きとやん日記                       
 2010年12月30日〜3月6日

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2011年3月6日(日)
根岸森林公園の梅園

去年はうちから近い池上の梅園に行った。丘陵にぶわ〜をイメージしてたのに、小さく詰め込まれたミニチュアのような庭園やった。(2010年2月)それでも入園料が必要やった。イマイチ納得いかず。

そして今年は、違うところを探した。

根岸に森林公園てのがあって梅園があると知った。うちから小一時間で行ける。散歩気分で行ってきた。

米軍基地が隣接されてて、乗馬できるところがあり、ちょっとした起伏のある丘陵公園。ランニングコース、芝生広場など作りは代々木公園と一緒。犬の散歩してる。
期待した梅園は、公園の一画を人工的に造ったもので、わざわざ来るほどやなかった。またハズレや〜。梅は二分咲き程度。冬並みの気温の低い日が続いてるからかな。(写真

再度山の森林植物園を期待したらあかんのかなぁ。あそこは素晴らしい!

2011年3月5日(土)
映画『ヒア アフター』

クリント・イーストウッド監督が大好きや。人間に対する慈愛に満ちている。どんな風景ショットにも、どんな端役の人たちにも、画面全体に慈愛が満ちている。

映画『ヒア アフター』。英語をカタカナにしただけの邦題が最悪。もっときちんと考えろ。作品に対して失礼やわ。そらね、配給会社の人たちは英語ができて、英語のニュアンスを活かしたいというのもわかるけど、この作品を『ヒア アフター』のままやと、記憶に残らんやん!
もっとびしっとはまる日本語があるやろう。もちろん"来世"なんてタイトルにしたらあかんで。ほんま、日本語ができるスタッフを雇えよな〜。


冒頭、イーストウッド監督にしては珍しい、不安定な構図のショットが入る。不安定なリズムで編集される。その微妙な綾で「何かが起こる」と思わせる。そして津波のシーンがくる。こういうところは、さすが映画をわかってるわぁ、と感心させられる。

しっとり心に沁みいってくる作品やった。やっぱりイーストウッド作品が大好きやわぁ。
ひたすらじーんとして、満たされて、帰りの電車のなかでいろんなシーンを思い出しては、また感動に耽った。

 ☆ ☆ ☆

しかし今日も仕事やった。
それも先週と同じく、金曜の「もう帰るよ」という時間に、「えええええ〜出なあかんのぉ」という飛び込みが入ってきてや。ガックリくる。そらね、土日だと邪魔されずに仕事に集中できてええんやけど、丸丸一日休めるのと、ちょっとでも出なアカンのとでは全然違う。明日は休むで!休むからね!

2011年3月1日(火)
映画の日、映画『英国王のスピーチ』

『ソーシャル・ネットワーク』と賞を二分し、アカデミー主演男優賞など四冠を受賞した作品。今朝のテレビでがんがんに放送されてた。
有楽町のTOHOシャンテに行ったら、もう最前列しか空いてません、と言われ、すぐに川崎DICEへ向かった。川崎はやっぱり空いていた。

映画『英国王のスピーチ』。主演男優賞のコリン・ファースは本当に見応えあったが、ストーリーは平凡。作品としてはぼくは『ソーシャル・ネットワーク』のほうがおもしかった。いやもちろん、ぼくのお薦めは、撮影・視覚効果賞などを受賞した『インセプション』や。『インセプション』のほうが100倍おもろい。

2011年2月27日(日)
久しぶりに、はしゃぎすぎて
いつもめちゃめちゃお世話になっているところ。体のメンテナンスをお願いしに行った。

この日は、大阪からお越しになっているカイロプラクティックの先生の授業の最終日。そこにお邪魔して診ていただいた。

『宇宙と大地の間に生活する人間のエネルギーを最大限に引き上げ、免疫力の強化、病に負けない強いカラダをテーマに、生活環境の改善サポートをしています。』を掲げる大阪のスーパー先生。

いや〜、いつもそうやけど「不思議〜」と驚かされる。施術を受けていると、体の骨や筋肉などが一つ一つ丁寧にばらばらにされて、すこんすこんと正しい位置に戻されていく。これを自分の体で実感していける。これがおもろいの何のって!そして「はい、おしまい」と言われ、ベッドから立った瞬間の爽快さ!
自分の体やのに、自分の体でないような軽さ!
重力を感じさせない軽さ!なんじゃこれ〜!と驚く。

そしてテンションはあがり、体は喜び、そのままの勢いで、生徒の皆さんとの宴会に参加。はい、やっちゃいました。

めちゃ美味しい料理に、美味しいワイン。胃袋まで大満足になり、いつの間にかダウン。寝ゲロしそうになって(ちょっとこぼした)起きたときに、「あ、いつの間にか寝てる」と気づいたぐらい正体不明。トイレを長時間占領し、早朝にまた寝ゲロ未遂をやり、ひどい二日酔いで起きたのが、朝。

皆さん、すいません!いっぱい迷惑を掛けました。(と思う。まったく記憶がなくて、美味しくて楽しかったということしか覚えてない・・・)
2011年2月26日(土)
花粉症スタート

昨日は春一番が吹き荒れ、同時に花粉が舞い、めでたく今年も花粉症スタート。あ〜、最悪。

くしゅん、くしゅん。くしゃみが止まらん。
水みたいな鼻水がタラ〜と垂れてくる。

今日はあいにくのお仕事で、夕方、五反田駅ホームからの写真。
帰宅し、ビールを飲んで、日本酒を飲んで、はい、酔いつぶれ〜。

2011年2月19日(土)
最高のゲレンデ!

会社の同僚たちと、今シーズン2回目のスキー。前日の都心には大粒の雨が降ったけど、それがゲレンデでは良質の雪になったようや。さらに朝から雲一つない快晴で、最高のスキー日和になった。

これこれ。この真っ青の空の下で、キンと冷えた空気のなか、素晴らしい眺望を見ながら滑るのが最高!自然と笑顔になっちゃうスキーでした。

2011年2月16日(水)
ADELEとR.KELLYを聴いて、MONICA RAMOS

CDを2枚購入。

ADELE "21"
R.KELLY "LOVE LETTER"

アデルは圧倒的な歌唱力で、癒してくれる。
R.KEELYは買うつもりなかったけど試聴して、2曲目のアルバム名の"Love letter"にやられた。全曲秀逸揃いのアルバムやった。R.KELLYの甘い、甘い、とろんとろんに甘いラブソングを聴きたくなったらこれ。
特に"A love letter Christmas"は、クリスマスシーズンにヘビーローテーションするやろう。メロディは同じで、歌詞がクリスマス仕様になっている。カップルのクリスマスソングにぴったり!

今回ハープの音が利いていた。ぼくはハープの音が好きや。琴線にふれる、とはよく言うたもんで、琴の音はハートに直撃してくる。LADY GAGAの"telephone"もハープの音から始まる。
うん、久しぶりにハープのCDを聴きたくなった。


MONICA RAMOSの"MOAI"を棚から抜いて、オーディオデッキに入れた。

2011年2月14日(月)
大雪

もし、動悸をはかる装置をつけてたら、ホテルが目に入ってきただけで、早まるのがわかったやろう。ドクン。
近づいてくるだけで、ドクンドクンドクン。
ホテルに入って、すごい圧迫感。あ〜、できれば入りたくない。帰ろっか。いやいや、今日は会場の下見と打ち合わせで来たんや。帰ってどないすんねん。

 「では、早速会場へ行きましょうか」

はぁ。やっぱり行くんか。って、会場の下見が目的やろが!もう目的もへったくれもない。感情を最優先したかった。無理やり『獅子をやるためや!』と脳みそを切り替えて、それだけに集中した。
そこまでせなあかんの?そう、そこまでせなあかんの!

エレベータに乗せられた。
重力がかかるだけで、ヤだ。頼むから誰もしゃべりかけんといて〜。
28階に着いた。
もう動悸はマックス状態でドクドクドクドクドク。はぁ〜。ため息しか出ぇへん。 またそれを知ってか、「ほら眺めが綺麗・・・、夜景が一望・・・、スカイツリーが・・・」って、わかってるっちゅうねん!いくら下を向いてても視界にちらちら入ってくる。
もうええからや〜め〜て〜、か〜え〜る〜と言いたくなる。できればカーテン閉めて。いや、
できれば会場を1階か2階にせぇへんか?

なんやかんや言いながら、生理的欲求なのか逃走本能を押しのけて、見るべきところは見て打ち合わせをしてきた。あとは本番に備えるだけや。
帰り、都営浅草線の『浅草寺』駅へ向かう途中、
大雪のなかの仲見世通りや浅草寺がめちゃ印象的やった。

2011年2月13日(日)
またトンデもない忘れ物を

新聞受けから新聞を引っこ抜いたときに、かすかに遠くで♪ゴーンという鐘の鳴る音が聞こえた。(6時の鐘・・・?)近くにお寺があったっけ?今度調べてみよ。

今日はTHEこども寄席の本番。道具一式は、昨日会場へ入れたし、準備万端。朝のリハーサルにも遅刻しないで行ける。歯を磨き、あとは出るだけやった。

(今日は2公演やから鯉口シャツを着替えよ。2枚いるな)
(ん?)
(・・・、自分の衣装は・・・・、入れたっけ?)


のわーーーーー!!!自分の衣装のことをすっかり忘れた!!!
やばかった〜〜〜。
今日は2枚いるな、と思わなんだら、なんも気づかずに会場へ行くところやった。そしてまた(いや、またやないけど)、直前になって、あれ?あれ?をやらかしてたかもしれん。お〜、セーフや。

2011年2月12日(土)
SFを読むとき

SFってなんの略やろ?と思って調べた。
サイエンス・フィクション、Science Fictionの略か。

小学校・中学生のとき、SFの棚を攻めた覚えがある。うちから歩いて10分ちょっとのところに、神戸中央図書館がある。この図書館が素晴らしい。旧館なんて、今で言うたらハリーポッターに出てくるような洋館の蔵のようやった。ここが大好きで、週1・2回は通ってた。
新館に改築・拡大されたのが、小学高学年のころやったと思う。新館の小中学生向けのコーナーに、SF小説が並んでる棚があった。何を読んだか、何というシリーズやったか覚えてないけど、その棚の場所は今でも覚えてる。

なんちゃらの謎シリーズとか、五島勉(この人の名前は覚えてる。ノストラダムや)、つのだじろうの『うしろの百太郎』もよく読んだ。SFとか伝奇もんやね。

脱線が長くなった。
最近、SFを読もうとすると、頭が"やいや"をする。その世界にどっぷりはまりたくない、と拒否る。

貴志祐介『新世界より』の文庫本が上中下巻であり、上を買った。
(やまとよの『運命の人』は、ダメやった。ぜんぜん頭に入ってこず、文庫本の1巻で諦めた。途中で止めるなんて珍しい)
この『新世界より』にハマルかどうか、だいぶページが進んできてるのに、まだ脳みそが迷ってる。

2011年2月11日(金)
映画『白夜行』と『あしたのジョー』
映画『白夜行』
一昔前の刑事ドラマの撮影・編集・音楽だったのが残念。なんでこの手法を選んだんやろう。雪穂の妖しさをベースに描いてほしかったなぁ。原作東野圭吾の絶妙なさじ加減がなくて、最後にカタルシスがなし。さじ加減が難しい作品やからねぇ。

映画『あしたのジョー』
キャスティング含めて漫画に忠実。最後の力石が死ぬところでの衝撃を期待してたが、配役がそっくりで、ボクシングを綺麗に見せることに力点がありすぎ。そっくり大賞はとれるが、ストーリーに入り込めず残念。

今日雪が降った。雨まじりの雪で、朝から降ってるけど積もらんかった。そんだけべしゃべしゃやったということ。
関西の旧友から、かわいい雪だるまの写真が届いた。
2011年2月10日(木)
久保田 生原酒

だいぶ早いペースで橋和屋酒店にお世話になってる。しかし、店主はまったく愛想がない。そういう次元でなく、お酒にもお客にも無関心なのが残念。まぁ、酒が美味ければええわ。

1月の限定入荷、千寿久保田の生原酒。1.83 、3,150円。いつもは720mlサイズやけど、もうこれじゃ追いつかん。つい1升瓶を購入。

ぐびっと一口含む。

米や〜。米の味がする。すっきり辛口で、本醸造のまろやかさがある。美味い!
どっしりしてて、いくらでも飲めるのどごし。やばい。くいくいいってまう。

久保田は、純米大吟醸〜本醸造までラインアップがあり、『久保田 なんちゃら』というサブネームがついている。ランク順で、わかりやすい価格設定。もちろん仕込みが大変なのほど高い。純米大吟醸の『久保田 萬寿』が一番高い。一升で、8,169円やて。お店で飲んだらなんぼになんねんやろ?飲んでみたい。

と、ここで仕事の電話や。
こういうときが困る。出なあかんねんけど、酔って出られへん。
普通を装って電話に出るが、呂律は回ってるか、答えてることはマトモか、この用件を覚えてられるか、などなど頭によぎって、余計に訳わからんようになる。
結果、まぁええわ、とすっかり記憶から消したり、自分の受け答えさえどうでもよくなっててしまう。

つまり、酔っ払いのおっさん。
だから、なるべく飲んだときは電話に出ないようにするが、こんな時間にわざわざ電話してくるということは、よっぽどのことやろう、と思って出てしまう。
しかし・・・と堂々巡り。

だから、
こんな時間に電話してこんといて〜、と願う。

 ☆ ☆ ☆

グインの外伝22巻が、"新刊"で出てて、ビビった。
だ、誰が書いとん?
滅多にしないが、あとがきを立ち読みした。

あ〜、そういうことね。
買わなかった。

2011年2月8日(火)
積ん読(つんどく)

関西弁で「つんどく」と言えば、「積んでおく」を意味する。

中学校のときの先生(英語の先生やったっけ?)が、「ぼくの本の読み方は"つんどく"です。こっちをちょっと、あっちをちょっと、読もうと思ってるのそこに、と机の上に堆く本が積んであります。そうやって積んで読むから"積ん読"です」と言うてた。
ぼくはご飯もそやけど、各個撃破タイプや。1個づつ終わらせて次へ行く。だから余計に(ふーん、そんな読み方があるんや〜)と感心した。

大人になって各個撃破は変わらんけど、読みたいのはたくさんあるんで、一気に買うことがある。

石井一男さんを綴ったノンフィクション『奇跡の画家』を読んで、小さい頃から通った書店"海文堂"が出てきて、めちゃ身近に感じた。
『はやぶさの奇跡』を読んで、本やないけど渋谷のコスモプラネタリウム渋谷で、『HAYABUSA -Back to the easth- 帰還編』を観て(前バージョンに追加映像あり)、はやぶさのドキュメントを追った。

そんなんが続くと、文字は文字やけど、ちゃんとした日本語が読むたくて、大御所作家の文字を読みたくなり、山崎豊子の『運命の人(1)』を読み始めた。
が、1970年代の時代にイマイチ共感を感じず、ノロノロ読んでると、つい書店で目にした夢枕獏の『魔獣狩 新装版』を買ってしまった。この新装版は、文庫本を4冊〜5冊ぐらい束ねた太さがあり、普通に、持ちづらくて読みにくい。でも巧みな展開で一気に読みきった。どわーっと一気読みして、すっきりした。

さぁ、明日から落ち着いて、『運命の人』に戻ろう。

2011年2月7日(月)
整形外科と映画『GANTZ』と『グリーン・ホーネット』

一応、整形外科へ行ってきた。ヒビが入ってないかレントゲンだけ撮ってもらう。(下手な治療は不要)
武本整形外科は、雪谷大塚駅前にあり、マッサージ診療もやっているので、近所のおじいちゃんとおばあちゃんの憩いの場になっている。小さい町医者やね。

エレベータのボタンを押した。
同時にドアが開いて、買い物キャリーを押した90近いおばあちゃんが降りてきた。ドアを押さえてあげて出終わるのを待った。出きったところで
「あら?上じゃない」と言ってバックした。
うふふ、ボタンを押さずに、ずっと中におったんやろう。何分おったんやろか?おばあちゃん、きっと気付かずじぃーっと開くのを待ってたんやろうなぁ。

待合室は、ご近所さんが集う井戸端のようや。
ぼくは、ドア近くのイスに座った。すると、80ぐらいのおばあちゃんが「杖を忘れちゃった」と入ったきた。さっき、診察終えて、帰ったばかりの人や。
たまたまドアのところにいたぼくが、「杖を忘れちゃった」という独り言に近い話しを受ける格好になった。目があい、するりと「おばあちゃん、杖がなくても歩けてるやん」と口から言葉が出た。するとおばあちゃんがニッコリ笑って「診てもらったら歩けるようになったから」と。
おばあちゃんて、かわいいなぁ。

ヒビは入ってなかった。ヒビか?と思うほど痛がってた自分が恥ずかしい。でも加重するとまだ痛くて、ひきずって歩くし、腫れあがってて胡坐さえかかれへん。
でも、ヒビやないんで無理できるとわかってよかった。来週は、こども寄席の本番や。再来週はまたスキーへ行くし。

 ☆ ☆ ☆

今日はもとから14:00出社にしてたが、午後に入るマスターがずれたので、休めるときに休もうと思って、今日は急遽休みを頂戴した。足は痛くておとなしくしてなあかんし、家でごろごろは余計に動きそうなんで、映画に行った。『ザ・タウン』、『毎日かあさん』、『白夜行』に行こうと思って言ったら、ちょうどいい時間帯がなくて、『GANTZ』と『グリーン・ホーネット』にした。

映画『GANTS』をたまったポイントで観て、『グリーン・ホーネット』を社販チケットで観た。

『GANTZ』
の巻き込まれ型ストーリーは、共感しにくい部類になる。ぼくの性格が、物事に対して主導的でなかったり、自分で決断しないということがないからや。仮に巻き込まれたことからスタートしても、すぐに状況を打破するために、自分で行動を決めていく。
「え?え?どうしよ?」と思うことが少ない。だったとしても、その責任はすべて自分にあると思うから、巻き込まれ型ストーリーの主人公によくある"他人のせい"にすることはない。

主人公や登場人物たちの置かれた状況に対して、、一旦、(そんな判断せぇへんわ)と思ってしまうと、感情移入できないまま映画が進んでいく。
映画『GANTZ』は漫画の原作に忠実で、小道具などの勝利やね。あの質感が本物であればあるほど、あのストーリーが活きてくる。

映画
『グリーン・ホーネット』。今日はこの2本を観たが、ハズレ。退屈な時間やった。
ドタバタコミック。アメリカ人のヒーロー好き、英雄思考に嫌気がさすだけに終わった。3Dの見せ方の技術と演出は、アバター以降格段に進化してると実感した。エンドロールの見せ方など勉強になった。

2011年2月6日(日)
獅子練と昼寝と酒

実は昨日のスキーで調子に乗って大転倒し、足を痛めてしまった。午前は獅子の親子体験で、演舞しないつもりやったのに、テンション上がって続行。
道具一式を来週の本番のために会場へいれて、レンタカーを返したら、もうどこへも行く気力がなくなってしまった。じわじわ痛む。

昼寝して、たまったビデオを観て、おとなしく過ごした。


純米吟醸『山本』生原酒(720ml、1,650円)は、橋和屋酒店のお薦めのお酒。
ワインと地酒の橋和屋酒店は、小さい酒蔵の日本酒の品揃えが充実してて、いつ来ても「これ呑んでみたいなぁ、あ、こっちも美味しそうやなぁ」と悩まされる。瓶の首から提げた手書きの解説がええね。特徴と、米や麹の種類が書かれている。

冷蔵庫の前で悩んだ末、あえて1本だけ買って、帰るようにしてる。次はあれを呑もう、と決めて帰る。次に行ってそれがないときは、「あれは人気商品やったんか〜。しまった」と、自分の選びミスを悔しく思ったりする。

2011年2月5日(土)
岩原(いわっぱら)スキー場

会社のクラブ活動で、スキーに行った。越後湯沢で降りて、バスで10分ほどの岩原(いわっぱら)スキー場や。

広いバーンで、ちょうどいい斜度があり、初心者の練習にはもってこいのゲレンデ。山頂からノンストップで滑ると4kmほどになり、高速で降りることもできる。
晴れ→曇り→小雪→小雨→小雪→雲間から太陽とめまぐるしく変わるゲレンデの天気。

お昼は、ハンバーグカレー(800円)。『星の王子さまカレー』のような、懐かしい味やった。

スキーを満喫し、帰りは、越後湯沢駅前のへぎそば『中野屋』で美味しいお蕎麦と天麩羅をいただいた。大満足!

2011年2月1日(火)
映画の日。映画『イップ・マン 葉問』

カンフー映画好きは、これを見逃しすと一生の損
ストーリーはわかりやすく、実在の人物を描いた作品や。その人物とはイップ・マン。

誰それ?と思った。
葉問でおそらくイップ・マンと読むんやろう。葉問じゃさっぱりわからん。しかし前評判は高い。とりあえず予告篇を観た。

ずこーん!めちゃカッコエエがな!これは観て判断や。
イップ・マン。ブルース・リーの師匠。
詠春拳。そしてサモ・ハン・キンポーが洪家拳のマスターとして出演してる。さすが今は、武術・アクション指導者。ええ味と切れや。

これは『2』らしい。『1』はこれが当たれば日本で公開されるらしい。

『1』を観てなくてもストーリーは単純明快。
全編、本物のカンフー・バトルの連続や。テンポよく、うまい脚本で無理なくつながってた。1つの試合だけでも見応え十分。それが1対1、2対多数、詠春拳対洪家拳、中国武術対ボクシングとスケールアップしていく。

うお〜、めっちゃカッチョエ〜!

2011年1月29日(土)
神立高原スキー場

『神立高原スキー場』。うーん、行った記憶がなくて、ゲレンデのイメージできへん。でも、会社の同僚らと行ったことがある。「行った」ということは覚えてるが、どんなスキー場やったっけ?と思って、今日はこのゲレンデを選んだ。

越後湯沢からシャトルバスで10分ほどで到着。

(はいはいはい、ここね。来たことあるわ)と、センターの入り口を見ただけで思い出した。(せやせや、前回は・・・、ピークの時間帯に来たから空きロッカーを探すのに苦労したんや)など、そんな小さいことまで思い出した。

晴れた!気持ちええ。
しかし雪が湿雪や。重くてダマがゴロゴロしてる。

ショートスキーはこういうときは楽しめない。油断すると吹っ飛ばされる。
まだまだ今シーズン2回目で、板に乗り切れてないし、体全体が力むわぁ。しんどい滑り方や。板に慣れるより先に、太股筋が「しんどい〜」と音をあげる。

しかし、1月下旬で新雪たっぷりやのに、こんなに空いててええん???

山頂に展望レストランがある。11:30に入ったら2組だけ。なんで???
『名物 大盛りパスタ(1,000円)』がイマイチなんか?

注文してみた。食べた。マイチ・・・。まぁバイト君だけの小屋やし、こんなもんか。しかし大盛りでも150gぐらいしかない。ぜんぜん足りんがな。

下のレストランは、名店が競いあう演出をしてて大人気。
そらそやな。みんな、こっちに来ていた。

たっぷり滑って、スパ(500円)の露天風呂でまったり。
帰りの新幹線は、
爆弾おにぎり(しそ味噌が激うま!450円)と越後ピルスナービールで大満足!

2011年1月23日(日)
今季初スキー!

一人ガーラで、道具や自分の体のチェック!ウェアも道具もずっと買い換えてない。お金がもったいないから使えるまで使う。

6:30に起きて、8:00の新幹線に乗って、10:00すぎにはゲレンデにONやもんなぁ。東京は、これだけはすごいと思う。
一番ピークとも思えるハイシーズンの割りに、ゲレンデは空いてるなぁ。子連れのファミリーが増えたのはええこっちゃ。
このゲレンデで滑ったことも、スキー・スノボ経験がないアイドルが、ゲレンデDJをしてる。中身のないトークが滑りまくり。

あ、♪
ユーミンのブリザードや。

「あ!」と反応した、前後のリフトでぽつぽつあった。きっとぼくと同世代やな。アイドルは「これ有名な映画なんですよね?ちゃんと観たことなくて」と言うてる。


ランチは、ジャンボカツ丼(1,300円)。

今日は雪が重い。ずーっと降り続いてる。もこもこしてて、ショートスキーでは雪にとられて軽快に滑られへん。

下山コースはオープンしたんかなぁ。

2011年1月21日(金)
地球を一周した男
地球で、人類史上で、最高の男!それが日本人だったのが、嬉しい。日本人の誇りや!素晴らしい偉業!スーパーマンや!寛平ちゃん、ありがとう!おめでとう!何度、涙したことか。ありがとう。

2年間毎日50km走ってて、急にやめちゃったらどうなんねんやろ。
でも、寛平ちゃん、走るんやめへんやろな。
もともとスーパーウルトラマラソンとかやってて、そういうのが好きやもんな。
2011年1月17日(月)
阪神淡路大震災 16年目
震災から16年目

東京の会社では、もう話題にのぼることもなくなった。もちろん気にかけてくれる人もいない。
しかしぼくは一生忘れることはない。今もこの日が近づいてくると身体が強張ってくる。NHKのニュースで「あれから○年」と原稿が読まれ当時の映像が数秒でも流れるだけで、ヒーンと泣いてしまう。
自分でもこの現象に驚く。

まったく意識してない。あの長田が燃えてる映像が目に飛び込んできただけで、その瞬間に、むせび泣いてしまう。

 ☆ ☆ ☆

ぼくは、あのとき、玄関前の私有地にいた。空から降ってくる
黒いチリを、手の平で受けた。
「なんじゃ、これ?」
しばらくしてから、長田が火事だと知った。風向きで燃えカスが落ちてきていた。花隈まで流れてくるほど燃えてんの?靴工場か?

夕方に、小学校の音楽室に避難した。
夜中じゅう、空に舞うヘリコプターの群れを呆然と眺めた。

校庭を埋め尽くしている車と隙間に張られたテント。体育館には、避難している人たちの殺気と狂気が満ちていた。理性と野性、人間としての尊厳と生への欲望。みんな生きるために、どっちか選んだ。

個人の思いと、個人ではどうしようもない周りの流れ、どっちが選ばれるのか。何が決め手になるのか。決め手は歴史やった。関東大震災のときのように「ああなってはならない」という空気があった。でも、我先にと物資に殺到し、女の子が大たい骨を折る重傷を負った。校内放送で、悲痛な思いを訴える学校の先生。その先生たちにも家族があり、家は壊れているのに、ぼくらのために働いてくれてる。13時間交代やと言う。その"仕事"に不本意な先生もいた。たまたま、この学校の先生だから、ここが避難所になっているから働いてる。
襲撃されたコンビニ。電卓で計算するパジャマ姿の店長。
手書きのつたない字のメッセージがついたおにぎり。かちこちで、不恰好なのに、感動して涙がこぼれた。
南京町が近いため、温かい豚マンの差し入れがあった。
校庭の炊き出し。どこかの宗教団体のには、「なんか入ってるで。あれを食べると入団したくなるようなもんや」と言われ、誰も近寄らない。冗談なのかマジなのか。

そう、こんな感じに、数珠繋ぎで当時の記憶や感情が出てくる。何がなんだかわからない。

未だに、ぼくは、あのときの気持ちや記憶が整理できてない。
16年経っても、あのときの感情が一瞬にして呼び覚まされる。
2011年1月15日(土)
映画『ソーシャル・ネットワーク』と『アンストッパブル』
やーっと休み!お正月明けて、4日からずっと全力疾走やった。昨日の午後から半休とって、久しぶりに映画三昧。今日も電話はがんがん鳴って仕事やったけど、まだ電話で済むだけマシ。

映画『ソーシャル・ネットワーク』

退屈せず、すごい楽しめた。ドラマやから劇場やなくてもええか。実話に基づいた話しは説得力があり、凄みが増す。強烈な個性の天才児。それを取り巻く環境。
拒絶反応、嫉妬、絶賛・・・。いろんなことを考えさせる、ええ映画や。

映画『アンストッパブル』
ハラハラドキドキ感は最高!話しに厚みはない。もしちらっとでも見たら、最後まで観たくなるやろう。結末はわかってても、観たくなる。映画らしい映画で娯楽作品や。
2011年1月14日(金)
映画『キック・アス』
映画『キック・アス』

めちゃくちゃおもろかった!このラインの映画を作らせたらハリウッドは一級品やな。ずっと印象に残る作品やわ。
映画『ギャラクシークエスト』と同じや。B級品テイストなのに、しっかり魅せて、泣き所笑い所のツボが完璧で、感動させる。B級映画という入り口がええんかな。
「期待せずに観たら〜、なんと!!!」となる。

ちょっときつい残酷シーンもあるが、それが強いアクセントになってる。キャラも、ストーリー展開もいい。それぞれのキャラのセリフがええね。

出てくるキャラやキャスティングが絶妙!ヒットガールの子がかわいい。いきなり大人が幼い子供を実弾で打つ遊び(ゲーム?)のシーンから。

めちゃくちゃかわいいアニメ顔の女の子が、誕生日プレゼントにサバイバル・ナイフをもらって喜ぶ。すっごい格闘アクションをこなす。決め言葉は放送禁止用語。
この子にメロメロにされてしまう。めっちゃかわいい
ヒットガール

主人公もいい。平凡で、頑張ってる姿がどんどん効いてくる。周りの遊びじゃない出来事に、いつしか感情移入してる主人公と一緒になってビビる。悪役も、同級生らも、みんな一様に目がよかった。そういう撮影やったんかな。
2011年1月12日(水)
年末に買っていた日本酒『嘉美心』

年末に、橋和屋酒店が取り寄せ限定販売をしていた、『嘉美心』。岡山の酒蔵のお酒や。お正月用に樽酒が取り寄せられていた。予約制で、ぼくは1本注文していた。

一口含んだ。ふわっと、樽酒の香りと味が口のなかに広がった。
のほーん、美味い!
樽酒ゆえに、お祝いって感じがする〜。樽酒はそういう刷り込みがある。。

2011年1月11日(火)
軽っ

伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』
さくっと読みきった。かっるーーーーいエンタメ作品やね。
何も残らんけど、時間潰しには退屈せずにちょうどええかも。

2011年1月10日(月)
掃除して、洗濯して、布団干して

掃除して、洗濯して、布団ほして、時間切れ。あ〜もー出社せなぁ。
結局この3連休は仕事やった。

でも夜は、WONDERBUSメンバーと熱血宴会

2011年1月3日(月)
東京へ戻る
短い年末年始。新幹線に乗って、帰る。

文庫サイズになった伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』が積んであった。
買って読む。あ、気づいたら、またビートルズやん。

荷物を降ろして、古いお札を持って、近所の神社に初詣。
石川台駅の
雪ヶ谷八幡神社
ちゃんとね、住んでるところの神様にもご挨拶しておかなね。
2011年1月2日(日)
昨晩は雪が降ったから
ナンコさんでは納得いかない中吉やったんで、リベンジで、生田さんでおみくじをひいた。
200円を払って、鼓を振る。出てきた棒の番号は2番。アルバイトの巫女さんがおみくじを渡す。
あ!巫女さんが落とした!違うおみくじを出した。

そしたら
大吉!ラッキ〜!
今年はこういう一年になるんかな。

昨晩雪が降り積もった。六甲山へは、車で上がれない。またケーブルカー&ロープウェイであがっていくんかな?雪が楽しみ〜!初舞

夜は、ジュニアリーダー時代の旧友らと
新年会
子供らの成長ぶりに、たった半年・1年でこんなに大きくなるんか?と驚く。
2011年1月1日(土)
初詣と、映画『ノルウェイの森』と『トロン:レガシー』。
うちから歩いて5分ぐらいの、なんこさん(楠公さん=湊川神社)へ初詣。年々、参拝客が減ってるわぁ。
おみくじひいたら中吉で、【待人・・・来ません。】て、断定形やん!すぐに結んできた。

神戸から三宮まで歩いて、ミント神戸へ。今日は映画の日や。映画が1,000円になる。

映画『ノルウェイの森』
文学作品を楽しみたくなったら村上春樹やね。良質の作品で高校生から老人まで、楽しめる。でも吉本新喜劇やナイトスクープを愛するぼくには上品すぎる。もっと泥臭くて、あほなほうがピッタリくる。
ちと美が強調されすぎてて、話しが綺麗すぎる。

映画『トロン:レガシー』
期待大だっただけに、残念。DAFT PUNKの音楽と映像はええのになぁ・・・。ノルウェイの森に行ってて良かった。
2010年12月31日(金)
お墓参りと、おばあちゃんと紅白。
毎年レンタカーして、おばあちゃんとおかんを乗せて、お墓参りに行く。
鵯越(ひよどりごえ)墓園のひいらぎ地区。

一般道路はそうでもなかったけど、墓園のなかの道路は凍ってた。ギアをLOWにいれてゆっくり走った。お墓参り

元町の『つるてん』で、ぼくは熱ぶっそ大(温かい、ぶっかけ蕎麦、大盛り)を頼み、おばあちゃんとおかんは年越し蕎麦を注文。

夕方は弟夫婦が、生まれたばかりの双子の赤ちゃんを連れてきた。どうも、首が据わってない生まれたばかりの乳児は苦手や。「抱いてくれ」と言うが逃げまくった。

夜は、おばあちゃんと紅白を観る。もうほとんど耳が聞こえてない。テレビは字幕で観てる。「字幕だけでわかるん?」と言うたら、「あと口の動きでわかるねん」と言う。読唇術やん!(驚)
そのおばあちゃんが「五木ひろしは出た?」と何度も訊いてくるから、ファンか?と訊いたら、「嫌い」やて。コケた。

ぼくは、紅白あとの『ゆく年くる年』が好きや。
知恩院が映った。

「うちな浄土宗やから、ここが総本山やねん。東極楽寺ので、いっぺん年越しで行ったことある。あそこな、
地下通路で全部つながってるねん。わたし歩いた」

おばあちゃんの話しは知らんことばかりで、おもろい。
(これ調べたら、『二条城までつながっている、知恩院の謎』らしい。そこを歩いたんか?!)

汽笛が鳴った。

♪ブォオオオーーーーー

港がある神戸ならではやね。年が明けて、おばあちゃんと新年の挨拶をした。
2010年12月30日(木)
『獣の奏者 外伝』
6:00発、博多行きの新幹線。始発やで。今朝は4:30に起きて、品川駅に来た。それでも乗車率は100%を超えてる。帰省ラッシュは大変や。

新幹線のなかで上橋菜穂子の
『獣の奏者 外伝 刹那』を読んだ。ぐいぐい引き込まれ、一気に読みきった。

これは上橋さんが書きたかったことで、
リアンとイアルとエサルの物語で、この外伝があって獣の奏者が一つの物語りとして立つ。恋や赤ん坊の誕生や人の生き方が、一文一句に込められている。大人が読む本やね。子供やませたガキにはわからんやろう。

人生がぎゅっと凝縮されていた。若さゆえの衝動、そのたびに真剣に生きることを見つめ、考え、行動してきた人たちが描かれていた。ほろ苦さ、人生の幸せがある。

『獣の奏者』をもしジャンル分けしたらファンタジーに分類されて、読まれへんことがあるかもしれん。もったいない。これは、大人が読む一級品の小説や。
読了後、涙がつっと頬を伝いながらも、ほろっと笑みがこぼれるやろう。

新神戸に着いて、大倉山で下車。

『もっこす』本店で、中華そば(700円)を食べる。周りの神戸弁を聞きながら、ラーメンをずるずる食うと、この味で帰ってきたと実感。

夜は、フーパ(HOOPAHOLICS/バスケ)の忘年会
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