きとやん日記                       
 2010年9月24日〜2010年12月24日

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2010年12月24日(金)
浅田次郎『中原の虹』 第4巻

風邪をひいてしまった。先週末から《風邪ひきかけ〜風邪ひいた》のダッチロールだったのが、とうとうダウン。
しかし年末年始進行中。やってもやっても仕事が終わらん。
仕事と風邪で、休日も普通に出勤。朝9時に行って、21時すぎに帰る。休日やないやん!普通の日やん!

『中原の虹 第4巻』を読み終えた。

現代に近づいてくるほど、浅田次郎さんの雄膨な想像力が活躍する場が少ないんかな。閉塞感が漂う。魅力的な人物たちの活躍が、破滅に向かっていく。次がある終わり方やね。

「礼というのは、法律がどれほど整備されても及ばぬ、儀式や作法や制度や、いわば人間がまっとうに生きるためのすべての規範をいう。これを体現することは、仁をなし義を貫くよりずっと難しい」

人間がいかに生くべきか、について登場人物が語っている。

2010年12月21日(火)
韓国料理『プングム』(新大久保)

新大久保で、韓国料理!
まずフライドチキンを頼んだ。これとビールの
組み合わせが最高!まずはこれで乾杯。

そして、和牛焼肉(ここら辺では珍しく、韓国では豚のほうが多い)もチヂミもキムチもどれも美味しかった!メニューは豊富で、あれもこれも食べたかった。値段もそんなに高くないし、また行こ。

あ、サムギョプサルを頼むの忘れてた〜!

2010年12月18日(土)
THEこども寄席 Vol.9新春特別公演2011に向けて
さぁ、またまたやってきました、『THEこども寄席』。去年やって良かった、獅子の親子体験を今年もやってみる。本物の舞台に立つことは、子供にとってきっと将来まで残る記憶になるやろう。その子供だけやなく、一緒に出演したお父さん・お母さんも感動してはった。

今日は、2011年新春に向けての説明会や。
ほんま自分でもようわからんけど、損得とか功名心とか、なんもあらへん。「それはすごい」と感心されることが多いけど、自分でもなんでやってんのかようわからん。強いて言えば、「おもろいもん」やからやね。

オリエンテーションの帰り、銀座の街をぶらぶらした。明日の獅子舞クリパのプレゼント探しや。すると大通りの一角に、えらい人だかりがあった。なんと
標識の上に猫の親子が4匹、日向ぼっこしてた!

「なんで、こんなところに!」
「ど、どうやって?」

端っこの子猫2匹がじゃれあって落ちそうになると、群集から「落ちる〜」と声があがったけど、すぐにお互いに頭をのせて目を瞑ってた。癒された〜。
2010年12月17日(金)
CD購入する人が激減。もうぼくは貴重な人種かもしれん。
HMV目黒駅店が、今日、ポイント15倍。ちょうど買おうと思ってたCDがあったんで、めちゃタイミングがよかった。でも、そうでもせなCDを買う人がおらんのやろなぁ、と思った。

CDショップも必死のパッチなんやろう。
ぼくみたいにダウンロードせず、リアルのCDを買う人は、
もう絶滅危惧種なのかもしれん。しかもいつも勢い買い。

ぼくは店頭でのポップを読んで、まったく知らんジャンルを手にとってみたり、試聴したりするんが好きや。陳列を見るだけでも、あ〜今はこんなんが流行っとんやと感じたりするし、そこで感じた記憶ってのは、そのときに買ったCDにくっついてくるんで、10年後とか20年後に、そのCDを聴くときに、一緒に思い出したりする。だから、やっぱりリアル店舗で、リアルCDを買うんがええ。

KANYE WEST "My Beatiful Dark Twisted Fantasy"
CIARA "BASIC INSTINCT"
THE BLACK EYED PEAS "THE BEGINING"
DAFT PUNK "TRON LEGACY"(サントラ)

2010年12月16日(木)
高木正勝『Ymene』ツアー at 目黒パーシモンホール
超役得!コンサートライブにご招待を受けた。ありがたや〜。
やっぱり生が一番。贅沢な時間と空間をいただいた。

映像とビアノが一体のアート。すごいエネルギーをもらった。
たくさんの閃き。
お客さん、会場、スタッフそれらがひとつになって作り出す時空。

いわさきちひろ、ジョージ・ウィンストン、優しさ、内包、そんな絵や音楽や言語が頭を駆け巡り、つながる符合が頭のなかに飛び交い、高木さんのアートがずこっと突き刺さった。

帰り、「ぼくは、直で書いてもらったサイン入りCDを持ってるもーん」と、一人ほくそ笑んだ。
2010年12月14日(火)
映画『GAMER:ゲーマー』
完全に仕事。でも、まぁ自腹で劇場に行く。それが大事。お金を払って観る、ということで気持ちはぜんぜん違う。あくまでも観に来てる人たちと同じ気持ちで。
とはいえ、1,800円はきついんで、TOHO系列は、14日が「トーフォー」の日で1,000円。1,000円で行ってきた。

先週末に、NHKスペシャルの『世界ゲーム革命』が放送されてた。ゲームの進化はどんどん進み、現実と仮想の差がなくなっていき、人類最強の麻薬になるかも、というようことが現実になりつつある、と言っていた。なんとなくそやろな〜と思ってたのが、現実がだいぶ近づいていることに驚いた。

映画『GAMER:ゲーマー』は、まさしく、それを具現化したような映画や。AVATORの、リアル人間を使ったバージョンや。有楽町のみゆき座には、杖をついたおじいちゃんも観にきてはった。多分、(この映画を楽しむのは)無理やろなぁと思った。
2010年12月10日(金)
焼き鳥『とり庄』

久しぶりにやっちゃいました。

今回の記憶の消え方は見事や。いつもなら断片で"絵"が残っていて、なんとか時間がつながるのに、今回は記憶が飛びすぎてぜんぜんわからん!よくぞ帰宅できて、そして布団を敷いて、ちゃんと寝れたもんや。自分に驚き。

これを書いてんのは日曜の午後。

昨日(土曜日)の朝、ひどい頭痛がして起きた。まず、布団に入っている自分に驚いた。

「家で寝てる・・・」

ポカリを飲んだら、気持ち悪くて胃液ごと吐いた。うがいをする。気持ち悪い。ひどい頭痛で起き上がれなかった。昨日の土曜日は、丸1日潰してしまった。

カメラをチェックして、驚愕!
タイマーで自分の様子を撮っとるがな!!!(詳しくはこちら

2010年12月7日(火)
純米酒『寶劔』とナムルの盛り合わせ

雪が谷大塚の『橋和屋酒店』で、広島の純米酒(生)『寶劔(ほうけん)』(1,260円)を購入。それのおつまみは、御嶽山駅前の『おもに』で買ったナムル盛り合わせ(350円)。

どっちも激・美味!!!

あっという間に1本、空けてしまった。

2010年12月4日(土)
ようやく目力が戻ってきた

やっと回復してきた。
いや〜長かった。無理を重ね、突っ走るのは出来たけど、元に戻すんに時間がかかった。会社に行ってなくても電話で仕事をしたりして、約2ヶ月の間で1日フルに休めた日はほとんどなかった。その間には、傲慢な人間にやられたりして、「なんやこいつもか」とがっかりするようなことがあった。普段偉そうなことを言うてても、テンバったときに、人は本来の姿が現れる。そういうのを目の当たりにして、「ちっ、こいつも矮小な人間か」と、想像力が欠落した人間は悲しくガッカリする。普段こそええ加減かもしれんが、ぼくは、どんなときも誠実でありたいと思ってる。
そういうこともあったし、仕事ばっかりしてんのは良うないな。

ようやく本が読めるぐらい頭が戻ってきた。文字が読めて、頭の中に情景が浮かぶ。それぞれのキャラクターの感情が流れこんでくる。これが"本を楽しむ"ってことや。

浅田次郎の
『中原の虹』、第3巻。

なにーー!なんちゅう展開。歴史の事実がそうやたかもしれんけど、浅田次郎の想像力に驚かせる。袁世凱のクダリは、外からの歴史だけやと「なんで?」と思う不可解なことだらけやけど、(もっと周りにおったんとちゃうんん?と思ったりする)、そうやったんかと納得させられる小説のアイディアというか飛躍がおもろい。

関東ハイキング連盟の活動をしてきた。これで3週連続や。ここで、ほぼ復活できたような感じや。相模湖を望む山で、そこそこの小ささで、ぼくにはちょうどよかった。

関東ハイキング連盟、石老山〜嵐山の巻。

昨日の異常気象あとの快晴狙いが当たって、
富士山が綺麗に見えた!

2010年12月3日(金)
2011年7月24日0時になった瞬間にどうなる?
誰かから聞いた。

「アナログ放送が終わる時期に向けて画面はどんどん小さくなっていき、最後にはしゅうううんって消える」と。

わはは、そんなんありえへん!と笑ったが、せやけど最後の日はどないなんねんやろう?その瞬間をリアルタイムで見てみたい。

液晶やプラズマの残像感が好きになれん。いくら「四倍速だ」、「四原色だ」と言っても、原理的な欠点を緩和してるに過ぎず、アナログのほうが目になじむような気がする。このテレビが壊れるか、FEDテレビが出てきたら、購入を考えてみよう。それまでは
4:3のブラウン管のままや。
2010年12月2日(木)
日本酒が美味い季節になってきた

原酒、搾りたて、生酒・・・、いつもの橋和屋酒屋の冷蔵庫をのぞくと、この季節、そんな文字が手書きの木札を首からぶら下げたお酒が並ぶ。

「どれにしよっかなー」。広島、長野、新潟など各種名産地のお酒や。ぼくは醸造酒より、純米酒のほうが好きや。そっちに絞って選ぶ。
橋和屋酒店限定の『中取り 特別純米 生酒 清泉川』を買った。1,390円、720ml。
まぁ、このお見せは品揃えはええが、定価やね。都心価格や。

帰って早速呑んだ。

「美味い!」

日本酒は、口に含んだ瞬間がたまらんね。美味いやつは、たまらず
「美味い!」と言うてしまう。ぐびっ。美味い!ぐび。美味い!。あっという間に2/3がなくなった。

あかん、全部いってまう。こんなペースで呑んだらあかん、あかん。

2010年11月28日(日)
今日もお仕事

昨日は無理やり時間を作ってハイキングに行ったけど、今日もお仕事。やってもやっても終わらんのと、土日に出て急ぎで対応せなあかん仕事がある。

渋谷のHMVと、川崎DICEのHMVが閉店になったんは痛いわぁ。
目黒のHMVの店舗は小さいのと、発信してる情報がしょぼい。手書きPOPや、店舗お薦めのCDはしょぼい。どうもセールスが先に立ってる臭いがぷんぷんする。音楽に対する"熱さ"を感じへん。CDを3枚買った。この時期、お決まりのBEST盤のラッシュ。NELLY FURTADOとMEWのに悩んだが、やめた。

RIHANNAが、一世代古いダンスミュージック風でありながら新味が加えられてて、いい。キャッチーな曲が粒揃いのアルバムや。

UTADA HIKARU "SINGLE COLLECTION VOL.2"
NE-YO "LIBRASCALE"
RIHANNA "LOUD"

2010年11月27日(土)
関東ハイキング連盟 〜高尾山→陣馬山〜

心身のバランスを取り戻そうと、今日もハイキング。
まずは体を動かして、気持ちよく汗を流すこと。それが、ぼくの場合はハイキング。森林のなかを歩くことや。
だいぶ血肉が体に戻ってきた感じ。

関東ハイキング連盟、高尾山〜陣馬山の巻。

2010年11月23日(火)
映画『リトル・ランボーズ』

まだ頭は膨張してる感じやけど、少しずつ隙間ができてきてるような感じ。

今日も頭のリフレッシュを求めて山歩きに行こうと思ってたが、朝には止むと言ってた雨が長引いたため断念。
社販の600円で買った
映画『リトル・ランボーズ』に行ってきた。いたずら小僧たちの一騒動。最後にほろっとさせる小粒のいい作品やった。

その帰り、蒲田駅から歩いてみた。呑川沿いに歩いていけば帰れるはずや。が、一度試みて失敗してる。蒲田駅から池上まで呑川が地面の下でどこにあるか、わからんかった。

今日は再び、「この辺やろう」と当たりをつけて歩いてみた。
朝の雨が嘘みたいに、昼からは秋晴れになった。

蒲田駅の古い住宅街をくねくねと、路地を縫うように歩いた。途中から、まったく方向を見失いほとんど勘。バスが通るのが遠くにちらっと見えた。バス通りやな。あそこを目指そう!と歩いて、ようやく池上のところで呑川を発見!

2010年11月21日(日)
関東ハイキング連盟 〜筑波山〜

時間間隔が途切れ途切れなのを、ちょっとづつでもええから正常にしていかな。
磨頂放踵して働きすぎ。磨頂・・・、だから禿げたんか!

初級コースの筑波山に行ってみた。いつもなら、ガイドブックの初級コースは物足りなくて避けてるが、今のへろへろのぼろぼろの状態では、ここが精一杯やろう。

関東ハイキング連盟、筑波山の巻。

2010年11月20日(土)
脳みそバーンになっとるな

脳みそが頭蓋骨を押してるかのように膨張してる。寝てるのか起きてるのかわからんようになってきた。時間の感覚がなくなった。15分、1時間、8時間がいつもの時間の長さと違う。瞬間的に過ぎていく。ひょっとしたら意識が飛んでるかもしれん。

体を動かしてないと、全機能が止まってしまう感覚がある。5、6時間寝ても、脳みそはフル回転のまま。暴走状態や。体が欲する血肉の感覚はすでにない。

2010年11月10日(水)
始発&終電の日が続く

ほぼ始発&終電の日が続き、よく毎日毎日起きれるもんやと、自分でも驚く。
でもそれは、単に覚醒しっぱなしなだけ。

浅い仮眠みたいな状態のままや。脳みそのエンジンを掛けっぱなしにしておくことに、慣れてきたか、アホになってきただけか、ようわからんけど、とりあえず動ける。

でも、止まると寝てしまいそうになる。

2010年11月7日(日)
絵本『100万回生きた猫』
11月5日(金)、絵本『100万回生きたねこ』の作者、佐野洋子さんが亡くなられた。あらためて読んだ。

ユーモアに富んだかわいい絵に、シンプルな文章。

児童向け絵本は、ひらがな交じりの簡単な文章で、想像力がいっぱい膨らむ展開で、何か大事なことを教えてくれる。読む年齢によって受け取るメッセージは違い、久しぶりに読んだ40歳のぼくは、しんみり泣いた。
2010年11月7日(日)
IFA機関紙に広告掲載

ここんとこ、できもしない仕事を根を詰めすぎてふらふら。帰宅して布団に入ると、泥のように眠れる。頭がぼーっとする。短期記憶ができなくなってきてる。やばい、やばい。どこかですっきりさせなくちゃ、と「また明日ハイキングに行くぞ」と思って、昨晩9時すぎに寝た。
4時起床と自分で決めたのに、珍しく起きられなかった。4時15分ぐらいに一回目が覚めたのに「なんで?」と思って、また寝てしまった。次に気づいて起きたのが、6時。

めっちゃ疲れてんのやろなぁ。
もう、今日はだらだらして過ごそう。三度、寝た。

 ☆ ☆ ☆

この前出演した世界アロマ協会の機関紙に、『誕生獅子保存会』の広告が掲載された。広告は、ロンドン在住のメンバーにデザインしてもらった。めちゃええ感じ。牡丹の文様が印象的。

なんと表2の右上にババーンと入ってて、目立つ!

2010年11月5日(金)
映画『REDLINE』

映画『REDLINE』を観に行ってきた。

川崎チネチッタは、今日が最後。先週まで行くかどうか悩んでて、行かない、と決めていた。が、やっぱり気になってて、元マッドハウスの同僚に訊いてみた。

「ぼくは思い入れがあったせいかもしれないんですが、とても好きな作品です」

これを訊いたのが19時すぎ。仕事は山ほどあったけど「上がる!」と決めて、21時45分からの一番ラストの回に行った。満席やった。

同僚に聞いといてよかったー。あのタイミングで聞いてな行かんとこやった。おもろかった!

確かに評は分かれそう。まず、あのアメコミっぽい絵柄。それと勢いだけの作品。ぼくは大満足!めちゃめちゃおもろかった!勢いだけで最後まで魅させてくれる作品なんてそうそうにない、すごい!できればDLPで観たかった。(フィルム変換が粗すぎやし、ぽやんぽやんになまってた)

2010年11月4日(木)
雄町の出羽桜 純米吟醸

昨日、橋和屋酒店で買った『出羽桜 純米吟醸』
飲んで。

「ん、む、うーん」

好きなタイプやなかった。

ラベルには「冷やして、すっきりした味わいに。お燗でまろやかな味わいに。」と書いてあるが、これはお燗のほうがええね。

2010年11月2日(火)
あかん、もう集中力が〜

昨日も遅かった。でも始発で出社。帰って眠る時間があるだけマシ。

今日できることは明日する〜。

もうあかん。集中力がなくなった。あとはミスるだけやから仕切り直ししたほうがええ。帰って酒や、ビールや。風呂入って寝る!

2010年10月31日(日)
関東ハイキング連盟 〜高尾山〜

昨日は風邪をひいてたようや。頭がフラフラし微熱があった。でも、いつもみたいに「喉がひりつく、熱がダーー、もうダメっす〜、寝る」やなくて、なんとなく大丈夫やけど、しんどいから寝るって感じやった。めずらしいパターンの風邪やった。

ここんとこずっと土日も出社してて、間違いなく知恵熱や。足りへん脳みそがオーバーヒートを起こしてる。体に、悪い毒素がたまってる。

昨日寝ながら、「明日はハイキングに行く!」と決めていた。うまくすれば台風一過で、すんごい秋晴れかもしれん。しかしふらふらやから、近場で楽なところやな。
となると都心から一番近い
高尾山や。

高尾山に行ってきた

さすが、ミシュランで三ツ星で紹介されただけあって、登山道とかえらい整備が整ってた。

2010年10月24日(日)
眠い〜

自分が楽しみにしていた作品、長尺もの、お任せものなどなどあれもこれも重なり、時間がない!仕事は、集中力と普段使ってない脳みそを使うから、もうほんま知恵熱が出るわ。睡眠時間削ってもぜんぜん時間が足らん。帰宅したら「ビール飲んで、風呂入って寝る!」しか頭にない。

食べて、飲むしかないんで、ほんま腹がぽっこり出てきた。
運動したい〜。秋やし、ハイキングに行きたい。そういや去年も、紅葉のベストシーズンは逃したような気がするなぁ。今年もそうなるんかなぁ。

あ〜、沖縄とか南の海で泳ぎたい。ぼーっとしたい。

2010年10月16日(土)
久しぶりの休日、映画『十三人の刺客』

久しぶりの休日や〜。
と言っても、だらだら寝ると、一歩も外に出ない一日になってしまう。昨日の夜も仕事が遅くてビールを飲んで寝付けたのが2時すぎやって、朝一に映画に行くことにして無理やり起きる。そうでもせんとだらだら寝てしまうもん。
連日帰りが遅く、ない脳みそをフルで使い、帰宅するときにはもう頭がまわらんようになって、ビールを飲んで、お風呂にはいって、寝るだけ。

あんまり日記を更新してないと、「体を壊してませんか?」と心配してくださる声をいただける。
そう、しょっちゅう風邪ひくからね。

ところが、この時期、ぼくにとっては奇跡的に風邪をひいてない!!!季節の変わり目やのに!一日の寒暖の差が激しい日があっても!

これは風呂好きが幸いしてるのか、体質が変わったのか、あまりにもしょっちゅう風邪をひくことで、ようやく耐性がついたのか。自分でも驚いてる。

めちゃ久しぶり観た映画は、『十三人の刺客』
スクリーンがGRANDE(チネチッタ旧館)だったのが、ノーマルスクリーンに変更になっていた。GRANDEは映写機も音響もダメダメで、ノーマルスクリーンに移動しててよかった。

観終わって、剣術がしたくなった。チャンバラって子供の夢やね。
映画の内容はPS3のゲームのようやったけど(ちょっと軽妙すぎ)、すごい俳優陣が真剣勝負を繰り広げていて、見応え十分で楽しめた。
これに出演してた俳優さんたちが「時代劇は、残していくべき文化」と言ってたが、まったくその通りやと思う。所作、言葉、服装、髪型、建物から小物まですべてひっくるめて、継続して残していくべきやで。

映画の帰りあまりにも天気がよくてまっすぐ帰りたくなく、下丸子の
コメダ珈琲に寄り道して、コーヒー飲みながら読書。雪が谷大塚に戻って、橋和屋酒店
三重錦のうすにごりか、橋和屋酒店別注仕様の大山か悩み、純米の大山にした。

2010年10月5日(火)
音楽は麻薬やな〜

リンキンパークの"The Catalyst"がめちゃくちゃかっこええ。リンキンを聴くと[音楽は麻薬や]と実感するわぁ。もっと新しいのを、もっとカッコええのを、もっと斬新なのをくれーーー!と思う。尽きない渇望が沸く。

LINKIN PARK "A Thousand Suns"
UNDERWORLD "Barking"
LA LA "Love & Respect"


ちゃっかりミーハーなCDも買ってしまった。La Laはモデル出身のアイドル。テレビ番組の『ビルボードTOP40』の8月のクロージング曲として、"Sadgirl"が紹介されてて、伸びやかで透明感のある声に惹かれた。
しかし
全曲侮れない!めちゃR&Bやん。え、え、え、ひょっとしてごっつい大御所になるんとちゃうん???すごい歌唱力やし、キャッチーな曲ばかりでジェニファー・ロペスに似てる。ラテン系はみんなこうか?

2010年10月4日(月)
芸術の秋!

美術館などは、できれば平日に行きたいと思ってる。土日は、人が多すぎてゆっくり気兼ねなく観賞に没頭できへんもん。今日、なんとか仕事を調整して休みがとれた。(電話はしょっちゅう掛かってくるけど、電話で済めば良し)

国立新美術館で開催中の『陰影礼讃』に行ってきた。絵を描く人も写真を撮る人も映像を作る人も皆、これ(=光と影)に集約される。デザイナーと名のつく人は、どんどんこういうのを観に行くべきやで。
単なるシルエット写真なんてなくて、影(陰)が主役や。影(陰)があるから実体がある。影(陰)だけで存在できないし、影(陰)のない実体はない。当たり前のように、そこにある。

古今東西問わず、200点弱ほど展示されていた。なかでもぼくが自然と「これいい!」と感じるのは、日本のものばかり。なんやろな、この感覚。

平山郁夫の『入涅槃幻想』、これは定番やな。
東山魁夷の『映象』も定番や。しかし本物が持つ力はすごい。本物が観られてよかった。
竹内栖鳳の『宿鴨宿鴉』。これ、ええがなぁ。
横山大観の『暮色』。ほぉ、繊細で柔らかい。
伊原宇三郎の『香港に於ける酒井司令官、ヤング総督の会見』。外国人の作品を毛嫌いしてるように思われるけど、せやなくて、自然と日本人が描いたものに共感するけど、やっぱり外人の作品でもええのんあるわ、と思ったら、日本人の作品やった。
W・ユージン・スミスの『楽園への歩み』。写真。これいい!
篠山紀信の『熱い肉体』。やっぱ動と肉体の切り取り方が、素晴らしい!
宮本隆司の廃墟の写真3点が、良かった!シーンメトリーで画面全体の陰影がコントロールされてて、余計なものがなくてお洒落。この人の写真、めっちゃ好きやわぁ。

アートは、どうしようもない自己表現や。発することを抑えられない自己満足だったり、共感を生むものだったり、人や時代を動かすほどの感動だったりする。失敗を重ねながらも挑戦を続けていく人間の姿やと思う。

続いて、石井一男展。
銀座のギャラリー『枝香庵』は、小さい細長いペンシルビルで、その7階〜9階の小部屋で展示されていた。石井さんご本人もいらしゃって、直接お話しができた。穏やかで、優しい人やった。心に平穏のある人やった。
開場の1時間前にすでに100人ほど並び(そんな場所やないのに!)、ここに展示されている20点ばかりの作品は2時間で売れたらしい。8万円〜30万円。高いけど、めちゃくちゃ安いかもしれん。

女神、ひとり立つ、花、山。

なんという優しさ、永遠に変わらない穏やかさ、すべてを包み込む愛があるように感じる。じーっと魅入ってしまう。

電車のなかで、浅田次郎の『珍妃の井戸』を読み終えた。
珍妃の攣々たる慕情に涙。
この作品の振り仮名は、例えば珍妃ならチェンフェイというように、中国語をカタカナ表記でルビが打たれてる。紫禁城ならヅチンチヨン、宦官はホアンクワン。だんだん、この読みのほうに慣れてきて、そっちのほうが自然に感じてくる。

2010年10月2日(土)
ネット障害?

木曜の朝、パソコンを立ち上げたら、ホームページを読み込むのにえらい時間がかった。その夜、帰宅して立ち上げたら、ネットがつながらなくなった。

まじで?!壊れた?
あかん、あかん、めちゃ困るがな。
あれこれ連絡でメールをせなアカンねん。壊れてる場合やない。


ようやくHPの移植が完了してYahoo!BBを解約したばかり。そのとき、やたら「違う回線を使用されますか?これまで弊社にご不満などございましたか?月々ウン百円でメアドを変えなくていいサービスがありますが・・・、」などいろいろ質問されたけど、あれでイッツコムと答えたときに、イッツコムの回線が止まるようにしたんとちゃうか?

ヤフーの解約は申し込んだばかりやから、まだ止まってないはずや。ヤフーにつなぎ替えて、とりあえずネット環境は維持。イッツコムの障害を調べた。すると、「一部地域で、テレビサービスでの障害について」という題で、9月23日から連続的に起こってて、28日もまだ「発生中」、29日も「発生中」になってた。これの影響か?

もう一つ、つながらくなったと思われる原因がある。LANケーブルや。LANケーブルは襖をまたいでパソコンまで引っ張ってきている。このとき、襖を閉めるとケーブルは圧迫される。ここが断線したんか?

1.イッツコムのネット障害
2.LANケーブルの断線
3.ヤフーの嫌がらせ

とりあえず今日、イッツコムに電話した。
昼すぎに電話したら、夕方すぐにサービスマンが来てくれた。どうもモデムが壊れてたみたいや。訊くと「このNEC製のモデムはリコールが出てて・・・」って、ほなリコールが出たときにすぐ連絡してこんかい!と思った。

2010年9月30日(木)
高木正勝〜YMENE〜 @ギャラリー山本現代 

高木正勝のソロツアーに先駆けたアート展示に行ってきた。白金にあるギャラリー山本現代。近くに、焼肉で超有名な『焼肉ジャンボ』(白金店)があった。いっぺん行ってみたい。

『YMENE(イメネ)』は『夢の根』という造語。

シンプルにピアノと映像だけを使ったアートや。なぜか観てるだけで、優しい気持ちになった。このコンサートツアーが11月からスタート。札幌、高知、神戸、名古屋、那覇、東京である。

2010年9月28日(火)
祝!ホームページ移植完了

【東京獅子舞部】のホームページからせっせ移植し、移植といってもほぼ作り直しで、今日ようやくサンバのページが完了した!
クルゼイロのページが長かった。2006年から一気通貫で見て〜。

2006年から2010年の5年間。獅子舞 → 獅子舞 → ダンサー → アルモニア → アルモニアで参加してきた。ぼくがダンサーになるなんて、まじで?!

ホームページの移植は、これで完了。
これをもって
【東京獅子舞部】のページをクローズする。

2010年9月25日(土)
映画『セラフィーヌの庭』

またまた岩波ホールに行ってきた。渋い。観客はシニア世代ばっかりや。40歳の禿げおっさん(自分)が、若く感じる。

上映前の予告では、クレスト・インターナショナルやアルシネテランなどの作品が紹介される。だいぶ以前に仕事をさせてもらったことがあり、その事務所やスタッフさんたちの顔が浮かんだ。皆さん、まだ元気かなぁ。本当に小さい事務所で、自分たちで買い付けてきたいい作品を配給している。「いい作品をもっと観てもらいたい」という心意気で頑張ってらっしゃる。

映画『セラフィーヌの庭』。フランスの画家の伝記映画や。フランス映画らしく、散文詩的で、田舎町と自然に暮らす人々があり、そのなかでセラフィーヌの生涯を描いていた。

映画の後、"大盛りカレー"や"全部入りカレー"で有名な
カレー屋『まんてん』に行ってきた。カツカレー600円。コの字カウンター席のみで、お客さんは男ばっかり。お腹ぺこぺこのときにはええね。
駅近くの、
ランチ焼肉食べ放題『神保町食肉センター』が気になった。今度、行ってみよ。

2010年9月24日(金)
直筆サイン入りCDをもらっちゃった!

高木正勝さんに会った。
普段は、仕事でタレントさんと会おうと、ミーハー根性は一片も出さないようにして、これは仕事だ、ときちんと分けている。
がしかし、ドキュメンタリー映画を観ていっぺんでその音楽性に惚れてしまった、その人が来た。前日にクライアントから「来るかもよ」と言われ、「もちろんめっちゃお会いしたいですが、来させないでください」と答えたほど、自分が素になってしまう自信があった。

そしてその通り、正直のぼせ上がった。仕事なのに緊張した。握手してほしかった。


しかし、少ない理性を振り絞って「今は仕事中や」と律して、(しゃべりたい〜あれこれ聞いてみたいという欲求と、でも緊張してしゃべれん〜という自分でもようわからん気持ちになりつつも)仕事に集中した。

帰り際、クライアントさんから高木さんから直筆サイン入りCDをいただきました。嬉しすぎて、周りに自慢しまくり仕事にならんかった。

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