「何を優先するか」という自分の考えを持つことや。それが正しいか、正しくないかは誰も判断できない。歴史でさえ証明できない。大事なのは、それを示すこと。
結局、人間なんやし間違いはある。そんなもんやで。それを恐れず、誠実であること。それが大事。
ただその場しのぎで、誤魔化してばかりいると信を失うだけ。そんな奴に人間的な魅力はない。
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2010年7月28日(水) |
NEWTON別冊 の『はやぶさ』特集 |
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NEWTONの『探査機はやぶさ 7年の全奇跡』、2,415円を買ってしまった。
この副題がいい。
「世界初の快挙を成し遂げた研究者たちのドラマ」
そう!彼らの気持ちやドラマを知りたかった!イトカワのポスターなんて要らん。ドキュメントが知りたい。おー!!!細かい知らされてなかったことがいっぱい盛りだくさんや。探査ローバー【ミネルバ】なんてあったんや。それは失敗してんね。ふーん、でも失敗も大いなる遺産。そこからたくさんのことを学べる。
日本の将来は宇宙産業にありや!
日本の子供たちよ、アストロノーツを目指せ!科学者になれ!
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2010年7月27日(火) |
上橋菜穂子 『蒼路の旅人』 |
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守り人シリーズの文庫版の新刊が出た!
『蒼路の旅人』。
またバルサとチャグムの世界にはまる。まだまだ少年の危うさと純粋さに、はらはらどきどきする。それでもなお、少年の真っ直ぐさが気持ちいい。
上橋菜穂子さんの小説は、何気ない説明的な文章のところでも、すっと入ってくる。不思議やわぁ。
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2010年7月25日(日) |
プラネタリウム『HAYABUSA 〜BACK TO THE EARTH〜』 |
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2010年7月19日(月) |
新書の読み方、映画『トイ・ストーリー3』と『エアベンダー』 |
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新書は、たまに読むのがいい。高校生の頃に、生きるヒントだ、考えるヒントだ、教科書の補足だとよく読んだ。が、押し付けがましかったり、検証なき自論のままで終わるものが多かったりして、大して参考にはならなかった。理屈をこね回し、独りよがりなものでも本になるねんな。それが新書という土壌なんやろう。でも文章の合間に、思惟のヒントが転がってたりする。
新たな発見があるから、あなどれない。
それは知の探究のきっかけとなる。だから、新書はたまに読むのがいい。
今日はcinecittaが、1,000円の日や。
普段なら観ようと思わないものを行っていこう。
映画『トイストーリー3』。これは期待大やった。女性は、スッピンで行ったほうがええ、と聞いてて前評判が高い。大人が見て、めちゃ泣けるらしい。が、普通やった。
ストーリーの展開は読めて、定番の泣き所が思ったより少なく、泣けるところがラスト近くだけやった。強いて観るほどでもなかった。しかし、何度観ても、おもちゃの質感が素晴らしい。すごいクオリティや。
続いて観たのが、映画『エア・ベンダー』。マイケル・ナイト・シャラマン監督や。なんで、こんなテーマにこの監督が?と思ったけど、この監督ならまぁ大きく外さないやろう、と思って行った。というのは、テーマ・脚本がありがちで、ぜんぜん興味を引かんかったから。でも、マイケル・N・シャラマンやし、大丈夫やろう・・・。
退屈でつまらんかった。
もう途中で出ようかと思った。この時間を返せ。金と時間を返せと言いたくなる。
これも勉強。こんな作品でもハリウッド大作(もどき)として日本で公開される。多くの人が関わり、多くの人の納得と思惑で大金が動いて、今、こうやって上映されてる現実がある。こんなにつまらんのに。
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2010年7月18日(日) |
映画『インセプション』 |
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映画『インセプション』に行ってきた。すごい面白かった。大満足。
夢と現実、潜在意識と深層心理をないまぜにして、絶妙な仕掛けで魅せる。理屈はわかりやすく破綻してない。この手の作品だと、理屈が破綻してたり、矛盾に陥ってつまんなくなるケースが多い。しかし、この映画は仕掛けと制約の配置が絶妙やった。観客を「あれ?」と思わせる(現実に帰させる)ことなく、ぐいぐいストーリーのなかに引っ張り込んでいく。そして主人公やいろんなキャラクターの気持ちにさせてくれる。
スピーディな展開、見たことのない映像、キャラがしっかり立った俳優人の素晴らしい演技、飽きさせない編集と音楽、などすべてがよかった。
人の心のなか、夢を、素直に映像化できたことに、この映画の価値がある。夢やから物理的におかしい映像があるはずやけど、それをいともあっさり映像化できてるところがすごい!物理の法則を無視してるからこそ、見てて、「あ、これは夢の世界だ」とわかる。見てわかることほど以上の説得力はない。
無理難題をシンプルに見せる映像と、緊張感を高める素晴らしい音楽と、いろんな仕掛けやちょっとしたアイディア。それがうまく重なって、ぐいぐい物語に引き込まれていく。
話しの骨格は、企業の思惑と一人の男の心の葛藤(個人的で普遍的な)を柱とし、素晴らしい俳優陣の演技が魅せていく。終始これは現実か夢か考えさせられる。それがたまらん。それを支えてるのがリアルなロケーション映像と境目の分からないCGI。
ある意味、人間の脳が創り出す世界vs.映画化という勝負があって、映画化が勝って、映画化されたようなもんや。これは脚本だけでは成しえない映画や。
IMAX上映もあるんや。もういっぺん観にいこっかなー。もう一度、圧倒的議な美しい映像を見たい。
レオナルド・ディカプリオが出てた『シャッター・アイランド』も、設定は似ていて夢想と現実の区別がつかなく、しかも最愛の人を失った夫というのがモロかぶりだった。が、そんなことは全然気にならず、この作品の強さの前には、そんなのは関係なかった。
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2010年7月17日(土) |
アクア東中野_銭湯 |
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引越しの手伝いをして、飲み会に行く前に汗を流しておこうと銭湯に行った。
いや〜、銭湯という文化はええね。古い町の駅近くには、大抵銭湯がある。東中野駅周辺には3・4軒もあった。そのなかで駅から一番近い(徒歩3分)、アクア東中野に行った。入浴料は450円。
マンションの1階が銭湯とコインランドリーになってて、中は普通の造り。泡風呂や小さいサウナ室など、ちまちまと改修を重ねてった標準的な銭湯。風呂場のど真ん中にテレビが置いてあった。
しかし、そんなものよりも特筆なのが、5mのプール!!!
浴場の外にある。泳げる。
5mプールの奥に、小さい露天風呂(4畳ぐらい)があり、そこで温まったら、また5mプールへザブンと入って、ざばざばと2・3往復する。めちゃ気持ちええ!ぼくはでかいんで、3かきぐらいで端についちゃうけど、のびのびと泳げるのはやっぱり気持ちいい!
これは子供にはうれしいやろうと、思ってたら、ちょうどこれ目当てに親子が入ってきた。子供らにせがまれて、仕方なしにお父さんが連れてきたんやろな、というのが子供の目のキラキラ度をみてわかった。
2・3歳ぐらいの女の子と3・4歳ぐらいの男の子。
ばしゃばしゃをしたいんやろな、と思って露天風呂に移動してあげた。最初は、きゃいきゃいかわいい感じで水遊びしてたのが、すぐに、きゃーーー!ばっしゃーーん!ジャパッーンとなった。ここなら思いっきり水遊びができる。
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2010年7月13日(火) |
アマゾンで本を2冊発注。今日届いた。 |
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たまたまなのか、つながってるのか。
いや、やっぱり無意識の下ではつながってるな。
アマゾンで本を2冊発注した。
一つは、森岡正博『生命観を問い直す』。
新書で、新聞でこの人を知って、著作に興味を覚え、検索して、この本に至った。この本は高校生のテキストにもなってるらしい。エコロジーから脳死問題までを生命観で括ってる。「なるほど、そうやん、一つやん!」と気づかされて、内容を読みたくなった。
新書というのはなく、案外入れ替わりが激しくて在庫がない。五反田の大きい書店をまわったがどこも置いてなく、それでアマゾンに発注した。
そのついでに、なんとなく、これまた最近なんかの記事で目に入った開高健さん。この人の本をまだ読んだことがない。『輝ける闇』はすごいらしい。
ふーん、ベトナムの自叙伝みたいな内容ね。いっぺん読んでみよ。さっきの新書をアマゾン発注ついでに、開高健さんも発注や。
日曜に発注したら、月曜の10時で不在票が入ってた。
めちゃめちゃ早いがな!
今、読んでるのが『至高のメス』(第6巻)で、人の生き死にがテーマや。別に意図してる訳やないけど、そんなんが続く。
ぎりぎりのテーマに対して、見方・立場を変えてそれぞれの道を選択していくのは、真剣でかつ究極の選択やな。それがすごく勉強になるし、おもしろい。
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2010年7月10日(土) |
映画『必死剣 鳥刺し』とお芝居 |
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今日から公開の映画『必死剣 鳥刺し』。チネチッタが1,000円の日で、朝一番の回に行ってきた。川崎には似つかわしくなく、えらい高年齢層の人たちで満席。劇場内には老人臭が充満し、咳払いがあると痰が混じる音もしたりして、時代劇だとこういう層が劇場に足を運ぶのか、とわかった。
ぼくは、映画に痛快や感涙を求めてて、そういうのを期待している。日本の時代劇は所作と切腹・斬首刑・日本刀・殺陣などがあり、この日本独特の文化と歴史は残していかなあかんと思う。これが唯一絶対、世界の映画と対抗できる個性や。
ラスト10分の殺陣のシーンに期待していったが、うーん、まーねー。まぁまぁやった。フツーの時代劇。吉川晃司の顔がかっこよかった。確かにラストの殺陣はよかったが、キャラと背景に感情移入できず残念。藩の存亡劇か、一武士の葛藤か、アクションか、何かにビシーっと柱を通してほしかった。
移動して、阿佐ヶ谷。
U-STAGEの哲さんが出ている、小さい小屋でのお芝居に行ってきた。生身の人間たちが、ライブで創り出していく空間というのはすごく面白い。
その哲さんが、TV-CFに出演中!
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2010年7月9日(金) |
滅多にない出張 |
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たまたまというか、静岡出張。打ち合わせに行ってきた。
あいにくの雨で、新幹線の時間がぴたっ、ぴたっとはまり、ほんと相手のオフィスに行って、打ち合わせして真っ直ぐ帰ってきた。それは都内での打ち合わせと同じで、ちょっと遠かっただけ。
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2010年7月7日(水) |
『孤高のメス』第3巻 |
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今日は七夕。
七夕の習慣は江戸時代からで、織姫さまと彦星さまは夫婦やってんね。知らんかった。
大鐘稔彦の『孤高のメス』(単行本)の第3巻まできてる。まるでテレビドラマを見てるかのような小説や。わかりやすく、そんなに深くなく、専門用語など医療に関する枠組みは本格的。読みやすくて、さくさく進む。漫画みたいな感覚。
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2010年7月6日(火) |
個人の嗜好や |
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今日のは一段と強烈やった。たまらん。鼻がもげるかと思った。
真正面やから逃げようがない。 香水かなんか知らんけど、つけすぎやねん。ぼくだけが苦手なんかもしれんが、きつい。あかんわ。眉間に皺が寄る。あれは家族とか誰も言うたらへんのかなぁ。
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2010年7月5日(月) |
たっぷん、たっぷんの腹 |
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たっぷん、たっぷんの腹とナマった身体。
これがどこまでマシになるか?
この湿度がむちゃくちゃあるなって、ビールが極上に旨くて、なんぼでもいける、この毎日。なんとか金・土・日とビール・酒を断つことが出来た。よくぞ、我慢した!気を緩めると、いともあっさり飲んでしまいそうや。瞬間で飲める。あかん、もうちょっとだけ我慢。「おっ気軽に」飲むのだけやめよう。それだけでもちゃう。
「あー飲みたい、プシュ、ごくごく、もう1本、もう1本、もう1本」
これをやめよう。
ほんで、できれば、次にジョギングや。
これが億劫で、億劫で、何かと理由をつけて走ってへん。それがもう8ヶ月以上や。あかん。
真夏の炎天下、1時間以上は動ける体にせな。せめて夜の涼しくなったときぐらいはジョギングして、ちょっとづつ身体をならさなやばいで。ぜんぜん運動してへんし、仕事はデスクワークやし、ほんま衰えていく一方や。
8月中旬までにか?!
しかも御歳40才の中年がか?!
いやいや大丈夫、大丈夫。やっていこ!
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2010年7月4日(日) |
次はCRUZEIRO DU SULのページだ! |
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WONDERBUSのページを大幅リニューアルできた。えらい時間がかかった。次は、サンバのページや。WONDERBUSと時を同じくして、2006年から参加し、4年間継続してきた。
4年間ぶんの活動はめちゃあるで〜。今朝から手をつけ始めたけど、およそ20ページぶんに及びそうなことがわかった。写真なんて、また数百枚あるで。
奇しくも、今夜のクルゼイロの練習に、ちょっと顔を出してこよかなと思ってる。久しぶりの、あのメンバーのみんなはどんな感じかなぁ?
☆ ☆ ☆
行ってきた。レギュラーメンバーに新人さんが加わり、みんな肩肘張らずに、それぞれが楽しんでた。めっちゃええ感じやん!ぼくも、今年、お手伝いさんで混ぜて〜!
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2010年6月30日(水) |
五反田『魚金』、美味しいです! |
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2010年6月28日(月) |
WONDERBUS JAPANのページ、完全リニューアル! |
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WONDERBUSのページを大幅リニューアルして、完全移植が完了!やったー!膨大な写真を、一枚づつリサイズしなおしたりして、時間を見つけてはぽちぽちと作ってきた。やっと完成!!!
しかしざーっと斜め読みで見ると、とりとめない内容で何しに行ったんだか、ぜんぜんわからん。あの気持ちや人生の転機をぜんぜん伝えられてへん。そして、何よりも、「遊んでばっかり」に見えてしまう。
これが一番、あかん。
何度も何度も言ってるが、演舞中の写真はない。演舞の前後の写真もない。または少ない。だって踊ってるんやもん!
写真好きのぼくは、それ以外では本領を発揮して、バシバシ撮ってる。ホームページにはそれが使われる。すると、食べて、飲んで、遊んでばっかりのようになる。あ〜、だからあかんのや。
WONDERBUS JAPAN 2006
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