アルテピアッツァ美唄 | |||
Arte Piazza Bibai | |||
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2017年 | 3月18日 | 安田侃の『こころを彫る授業』1日目 |
3連休、チェックインカウンターも検査場もババ込み。早めの電車に乗ってよかった。 80分の空の旅、40分の列車の旅で札幌に到着。ずっと暖房が効いたなか移動やから服装に困る。暑いねん。 北海道は快晴や! |
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札幌駅で下車して、安田侃さんの作品を観にいく。「これから現地へ行って、ご本人さんに会うもんねー!」とテンションあがる。 | |||
JR「札幌」から「美唄」まで特急で、40分。 平野の大地を旭川方面へ進んでいく。 |
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う、うーん。寂れてる。寂しい。乗降客も少ない。電車は1時間〜1時間半に1本程度。 ん?あれ?わぁ!小銭入れをなくしとう〜!のわ〜アパートの鍵が入ってんのにー!!やってもたーーー。 どうする?明後日の帰宅は夜中や。大家さんちをピンポンする訳にいかん。誰かんちに泊めてもらって翌朝に開けてもらうか? 正太が合鍵を持ってる。郵送してもらえるか。小銭は千なんぼか入ってたが、まぁしゃーない。鍵が〜!富士そばに電話したけどやっぱりなかった。 |
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なんにも駅前。駅にも人がいない。階段を掃き掃除してた方に、近くにランチができる店を聞いて教えてもらった。 普通の地元に愛されている中華料理屋というお店。掃除がぴしっと行き届いてて、味噌ラーメンを注文すると、手際よく作っていく。見ていて気持ちいい。 仕事されたラーメンが出てきた。 わぉ、ぴんと端から端まで気持ちが入ってて美味しい! 店構えや地域の雰囲気にのまれたらあかんな。見るべきは「人」や。 |
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11:00開店と同時にラーメン屋に入り、バスは11:40。市民バスは電車の到着時間に合わせているので、電車から降りてきたお客さんは一人も来ず、乗客はぼくだけ。 |
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駅から約20分、アルテピアッツァに到着。市民バスの料金は200円。いよいよ着いたー! | |||
全展示が見られる訳やないんやね。冬の間は、カバーをかけている作品もあるんや。残念。これは別の季節にも「来なさい」ということやな。夏にも来たい! |
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あちこちに作品がある。 小道を歩いて見つけ、ちょっと丘の向こうや、ちょっとした谷、ちょっとした林のなかに「在る」。 このアルテピアッツァには、探して発見する楽しみがある。 しかもそこに「在る」べき、時空が閉じ込められて存在している。わぉわぉ言いながら歩き回った。 お!明日から参加する「こころを彫る」のスタジオはここやな。 今日は1日目の人が参加してる。ぼくは2日目と3日目の2日間で予約している。 |
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靴は、こうなるかな?と予想していた通りで、登山靴で正解! (スノーシューは持ってない) |
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体育館のなかにも展示がある! | |||
いや〜ほんま、ここは外も中もどこにもワクワクがある! 校舎にはショップと、教室や廊下に展示があった。 |
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1階は、今も使われている幼稚園。 これはいい! こんなんが入り口にあったら、めっちゃ楽しい! 毎日触りたくなる! 「俺が育った幼稚園には、安田侃さんの作品が玄関に置いてあった」と大人になってから自慢できる。 |
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ショップの店員さんに「かぼちゃスープも美味しいですよ」と薦めてもらったんで、せっかくなのでいただこう。 | |||
「お好きな席へどうぞ」と言われ、とうぜん森を望めるカウンターで、侃さんの作品のすぐそばの席を選んだ。むちゃくちゃ贅沢なベストポジションや! |
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曳きたて、淹れたての珈琲。 ぼく好みの味で気に入った! |
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約1時間半に1本のバスの時間に合わせて行動する。 このあとは『ゆ〜りん館』で温泉に入ろうっと。 ショップの店員さんに教わったとおり(すんごいおしゃべり好きな店員さんやった)、肌がつるっつるっになる泉質で、露天風呂からは平野が一望できた。太陽がまぶしい。 まだ夕方やし、緯度が高いせいか、太陽の大きさや位置が違う。東京で感じる時間間隔と違う。 芯から温まり、外気温は0〜3℃ぐらいやのに、ぼくはTシャツ1枚の姿。「寒くないんですか?」と聞かれる。聞かれるそばから、ぼくはタオルで汗を拭く。 「はい、芯からぽかぽかです」 |
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1時間ほど湯に浸かって、16;34ゆ〜りん館発のバスに乗って、約20分。駅近くのビジネス宴会場ホテルの『スエヒロ』にチェックイン。 これが予想以上の廃館! 汚いエレベータで上がる。部屋の天井は低いし、壁紙は剥がれとうし、カーペットは染みてて、極めつけが紐がベットまで垂れさがった蛍光灯。どっかの寮か!昭和かっ! 変な匂いが漂う〜。せやから消臭剤が常備してあるんや。 長居どころか、ちょっとでも居たくない! うひゃ〜これはあかん。早く外へ行こ。 よくぞ存続しとうわ(驚)。 |
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早々に部屋を脱出して、夕食へ。 まだ時間は早い。17時30分や。 美唄名物の美唄焼き鳥屋さんへ行った。 ホテルから徒歩5・6分。 |
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今夜は『たつみ』へ行く。ホテル近くにはもう1軒あり、それは明日の晩やな。 |
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うーん、部屋は嫌。 早よ、寝よ。 |